井上想良&山下幸輝&松本大輝、動画配信者役で参考にしたYouTuberグループ明かす お互いに“ガチ恋”している部分も語る<「ガチ恋粘着獣」インタビュー>
2023.04.08 18:00
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女優の香音と石井杏奈がW主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ「ガチ恋粘着獣」(ABCテレビ:4月9日スタート/毎週日曜よる11時55分~(初回放送は深夜0時~)、テレビ朝日:4月8日スタート/毎週土曜深夜2時30分~)に出演する俳優の井上想良(いのうえ・そら/24)、山下幸輝(やました・こうき/21)、松本大輝(まつもと・ひろき/24)がモデルプレスらのインタビューに応じた。人気動画配信グループ・コズミックのメンバーを演じる3人に、お互いの印象や仲良くなったきっかけ、クリエイターを演じるにあたっての役作りなど語ってもらった。
香音&石井杏奈W主演「ガチ恋粘着獣」
電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」のマンガランキング総合1位(2022年9月20日時点)を獲得した星来による人気コミックス「ガチ恋粘着獣~ネット配信者の彼女になりたくて~」(ゼノンコミックス/コアミックス)をドラマ化。香音が演じる女子大生の輝夜雛姫(かぐや・ひなき)と石井が演じるコンセプトカフェ店員の花織琴乃(はなおり・ことの)、それぞれの“ガチ恋ストーリー”を二部構成の目まぐるしい展開で描く。井上は、クールな中に茶目っ気をにじませ女性ファンからの人気を誇るが実は裏には隠された素顔があるスバル役、山下は「コズミック」のリーダーで動画以上のことを求めてくるガチ恋ファンが苦手で動画を楽しみにしている“本当のファン“を大切にするべきだと考えているコスモ役、松本は再生数やチャンネル登録者数などとにかく数字第一で時には冷徹な判断も下すギンガ役。スバルは雛姫に、コスモは琴乃にガチ恋されるという役どころだ。
井上想良・山下幸輝・松本大輝、お互いの印象は?井上がタメ口提案
― まず、それぞれ初共演ということでお互いの印象を教えて下さい。井上:幸輝はずっとニコニコしていたのですごく場を温かくしてくれる可愛い子だなと思いました。松本くんは最初真面目そうだなと思ったんですけど、実はすごくノリも良くて面白いので第一印象とは変わりました。大喜利みたいなことも合間にずっとやっていました。
山下:想良くんは声が印象的で落ち着く良い声をしているなと思って、その印象はずっと変わらないです。松本くんはジュノンボーイ同士なので知っていたんですけど、第一印象はまず背が高いなという印象でした。
松本:想良は衣装合わせで最初に会ったとき少し怖いなと思ったんですけど、撮影に入ったら一番話して楽しませてくれる方というかスタッフさんともよく話をしていて、面白い方という印象に変わりました。幸輝は最初からニコニコしていて仲良くなれそうだなと思って、2人とも接しやすくてすぐに仲良くなれました。
― 先日クランクアップされたということですが、3人が仲良くなったきっかけはなんでしたか?
松本:最初に想良が「タメ口でいこう」と言ってくれてそこから一気に深まりました。
山下:最初は敬語だったんですけど、グループで活動するにはそこの殻をバーンと破らないといけないという話をして、撮影初日からまとまりが良かったというかそんな感じで始まりました。
井上:コズミックは同い年の設定なのでそこは同い年っぽく先輩後輩感がない方が絶対皆やりやすいんだろうなと思って設定もありきで寄せたいなと思いました。だから初日からできあがってきた感じがありましたね。
― 具体的にはどういう会話が多かったですか?
井上:空き時間に、日に日にふざける回数がポツポツと増えていった感じです(笑)。グループだからカメラが回っていないところでも空気を作っていた方が演じやすいと思っていて少しずつイジったりイジられたりボケたりというのをやりだしましたね。
井上想良・山下幸輝・松本大輝、役と似ている部分は?
― 演じる役の印象と、自身と似ている点を教えて下さい。山下:僕はコスモと結構似ています。内に秘めるタイプで自分から発信して出せない。相手の石井さん演じる琴乃とは同じタイプなのでそこが割と逆にキャッチボールしやすかったです。
井上:スバルはクールだけど可愛くて自分に正直です。僕も自分がやりたいと思ったことはなるべく従おうと思って生きているのでそういう行動力は似ているかなと思いました。
松下:ギンガはコズミックのメンバーに対しても周りの人に対しても冷たい言い方をしてしまうので器用ではないんですけど、コスモとスバルのことは大好きなんです。大好きだからこそ上手く行かないときがあって、不器用な性格です。自分と似ているところはないですね…。
山下:性格は全然似てないんですけど、外見はめちゃくちゃ似ています!
