櫻坂46松田里奈、渡邉理佐卒業発表での“後悔” 加入当初の思い出明かす<モデルプレスインタビュー>
2022.04.07 08:00
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櫻坂46が4月6日に4thシングル「五月雨よ」をリリース。モデルプレスでは、2期生の松田里奈(まつだ・りな/22)にインタビューを実施し、新曲のポイントや卒業を発表したメンバーとのやり取り、副キャプテンとして現在のグループに感じていることなどについて語ってもらった。
グループの最年少メンバーで雑誌・ViVi専属モデルの16歳・山崎天(※「崎」は「たつさき」)がセンターを務める表題曲「五月雨よ」、今シングルで卒業を発表している欅坂46・1期生から活動している渡邉理佐がセンターのカップリング曲「僕のジレンマ」、欅坂46の1st・2nd Singleと圧倒的な表現力を見せてきた森田ひかるがセンターのカップリング曲「車間距離」と今作も3人センターのマルチシステムフォーメーションが話題。さらにユニット曲などのカップリングを加え、全7曲の新曲が収録される。
松田は今作で櫻坂46改名以後4作連続での表題曲メンバー入り。2021年には菅井友香からラジオ番組「レコメン!」(文化放送)月曜深夜0時台のパーソナリティを引き継ぎ、TBS朝の情報番組「THE TIME,」(毎週月~金曜あさ5時20分~8時)のレギュラーにも抜擢。グループ内では、同年より副キャプテンを務め、ますます活躍の幅を広げる松田。メンバーの卒業も続き、目まぐるしく変化のある現在彼女が抱くこととは。
松田:恋愛のことが当てはまりやすい歌詞だと感じています。これまで表題曲では強さを表したものが多くて、“恋”をメインで描いた曲はあまり無かったと思うので、また違った櫻坂を感じました。新しいものに挑戦できることが嬉しかったです。
― こだわりを感じられるMVですが、撮影中のエピソードを教えてください。
松田:今回は初めて16mmフィルムで撮影して、綺麗で鮮明な画質ではなくて、少しざらつきがあるような、温かみのある感じがある仕上がりになっています。そこも曲と合っていますよね。私も上村(莉菜)さんとクレーンに乗らせていただいたんですけど、そのクレーンやワイヤーのおかげで無重力っぽい映像になりました。椅子が小さく、背もたれには結構角度のついたクレーンだったので、お尻が半分落ちたまま、背もたれも遠くて、すごく腹筋を使いながら撮影したことを覚えています(笑)。
― シルバーが基調となった衣装が印象的でした。お気に入りのポイントを教えてください。
松田:今回は2パターンの衣装があるのですが、どちらもシルバーアクセサリーを着けているんです。皆それぞれ着けているものの種類や場所がバラバラなのですが、今までアクセサリーを付けることは無かったので、個人的にそれがすごく嬉しかったです。私はポニーテールをしていて耳が見えていたので、イヤーカフを着用していたのですが、リングやブレスレットなどそれぞれ違ったものを身に着けていました。
― カップリング曲で注目して欲しい楽曲はどれですか?
松田: BACKSメンバーの「I'm in」は頑張りたい人に届いて欲しい歌詞で、自分が頑張りたいときにも聴いたら元気を貰えそうな曲です。
松田:原田さんはよく一緒にお話したり、ふざけたり、いじり合ったりできる仲でした。普段中々先輩をいじることはないんですけど、それもできちゃうほどの仲だったので「えー!まだいてよー」とすごく思いました。先輩なんですけど、年齢は私が1つ上で、私があえてタメ口で話して、先輩と後輩が逆になるようなやり取りを武元(唯衣)や井上(梨名)とかと一緒に皆でやっているのが楽しかったですね。もちろんまだいて欲しい気持ちもあるのですが、きっとご自身の中で考えたうえで決めたことだと思うので、新しい道に進む原田さんを応援したいです。
― 卒業するにあたってなにかお話はされましたか?
松田:遠回しにさらっと言われた気がします(笑)。「え、卒業するってこと?」みたいな。言われたときには私が「えー嫌です!」と言って(笑)。そのときはそこまで深い話はしていないですが、正直「嫌です」という気持ちはありましたね…。
松田:「五月雨よ」のフォーメーション発表のときに原田さんと理佐さんが卒業することを伝えていて、私はそこで理佐さんの卒業を知ったんです。お二人に共通するんですけど、「えー、まだいると思っていた…」という気持ちが大きかったです。理佐さんは櫻坂になってから、特に距離が縮まったと感じていて、これからもっともっと仲良くなりたいと思っていたときに卒業を発表されたので、もっと早く仲良くなれたらよかったと後悔しました。
― 最近お話する機会が増えたのですか?
