モー娘。牧野真莉愛「ラヴィット!」出演初日に励まされた川島明の一言 先輩の相次ぐ卒業で痛感する課題とは【「Maria 24 tuoi」インタビューVol.2】
2025.02.21 21:00
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24歳の誕生日である2025年2月2日に10th写真集「Maria 24 tuoi」(読み:マリア ハイ ムォイ ボン トゥオイ/ベトナム語で「真莉愛、24歳」/ワニブックス)を発売したモーニング娘。’25の牧野真莉愛(まきの・まりあ/24)に、モデルプレスがインタビュー。数々のテレビ番組にも出演している彼女が、2度のシーズンレギュラーを務めた「ラヴィット!」(TBS/毎週月曜~金曜あさ8時)でMC・川島明にもらった心強い一言とは。さらに2014年、12期生としてモーニング娘。に加入してから約10年となる牧野が、メンバーの卒業で「毎回見つかる」と話すグループの課題についても聞いた。【インタビューVol.2】
牧野真莉愛「ラヴィット!」共演者との裏話
― 牧野さんは「ラヴィット!」で2度シーズンレギュラー(2022年7月~9月、2024年7月~9月)を務めたり「日本ハムファイターズ」ファンとしてスポーツ番組に出演されたりと、様々な活躍をされていますが、ご自身でそのご活躍をどのように感じていますか?牧野:「牧野真莉愛を呼んでくださってありがとうございます」という気持ちでいっぱいです。特に「ラヴィット!」で昨年シーズンレギュラーを担当させていただいた時は、初日に川島明さんが「好き勝手やってね。全部受け止めるから一緒に頑張ろうね」と言ってくださったので、もう私を活かしてくれるのは川島明さんだと思っています!本当にすごく温かい番組だったので毎週楽しみだったし、毎日頑張ることができたなと思いました。
― 「ラヴィット!」シーズンレギュラーに初めて決定した時は少し不安もありましたか?
牧野:本当に最初に出た時は緊張していたんですけど、とても頼ってしまっているので不安はあまりなくて。私が上手に話せていなくても川島さんが絶対助けてくれるし、昨年シーズンレギュラーを務めた火曜日だったら、若槻千夏さんも毎週「真莉愛おはよう!」と声をかけてくださいますし、すごく温かい番組に自分が出演することができて幸せだったなと思いました。
今回の写真集には、実は千夏さんにプレゼントしていただいたボトムスも出ているんです!そのボトムスを私服で履いてベトナムに行っていたんですけど、撮影の時に「このお洋服いいね!着てみよう!」となりました。千夏さんのお洋服も一緒に登場できて嬉しいです!
― とっても素敵です!若槻さんにもご報告されましたか?
牧野:伝えました!本当は千夏さんの写真集を見て勉強していきたいと思ったんですけど「ちょっと私にはまだ早いかもしれない!」と思って(笑)。それは千夏さんに言えなかったんですけど、いつかはグラビアクイーンである千夏さんのようになりたいと思いました。
― さらに大人っぽくなった牧野さんを楽しみにしていらっしゃる方は多いと思います!そういった番組への出演は、ファンの方からの反響もとても大きいですよね。
牧野:多いです!ファンの方からもですし、お仕事の方や野球のお友達からも「『ラヴィット!』見てたよ」と言っていただけるので、いろんなところで自分のことを知っていただけてすごく嬉しいし、そんなたくさんの方に愛されている番組に呼んでいただけたのも、とても光栄なことだと思いました。
牧野真莉愛、メンバーの卒業に本音
― グループでは、2024年12月に石田亜佑美さんがご卒業され、生田衣梨奈さんも今年の春にご卒業されることで、10年以上活動されてきた牧野さんはますます引っ張っていく存在になると思います。グループの形が変わっていく中で、不安に思ったり苦しいと感じてしまったりする時期はありますか?牧野:苦しかったことはないんですけど、不安はないかと言われたら嘘になるかもしれないです。メンバーが卒業するたびに、また1つ課題が毎回見つかるというか「メンバーが卒業して大丈夫かな」という不安はあるんですけど、それでもグループが変わるというのはこれからもずっと続くことだと思うし、それがあったからモーニング娘。が続いているというのもあるので「頑張らなきゃ」と毎回思うし、グループが1つの方向に向かう大切な時だと考えています。
― 先輩方がご卒業されるたびに見つかる課題というのはどういったものなのでしょうか?