井上:漫画から出てきたのかなと思った!
― 一番似ているのは?
山下:俺はスバルだと思います。「何も考えていません」というように見せているけど実は考えているところが似ていると思います。
井上:嬉しいですね(照)。
「ガチ恋の形はたくさんある」作品の魅力とは
― 演じてみて面白さを感じた部分を教えて下さい。井上:やっぱり僕たちはこの仕事だとファンになることというよりもファンになってもらって応援してもらうことの方が多いんですけど、仕事ではあってもガチ恋の形はたくさんあると思うし、3人のガチ恋の相手役との関係を演じてみてこんなに色々な恋の形があるんだなと思いました。それが作品の醍醐味の1つでもあると思います。
山下:漫画原作なので分かりやすい描写もあるんですけど、やっぱりちゃんと人間ドラマというかガチ恋される立場の僕ら一人ひとりの思いもあって、人とのキャッチボールが繊細に描かれているのでそこも見てほしいです。
松本:100%実写では再現できない部分もあると思うんですが、どの場面もかなりリアルなシーンになっているはずなので、「もしかしたら私たちも一歩間違ったらこっち側になっちゃうんじゃないかな」とかゾワゾワしてしまうところもあるかと…。そして、今の時代だからこそ共感できるところが多い作品なのかなと思います。
― 香音さんと石井さんが演じるガチ恋する側の雛姫と琴乃の役柄の印象を教えて下さい。
山下:両者とも違うガチ恋の仕方というか、琴乃さんはガチ恋していることを隠しているんですが、表情でコスモに対して一喜一憂しているのが分かりやすくて石井さんのお芝居が単純に素晴らしいなと思いました。
井上:雛姫はすごくまっすぐで感情が高ぶると叫んじゃうし、泣くシーンも結構あるんですけど、テストからずっと自分の心を高ぶらせて泣き続けられる香音さんがすごかったです。香音さんが演じる雛姫だからこそ僕も申し訳なくなるというか、演技とはいえそういう感情にさせてくれました。
山下:それを引き出した想良がすごいよ(井上の肩を叩く)。なんつってね。
井上:なんつってね(笑)。
一同:(笑)
松本:僕は、共演シーンは少ないんですが、琴乃さんがシーンによって印象が全然違って、現場で演技を見てこっちも心がぐわっとなってすごく引き込まれました。雛姫はりこめろ(中田クルミ)とのシーンがすごく好きで、裏でもモニターを見てすごいなと思っていました。雛姫は普段切ない表情をあまり見せないんですけど、そこで見せていてギャップがあって良かったです。
井上想良・山下幸輝・松本大輝、参考にしたYouTuberグループ明かす
― 動画配信グループを演じるということで、山下さんは出演発表の際「動画配信者というものに少し憧れもあったので、こうして経験できてて嬉しいです」ともおっしゃっていましたが、それぞれ役作りで参考にしたクリエイターさんなどがいたら教えて下さい。山下:僕はLazy Lie Crazy(レイクレ)という関西の5人組です。自分たちが面白いと思うものを動画にしている感じが好きでずっと見ていたので参考にしました。一人ひとり個性があって誰一人欠けてはならないという感じがあるのでそれはコズミックにも通じるかなと思っています。
松本:コムドットさんの動画を見ました。学生時代から地元が一緒でという関係性でコズミックも学生のときから友達という設定なので、そういうところで似ているところはあるかなと思いました。
井上:僕は普段ゲームのYouTubeしか見ないので友達とYouTuberさんの話題になってもついていけないくらいなんですけど、今回演じるにあたって2人組、3人組とかグループの方の動画をたくさん見ました。会話のテンポとかが参考になって間髪入れず食い気味にツッコミを入れたりするので頭の回転が早いなと思いました。
― 演じるのに特に苦戦したシーンや、3人で話し合ったシーンなどはありますか?