松田:はい。少し前の話なんですけど、理佐さんも私もふざけることが好きで(笑)。一緒にちょっとおふざけし合うことが増えたんです。ご飯にも誘って下さって、でもまだ行けていないので、卒業するまでに1回でも多く行きたいです。
― 中でも特に印象的な出来事を教えてください。
松田:まだ私が加入して1年経っていないくらいに音楽番組に出演したときにおにぎりを食べていたら、理佐さんが「ねー、まつりちゃんそれ一口ちょうだい」って(笑)。まだそのときはお話したことがあまりなかったので嬉しくて「良いんですか?」と思ってアーンとしました(笑)。そんなに話したことが無いときのことだったのですごく嬉しかったのを覚えています。
松田:あー!そうですね。そうだ(笑)!
― 1年経ってみて、副キャプテンとしての手応えや、成長したと感じている点はありますか?
松田:もう全く…。そんな「副キャプテンです!」みたいな、らしいことはできていないんです。ただ例えば、ライブはいつも菅井さんが確認事項を言い終わった後に一言言ってから円陣を組む流れがあるので、そのときに私も菅井さんの前に一言気合が入ることを言えたらいいなと思うことは増えました。菅井さんがいらっしゃらないときに代わりにグループの代表として挨拶をすることもあるんですが、できな過ぎて「もっとちゃんとできるようにならなきゃ」と感じています。
副キャプテンとしての任務を考えると難しくて。これといってしなければいけないことが決まっているわけではないので、自分からもっとグループのことを考えて、周りをもっと見なきゃいけないなというふうに思います。
― 副キャプテンとしてやるべきことを探している状態ということでしょうか?
松田:もっと周りを見渡してグループの今の状況や、かけるべき言葉を言えるような人になりたいと思うんですけど、メンバー1人ひとりを理解することが中々難しいので…、できるようになりたいとは思っています。つい「全然何もできていないじゃん」「自分何もしていない!」と考えてしまって…。せっかく与えられたお仕事だと思うので、もっとみんなが納得するようなことをしていきたいと思っています。
― 守屋(茜)さんから引き継いだ際には何か言葉はもらいましたか?
松田:意外と「頼んだぞ」みたいな儀式のようなことはやらなかったんですけど、守屋さんが私の姿を見守ってくれていたのは感じています。
松田:すごくありがたいです。今はまだ成長途中ですが、例えば「THE TIME,」では、なるべくカンペを見ずにカメラ目線で喋ってVTRを振ることや、何かを紹介するときには、自分の言葉で誰にでも伝わりやすく言えるように頑張っています。そういったことを積み重ねていくからこそ、別の現場でも以前より自信を持って取り組むことができるようになりました。どちらの番組も、スタッフの皆さんがすごく優しくて温かい場所を作って下さって。ただそれだけではなく、いろんなことを教えて下さって学ぶことも多いので、この2つに出会えて良かったと強く思います。
― 「THE TIME,」では深夜に起きられていると聞きました。
松田:そうですね、3時前には起きるようにしています。本当は夜更かしをするタイプなので(笑)、最初は早く眠りにつくことが難しかったんですが、今はだいぶ良くなりました。20時や21時に寝ることはできていないんですけど、眠りは深くとれるようになりましたね。毎回パワフルに行けます(笑)!
― 菅井さんから引き継がれた「レコメン!」ですが、何かアドバイスなどはありましたか?
松田:「まつりらしくやればいいよ」と言ってくださって、「何も同じようにしなくていいし、そのままやったら絶対いいから」とすごく私自身を尊重して下さりましたね。菅井さんは菅井さんの良さがあるからこそできていたものだと思うので、私はまた別の良さを出せるように頑張ろうと思って取り組んでいます。ただ、菅井さんの声のトーンや喋り方がラジオで聞いていてすごく心地良かったので、それがもう聞けないことが残念です。
聞き心地が良いのはもちろんなのですが、菅井さんはグループでの発表ごとなどを伝えるときに、説明が上手くてわかりやすい。私は自分の言葉で何かを伝えなきゃいけないときに中々文章がまとまらずに、「何を伝えたいんだろう」と思われてしまうような言葉になることが多いので、菅井さんの伝える力や文章力には改めてすごさを感じますし、私もこういうふうにならなくてはいけないと思いますね。
松田:他にも言っているメンバーはいるんですが、個人的には櫻自体の雰囲気がすごく良いと思っていて。すごく仲がいいのはもちろんあるんですが、良い意味で全体の雰囲気がふんわりとしていて、お花畑のような温かい空気を感じています。私たちが2期生として加入してから3年くらい、いろいろな出来事を経て今があると思うので、私は今の雰囲気がすごく好きで、それが楽曲を制作するにあたっても影響しているんじゃないかな。
― 現在の櫻坂46らしさというのはどういうものだと思っていますか?