牧野:卒業された先輩のパートを引き継ぐ時です。近くにいても凄いと思っていたことが、いなくなってから『こんなに大変なパートやっていたんだ』と改めてそのメンバーの凄さ、存在の大きさに気づくんです。
例えば、石田亜佑美さんが卒業されて、石田さんが歌っていた『One・Two・Three』(2012年)という曲の最後のフレーズを私が引き継ぐことになったんです。そのパートは元々道重さゆみさんがオリジナルで、道重さんが卒業されてから石田さんが引き継いでいたんですけど、その時がちょうど私がモーニング娘。に加入してすぐの時だったので、いっぱい練習している石田さんを近くで見ていました。そのパートをいただいた時にすごく練習されていた姿が蘇ってきて、今私も同じ状況にいるので「より大切にしたい」と思いましたし「これからも私が絶対にここのパートを守り抜いて歌っていきたい」という気持ちが強くなりました。
― 先輩方のパートを引き継ぎ、それを歌いこなすために、どのような努力をされてきましたか?
牧野:メンバーがいなくなると1つぽっかり穴が開くというか、寂しさみたいなものがきっと感じ取れてしまうと思うんです。でも、それを乗り越えなければいけないと思うので、コンサートを見に来てくださるOGの方や、いつもずっとそばで見てくださっているツアースタッフさん、歌の先生、ダンスの先生、お世話になっている方に「正直に思ったことをガンガンお願いします!」とコンサートの感想を言っていただいて、そのアドバイスと自分の感覚とをすり合わせて「ここが今足りない」「こうしないといけない」と見つかった課題を乗り越えるというのを毎回やっています。
― 先輩方や先生のアドバイスを受けて初めて気づくことも多いですか?
牧野:気づかなかったというか「自分でも気づいていたけどやっぱり伝わっていたんだ」と思うのが、そのメンバーの存在感です。人数的にも少なくなるし、そのメンバーがずっと支えてくれていた歌やダンスが1つ抜けると、その分誰かが代わりに入る形になるというのは、どのメンバーが卒業しても絶対に起きることなんですけど、そういうのが目に見えて伝わってしまうのが嫌なので、いつも難しい課題だと感じています。
牧野真莉愛、小田さくらと話し合い重ねる
― グループの形が変わって、現体制での見せ方というのはメンバーの皆さんで話し合っていますか?牧野:多分メンバーも同じように感じていると思うので、今は小田さくらさんとそういう話をすることが多いです。去年卒業された石田亜佑美さんは、ダンスですごくグループを引っ張ってくださっていましたし、それ以外にもグループに対しての情熱的な部分が1番伝わってきたメンバーだったんです。でも今はその熱いところを小田さんが引き継いでくださっていると勝手に思っているので、それを自分が支えられたらいいなと思っています。なので、パフォーマンスのことや、グループで自分が頑張りたいことや課題に対して「こういうことをやっていけたらいいよね」といったことはツアーごとによく話すかなと思います。
― 小田さんと話し合って、他のメンバーの方にも共有して。
牧野:そうですね。でもまずは自分ができていないといけないと思っていて。私は歌とダンスが永遠の課題なんですけど、グループに対する熱い思いというのは絶対に負けたくないから、まずは自分が頑張りたいという気持ちでいっぱいです。
― 先輩方のご卒業など新たな1歩を踏み出す姿を見ていて、今後のご自身の活動について心境の変化はありますか?
牧野:夢を追いかけて卒業されるメンバーもたくさんいますが、それを受けて今のところは自分の心境に変化はないです。モーニング娘。になりたいと思って加入してきたので、その先のことをまだ考えていないというか。「モーニング娘。として頑張りたい」という気持ちでいっぱいなので、この活動を頑張りたいと思っています。
Vol.3では、牧野がハロプロ研修生時代から憧れの存在だと話す道重さゆみの芸能界引退発表を受け、約10年前の思い出を語ってくれた。さらに2度のオーディション落選を経てモーニング娘。の一員となり活躍し続けてきた牧野の「夢を叶える秘訣」にも迫る。(modelpress編集部)
牧野真莉愛10th写真集「Maria 24 tuoi」
今作のテーマは「THIS IS ASIAN BEAUTY」。全編ベトナム・ダナン、ホイアンでロケを敢行した。初めて訪れるアジア地域で、これまでの若さ弾ける溌溂とした表現だけではない、大人の女性として見せる表情や衣装にも挑戦。新しい彼女の一面が引き出されている。牧野真莉愛(まきの・まりあ)プロフィール
2001年2月2日生まれ、愛知県出身。2011年のモーニング娘。10期オーディション、2012年の11期オーディションにチャレンジするも落選となったが、同年ハロプロ研修生に加入し、2014年に12期メンバーとしてモーニング娘。の一員となった。多くのコンサートに出演する一方、抜群のプロポーションで「週刊ヤングマガジン」(講談社)、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)など数々の雑誌で表紙を飾る“グラビアクイーン”としての一面も。また、「ラヴィット!」で2度のシーズンレギュラーを務めたほか、日本ハムファイターズのファンであることを活かしスポーツ番組や「日本生命セ・パ交流戦」CMへの出演など、活躍の場を広げている。
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