山下:やっぱり生配信のシーンは動画配信を途切れさせてはいけない空気感というのがあって、セリフが途切れるとかじゃなくて空気の途切れもあるので、それに対してはどうしようかなと考えました。それこそ本物の配信者の方は自然な空気感だと思うんですけど、それを演技でどうやって作り出すかということは考えて、カメラが回る前から3人で結構喋りだして空気を作るということを心がけけました。
井上想良・山下幸輝・松本大輝、お互いに“ガチ恋”する部分告白
― 松本さんは発表の際「コスモとスバルが現場に居ると安心します。僕はコスモとスバルのガチ恋かもしれないです」とコメントしていましたが、どういうところに“ガチ恋”していますか?松本:やっぱり撮影現場にいるとすごく楽しいですし、僕はミツクリ(平井亜門/動画配信グループ「ヘイダルゾーン」メンバーでギンガに憧れを抱いている)とのシーンが多かったんですけど、ミツクリの深い愛がしつこく感じるときもあったので(笑)そういうときはやっぱりコスモとスバルに会って安心しました。
井上:すごかったよね。勢いが殴られている感じだったよね。
松本:(ミツクリの)声が大きいんです、顔も近いし(笑)。なのでさっきの質問に戻りますが、僕の大変だったシーンはミツクリとのシーンで、結構体力を使いました(笑)。
― 井上さんと山下さんも、自分以外の2人に対して“ガチ恋”しているところを教えて下さい。
井上:やっぱり自分にないところを見つけると、面白いなと魅力を感じますね。それこそ幸輝は何もないのに急に僕の目の前で踊りだしたりして、すっごくニコニコしながら目を見て踊っているんです(笑)。それがうざくないし、その動きと行動だけで場を和やかに温かくさせられる人なので、そういうところはすごいなと思っています。
山下:僕、そういう距離の詰め方しかできないんですよ(笑)。最初は喋りかけるのが苦手で何を喋ったら良いのか分からないから、見るという戦法をとっています。
井上:気づいたら目が合っているんです。
山下:なので最初に言葉じゃなくて目線を送ってから「作品見てました!」とかそういう会話をして入ります。
松本:そうだよね!クランクインのときもそんな感じでした。幸輝がこういう感じで見てきて(その場で動きを再現)。
井上:恐竜みたいな動きしてた(笑)。
松本:ちょっとやっぱり何を考えているか分からない宇宙人感があるんですよね。
井上:発想も宇宙人感あるしね。
山下:松本くんはセンター分けが似合いますよね。僕はセンター分けが好きなんですけど、自分ではあんまり似合わないかなと思っていて変かなと気になっちゃうので、憧れます。似合う人が好きなのかな。かっこいいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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「ガチ恋粘着獣」第1話あらすじ
女子大生の雛姫(香音)には、誰にも言えない秘密があった。それは、スバル(井上想良)、コスモ(山下幸輝)、ギンガ(松本大輝)の3人組動画配信グループ・「コズミック」のメンバー・スバルにガチ恋していること。本気でスバルと付き合いたいと願う雛姫は、スバルに自分の存在を知ってもらいたい一心で、日々コズミックの配信を見てはコメントや投げ銭を繰り返していた。一方、チャンネル登録者数が100万人を突破したコズミックは、企業案件や雑誌の取材オファーが届くなど、人気はうなぎのぼり。真面目なリーダーのコスモ、冷静でサングラスがトレードマークのギンガ、そしてメンバー随一の女性人気を誇るスバルには、それぞれに熱狂的なファンがついていた。
月に1回のスバルのソロ生配信では、ファンたちからの投げ銭が飛び交う。スバルに名前を呼んで欲しい雛姫は、思い切って1万円の投げ銭を投じるも、3万円という高額投げ銭にかき消されてしまい、激しく嫉妬心を募らせる。その相手はファンのあいだでも名を知られた、りこめろ(中田クルミ)だった。
そんなある日、雛姫のSNSへ一通のダイレクトメールが届く。雛姫が待ち合わせ場所へと赴くと、そこへやってきたのはスバル本人だった!感激のあまり涙を流す雛姫。しかし、この奇跡のデートが、雛姫の人生を一変させてしまう…。
井上想良(いのうえ・そら/24)プロフィール
2020年2月放送のNHKBSプレミアムドラマ「ファーストラヴ」で俳優デビューを果たすと「明日、私は誰かのカノジョ」(MBS系)、「合コンに行ったら女がいなかった話」(関西テレビ系)などの作品へ出演し、2022年には「線は、僕を描く」で映画初出演。「永遠の昨日」(W主演/MBS系)では連続ドラマ初主演を務めた。山下幸輝(やました・こうき/21)プロフィール
高校時代から数々のダンス選手権で華々しい経歴をもち、2022年「第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ではファイナリストに。ドラマ「恋に無駄口」(ABC系)、映画「レッドブリッジ ビギニング」などへの出演。さらに、連続ドラマ初レギュラー作品となった「君の花になる」(2022年/TBS系)で演じた8LOOMメンバー・小野寺宝役で一躍時の人となった。松本大輝(まつもと・ひろき/24)プロフィール
2018年「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝き“平成最後のジュノンボーイ”として芸能界入り。2020年にNHK連続テレビ小説「エール」で朝ドラ初出演、2021年には「都会のトム&ソーヤ」で映画初出演を果たすと、2022年には「ウルトラマンデッカー」(テレビ東京系)の主人公・アスミ カナタ役で初主演した。
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