松田:これ!というものを挙げることは難しくて、自分の中では上手く言葉にできないですが、「櫻坂らしさ」はある気がしています。クールや大人な雰囲気もできますし、今回の「五月雨よ」のようなしっとりとした温かさのある曲も合うと思っているので、どんなテイストの楽曲にも合わせることができる…、上手くは言えないですがそういったところが強みなんじゃないかと感じています。皆その楽曲ごとのメッセージを伝えたい気持ちを強く持っているんだと思います。
松田:周りを見て、今の状況・雰囲気をしっかりと感じ取れる人間になって、伝えるべきことがあればちゃんと言える人になりたいし、グループが良い方向に行く手助けを少しでもできるような、グループの為になれる人になりたいです。
グループとしては、まだ櫻坂46のことを知らない人の方が多いと思っていて、欅坂46から改名したグループが櫻坂46だと一致している人も少ないだろうし、もっとグループのことを知って頂いて、自分自身もそうですが、1人ひとりのことを覚えてもらうのもグループを知ってもらうきっかけになると思うので、そのきっかけを逃さないようにしていきたいと思います。
― 最後に、夢を叶えている最中のモデルプレス読者に向けて、松田さんの思う夢を叶える秘訣を教えてください。
松田:私は言えるほどの者ではないので、私がしてほしいくらいです…(笑)。でもなんだろう、これまで目標はあったとしてもすごく大きな夢みたいなものは抱けたことがなくて。それが自分としてはネックに思っている部分でもあるんです。
― 持つことも難しいですよね。
松田:そうですね、夢は持っているだけでもすごいと思うので、それに自信を持って良いですし、私は明確な夢がないからこそ、目の前のことを一生懸命やることが大事だと思います。今まで私は「何でも一生懸命にやります!全力でやります!」みたいな(笑)。そういう気持ちで目の前のことに取り組んできて、それで得られたものも沢山あるので、私自身が実践していることで言ったら「目の前のことを一生懸命頑張る」ことですね。
― 今、松田さんが1番頑張っていることは何でしょうか?
松田:最近は自分の欠点がだいぶ見えてきて。もっと考えて行動すべき、など自己分析のようなものを始めてみました。あとは、情報をなるべく多く取り入れなきゃいけないなと感じています。最新の流行りのことや一般常識など、いろんな情報を取り入れられれば、「THE TIME,」や「レコメン!」で私が紹介できたり、バラエティー番組でも活かせたりすることもあると思うので、色んなことを吸収するっていうことを頑張っています。
― ありがとうございました。
私は意外と人に聞けないんですよね(笑)。多分1期生さんたちは(美容の話を)しているイメージです。「ここ良かったよ」や「これ良いよ」とか。でも、私も良いアイテムがあったら勧めちゃいます。そう考えると意外と私もしているかもしれないですね(笑)!
<最近良かったアイテムは?>
何かなー。私はすごく乾燥肌で、冬はベースアイテムを乗せすぎちゃうと汚く見えることもあるのでスキンケアにこだわっています。「IHADA」の化粧水と乳液を使い始めて、乾燥しづらくなったと思うので助かっています。
<スタイルキープの秘訣は?>
家で何かをすることはあまりなくて…。ライブがあれば歌いながら踊っているので結構それだけで十分な運動量だと思います(笑)。それがないと家でアニメを観たりとあまり動かないです。ただ最近、スーパーで買い物をするときに、添加物を気になするようになりました。ジャンクフードとかも食べるんですけどね(笑)。
(modelpress編集部)
2018年より欅坂46に2期生として加入。2020年10月の櫻坂46への改名後、2021年1月より副キャプテンに就任している。
松田は今作で櫻坂46改名以後4作連続での表題曲メンバー入り。2021年には菅井友香からラジオ番組「レコメン!」(文化放送)月曜深夜0時台のパーソナリティを引き継ぎ、TBS朝の情報番組「THE TIME,」(毎週月~金曜あさ5時20分~8時)のレギュラーにも抜擢。グループ内では、同年より副キャプテンを務め、ますます活躍の幅を広げる松田。メンバーの卒業も続き、目まぐるしく変化のある現在彼女が抱くこととは。
松田里奈「五月雨よ」に「また違った櫻坂を感じました」
― 今回の「五月雨よ」は温かい歌詞と落ち着いた曲調が素敵ですが、どういった印象を抱かれていますか?松田:恋愛のことが当てはまりやすい歌詞だと感じています。これまで表題曲では強さを表したものが多くて、“恋”をメインで描いた曲はあまり無かったと思うので、また違った櫻坂を感じました。新しいものに挑戦できることが嬉しかったです。
― こだわりを感じられるMVですが、撮影中のエピソードを教えてください。
松田:今回は初めて16mmフィルムで撮影して、綺麗で鮮明な画質ではなくて、少しざらつきがあるような、温かみのある感じがある仕上がりになっています。そこも曲と合っていますよね。私も上村(莉菜)さんとクレーンに乗らせていただいたんですけど、そのクレーンやワイヤーのおかげで無重力っぽい映像になりました。椅子が小さく、背もたれには結構角度のついたクレーンだったので、お尻が半分落ちたまま、背もたれも遠くて、すごく腹筋を使いながら撮影したことを覚えています(笑)。
― シルバーが基調となった衣装が印象的でした。お気に入りのポイントを教えてください。
松田:今回は2パターンの衣装があるのですが、どちらもシルバーアクセサリーを着けているんです。皆それぞれ着けているものの種類や場所がバラバラなのですが、今までアクセサリーを付けることは無かったので、個人的にそれがすごく嬉しかったです。私はポニーテールをしていて耳が見えていたので、イヤーカフを着用していたのですが、リングやブレスレットなどそれぞれ違ったものを身に着けていました。
― カップリング曲で注目して欲しい楽曲はどれですか?
