森三中・大島&ガンバレルーヤがアーティスト始動!デビューシングル『ASOBOZE』の制作秘話明かす<インタビュー>(提供素材)

森三中・大島&ガンバレルーヤがアーティスト始動!デビューシングル『ASOBOZE』の制作秘話明かす<インタビュー>

2024.05.28 18:15

お笑いトリオ・森三中の大島美幸と、ガンバレルーヤ(よしこ、まひる)が「MyM(マイムー)」としてアーティスト活動を開始。5月22日にデビューシングル『ASOBOZE』をリリースした3人が、楽曲制作を経て気づいたことや、今後の目標をインタビューで語ってくれた。

よしこ「人生で初めてできた推しが…」

― MyMデビューおめでとうございます!もともと大島さんのYouTubeチャンネル『大島本気チャンネル』では、3人でBE:FIRST「MAINSTREAM」などいろいろな楽曲のカバー動画を公開していたんですよね。どれもクオリティが高くて驚いた視聴者もたくさんいたと思います。

大島:BE:FIRSTを輩出した『THE FIRST』というオーディション番組を見て感銘を受けて、『イッテQ!』の女芸人たち皆に「見て」って紹介したんです。ロケ終わりの新幹線で見てくれたんだよね?(ガンバレルーヤの)2人がそれを見て「すごい」って言ってくれたんです。

よしこ・まひる:涙が出ました。

よしこ:その後、『イッテQ!』の「一芸合宿」で開かれた宴会で、大島さんがBE:FIRSTの曲を踊った時に見た正太郎君(大島が演じた架空のキャラ)にビビビッ!ときて。「大島さんすごい」って、別の目で見るようになりました(笑)。私の人生で初めてできた推しが“正太郎”君だったんです。

まひる:「大島さんってこんなに踊れるんだ!」って思いましたよね。『イッテQ!』で会う大島さんは横になっているか何か食べているかのどちらかだったので、こんなに動けて踊れるというギャップに心を奪われました。『大島本気チャンネル』が立ち上がってダンスがどんどん上手くなっていくのが目に見えて分かって、「この子はデビューしなきゃ。この才能、殺しちゃいけない」って思うようになりました。

大島:この子って私、44だよ(笑)?でも、自分たちも本気でやったら、もしかしたら何か出てくるんじゃないか?というところから始まったんです。
MyM(提供素材)
MyM(提供素材)
― ユニットを結成するにあたり、大事にしたことやコンセプトがあれば教えてください。

大島:「お笑い」と「アーティスト」って全くの別物ではないような気がするんです。畑は違うけれど、(見ている人に)元気になってもらいたいなっていうのは共通の認識としてある気がして。

よしこ:あと、大島さんとは「正直でいたいよね」という話をしました。大島さんは、嘘がない人なんですよ。まーちゃん(まひる)もすごく正直な人だし、私はけっこう籠りがちではあるけれども、素直に思ったことを言いたい。だから3人でいるときは、そういう認識で成長していきたいって思ったし、それがMyMだなと思います。媚びないで、思ったことをちゃんと言おうという想いが強いです。

― MyMというユニット名も可愛いですよね。

大島:YouTubeでも話しているんですけど、最初は「ホスピタルカレー」に決まりそうだったんです(笑)。でも、私たち3人と、オカリナ(おかずクラブ)と、椿鬼奴の5人でイタリアにロケに行くめちゃくちゃ大変な仕事があって。その夜に「本当に“ホスピタルカレー”でいいのかもう1回考えよう」と言って1時間ぐらい話し合ったんです。

まひる:最終的に、私のヒラメ筋、いや、ひらめきが採用されました。まずはロゴから考えていたんです。エンブレムみたいなデザインをお絵描きみたいに書いていた時に、「MyM」を並べてみるとすごくいい感じで、それをお2人に見せたら「いいじゃーん!」って。まひる、みゆき、よしこなので、その頭文字を取ってMyMにしたんですけど、大島さんが「それぞれのアルファベットに意味を持たせた方がいいよね」と言ってくれたんです。

よしこ:みんなで色々調べて、MyMのМはMEMENTO「心に残る」、yはYUMMY「美味しい」、МはMUSIC「音楽」というメッセージを込めました。

まひる、歌詞の遊び心に「気づかない人は働きすぎかな」

― タイトルの「ASOBOZE」というフレーズは大島さんがレコーディング中に発した言葉が糸口になっているとのことですが、この言葉が出てきたきっかけは?

大島:いやぁ…自分でもわからないです(笑)。でも、「さぁ、やるぞ!」って気合いを入れた時に「(プロデューサーの)Matt CabさんとMATZさんと皆で今から何する?遊ぼうぜ!」って出てきたんだと思います。
MyM(提供素材)
MyM(提供素材)
― 今回は、歌詞も実際に皆さんが書いていらっしゃいます。3人が持ち寄ったものを、ずまさんたちと一緒にブラッシュアップして完成させたと思うのですが、それぞれ気に入っている歌詞はありますか?

