新韓国ドラマ「二十五、二十一」90年代風レトロ演出がZ世代に刺さる「圧倒的映え」「エモい」
2022.02.14 20:45
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Netflixシリーズ「二十五、二十一」(毎週土曜・日曜夜に1話ずつ配信/韓国ではtvNにて放送)が、90年代の感性を活かした美しい映像ビジュアルで注目を集めている。
キム・テリ×ナム・ジュヒョク「二十五、二十一」
1998年という時代を背景に、夢を奪われた若者たちのジレンマと成長を描いた同作。フェンシング選手への夢を必死に追いかける女子高生ナ・ヒドを「ミスター・サンシャイン」のキム・テリが、ヒドと最悪な出会いを果たす4つ年上の青年ペク・イジンを「スタートアップ:夢の扉」のナム・ジュヒョクが演じる。
“世紀末”の感性溢れる レトロな演出が話題に
12日から配信開始した同作で、視聴者を驚かせたのは本当に90年代のテレビドラマを見ているかのようなオープニングシーンや、登場人物たちの青春を鮮やかに映し出す映像美だ。オープニングでは、ブラウン管テレビでVHSビデオを再生したような画質・画角の映像にレトロなテロップが表示され、並べられたカセットテープや当時のファッションの若者たちが好奇心を刺激する。
劇中も、レトロな雰囲気のフィルターで映し出す彩度の高い映像がまさに“映え”を演出。主人公が当時大流行したコミックス「フルハウス」に熱中していたり、ディスコミュージック流れるナイトクラブに行ってみたり、ブラウン管PCで匿名チャットをしたり、当時ならではの物語を、現代の若者が憧れるようなタッチで描き出す。ところどころで映し出される字幕の文字も、一昔前の雰囲気で新鮮だ。
SNS上では第1話配信時から「映像美が優勝!」「レトロな演出エモすぎる」「圧倒的映えドラマ」「90年代のドラマみたいでキュンとした…」と様々な反響が見られた。
SNSの影響もあり、ここ1、2年Z世代の間で世界的に流行している90年代後半~2000年にかけてのカルチャーを、本作では主人公たちの青春物語とともに楽しめる。今20年ぶりにリバイバルヒットしている「Y2Kファッション」にもこれから期待したい。
98年という時代背景だけに、韓国社会を大きく揺るがしたIMF経済危機がいかに若者たちの希望を奪ったかがテーマになっているが、時代に翻弄される彼らの切ない青春とともに、韓国ドラマならではの徹底したビジュアルの美しさに心奪われる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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