よしこ:私は自分の思っていることを全然歌詞に出来なくて。それを2人に電話で相談した時に、次の日も朝が早いのにずっと待ってくれていたんですよね。大島さんは、プレッシャーを与えることなく「そうか〜、大丈夫かなあ」って言いながら。大島さんは私とまーちゃんに向けた歌詞を書いてくださって、まーちゃんも、私に向けた歌詞を書いてくれて、愛を感じる言葉ばかりなんです。特に「流さないで溢れてる才能」から「働きすぎだよ日本人は」まで、本当に好きな部分です。

大島:私も全部好きなんですけど、特に言いたかったのは「嬉しかったら歌って 楽しかったら踊って 生きるのって意外と思ったより簡単」という部分ですね。

― まひるさんはいかがですか。

まひる:うーん。でもやっぱり、出だしじゃないですか。「うん、こ…」。

― 「うん、こうでしょう なんかでそう、うん、このFLOW 最高でしょう」という箇所。

大島:「うんこ出そう」って話していたんだよね。

まひる:それを歌詞に入れようってところが、遊び心です。

大島:まさに「ASOBOZE」だね。

まひる:文字にすると、「うんこ」って書いてあるので分かりやすいかもしれないですけど、音で曲として聴いたときに分かるのは、子ども心や遊び心を持っている人だけだと思うんです。それが、さっきの「働きすぎだよ日本人」にも繋がってくると思うんですよ。そこに気づかない人はちょっと働きすぎかな…って(笑)。

大島:(笑)。そうだね、バロメーターだ。
MyM(提供素材)
MyM(提供素材)
― 今回の楽曲制作を経て、改めて気づいたことや見えてきたことはありますか?

大島:歌詞を書くことがこんなに大変なんだと思いました。上辺だけの言葉って、リスナーの皆さんは気付くと思うんですよ。それこそ裸になってさらけ出さないとちゃんと伝わらないんだなと。これまでは音楽を聴く時にあんまり歌詞を見なかったんですけど、より一層アーティストさんの歌詞を読むようになりました。『ASOBOZE』が完成した後も、日記みたいに自分で歌詞を書いてますね。

― では、大変だったことや、苦労したところは?

まひる:アーティストとして臨んでいたから、どうしてもアーティスト脳みたいになっていました。でもMatt Cabさんやずまさんたちが芸人の部分を引き戻して、うまく調和してくれたのですごくやりやすかったです。最初、制作のときに「自由にラップしてください」と言われた時にものすごく殻に籠ってしまったんです。「恥ずかしい」「嫌だ」「なぜ?」って。

大島:「なぜ?」はおかしいでしょ(笑)。

まひる:私が下手なラップをして「あれ?何か違ったな」って思われたらどうしようってすごくマイナスに考えてしまったんです。「いいライム出さないと…」ってアーティストを気取ってかっこいいラップをすることばかり考えていたんですけど、大島さんが示してくれたんですよね。「格好つけて恥ずかしがってる場合じゃないよ、ASOBOZE」って。

一同:おー(笑)。

まひる:そのおかげで自分の間違いに気付けたんです。アーティストも芸人も、アプローチや表現は違っても大きい括りにしたら“人に届ける”ことは一緒だって。人を楽しませたい、喜ばせたい自分がこんなに殻に籠ってちゃダメだって気付かせてくれたおかげで…。ごめんなさい、質問何でしたっけ?

― (笑)。先ほど、大島さんも“お笑いとの共通点”についてお話ししてくれましたが、楽曲制作とネタ作りで共通点はありますか?

大島:1つアイディアがあって、それを皆で膨らませるのはネタを作る時と似ている部分かなと思いますね。1人でネタを書く人もいますが、皆で作る時の雰囲気に似ているなと思いました。

森三中・大島「お客様の前で歌ってみたい」

― 今回は振付をダンサーのKAITA(RIEHATA TOKYO)さんが担当しています。MVの撮影はどんな雰囲気でしたか?

大島:MVについては、絵コンテとかそういったものは何もなくて。数日前に衣装合わせだけやって、あとは何も知らずに呼ばれた場所に行きました(笑)。最初はビビっていたけど、途中から楽しくなってきたね。

よしこ:皆ノリにノッちゃって、大島さんが途中でブレイクダンスをし始めたり、カメラマンさんも寝転んだ私の上から撮ったりして(笑)。

大島:ブレイクダンスの部分は全カットですけどね。

一同:(笑)。


― 大島さんが踊っている姿に元気をもらっている人は多いと思います。反響はありましたか?

大島:同世代の女性何人もの方から「大島さんを見てダンスを始めました」って直接言われたことがあります。「BE:FIRSTも好きになりました」ともよく言われますね。

― 同世代だと子育て中の女性も多いと思いますが、子どもにダンスを習わせるのではなく、自分が躍るのは珍しいですよね。

大島:確かにそうですね(笑)。

― では今後MyMとして挑戦していきたいことはありますか?

大島:人前でまだ歌っていないので、お客様の前で歌ってみたいという思いはあります。

― ステージで着てみたい衣装はありますか?

まひる:MyMってガールズグループにもボーイズグループにも当てはまらない、性別がないグループなんですよね。だから、スーツを着る時もあればスカートを履く時もある。シーンに合わせていろいろなMyMを見せていきたいし、これからも型にはまらず性別や年齢も超えていくMyMを体現できたらなと思います。

― 今後の活躍、楽しみにしています!ありがとうございました!

(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社STARBASE

デビューシングル『ASOBOZE』

MyM『ASOBOZE』(提供素材)
MyM『ASOBOZE』(提供素材)
アーティスト:MyM
タイトル:ASOBOZE
発売日:2024年5月22日(水)
レーベル:STARBASE RECORDS


Lyric:MyM
Music:Matt Cab,MATZ,ずま
Produced by Matt Cab,MATZ

MyMオフィシャルTikTokアカウント:@mym_music_official

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