松田: BACKSメンバーの「I'm in」は頑張りたい人に届いて欲しい歌詞で、自分が頑張りたいときにも聴いたら元気を貰えそうな曲です。
松田里奈、原田葵は「いじり合ったりできる仲」卒業発表で感じたこと
― 1期生の原田葵さん、渡邉理佐さんとご卒業を発表されましたが、まず原田さんのご卒業に感じたことはありますか?松田:原田さんはよく一緒にお話したり、ふざけたり、いじり合ったりできる仲でした。普段中々先輩をいじることはないんですけど、それもできちゃうほどの仲だったので「えー!まだいてよー」とすごく思いました。先輩なんですけど、年齢は私が1つ上で、私があえてタメ口で話して、先輩と後輩が逆になるようなやり取りを武元(唯衣)や井上(梨名)とかと一緒に皆でやっているのが楽しかったですね。もちろんまだいて欲しい気持ちもあるのですが、きっとご自身の中で考えたうえで決めたことだと思うので、新しい道に進む原田さんを応援したいです。
― 卒業するにあたってなにかお話はされましたか?
松田:遠回しにさらっと言われた気がします(笑)。「え、卒業するってこと?」みたいな。言われたときには私が「えー嫌です!」と言って(笑)。そのときはそこまで深い話はしていないですが、正直「嫌です」という気持ちはありましたね…。
松田里奈、渡邉理佐卒業発表での“後悔” 加入当初の思い出明かす
― 渡邉さんが卒業を発表されたときはいかがでしたか?松田:「五月雨よ」のフォーメーション発表のときに原田さんと理佐さんが卒業することを伝えていて、私はそこで理佐さんの卒業を知ったんです。お二人に共通するんですけど、「えー、まだいると思っていた…」という気持ちが大きかったです。理佐さんは櫻坂になってから、特に距離が縮まったと感じていて、これからもっともっと仲良くなりたいと思っていたときに卒業を発表されたので、もっと早く仲良くなれたらよかったと後悔しました。
― 最近お話する機会が増えたのですか?
松田:はい。少し前の話なんですけど、理佐さんも私もふざけることが好きで(笑)。一緒にちょっとおふざけし合うことが増えたんです。ご飯にも誘って下さって、でもまだ行けていないので、卒業するまでに1回でも多く行きたいです。
― 中でも特に印象的な出来事を教えてください。
松田:まだ私が加入して1年経っていないくらいに音楽番組に出演したときにおにぎりを食べていたら、理佐さんが「ねー、まつりちゃんそれ一口ちょうだい」って(笑)。まだそのときはお話したことがあまりなかったので嬉しくて「良いんですか?」と思ってアーンとしました(笑)。そんなに話したことが無いときのことだったのですごく嬉しかったのを覚えています。
松田里奈、副キャプテン就任1年での葛藤・模索「何もできていない」
― 松田さん自身は2021年1月に副キャプテンに就任されて、1年と少しが経ちました。松田:あー!そうですね。そうだ(笑)!
― 1年経ってみて、副キャプテンとしての手応えや、成長したと感じている点はありますか?
松田:もう全く…。そんな「副キャプテンです!」みたいな、らしいことはできていないんです。ただ例えば、ライブはいつも菅井さんが確認事項を言い終わった後に一言言ってから円陣を組む流れがあるので、そのときに私も菅井さんの前に一言気合が入ることを言えたらいいなと思うことは増えました。菅井さんがいらっしゃらないときに代わりにグループの代表として挨拶をすることもあるんですが、できな過ぎて「もっとちゃんとできるようにならなきゃ」と感じています。
副キャプテンとしての任務を考えると難しくて。これといってしなければいけないことが決まっているわけではないので、自分からもっとグループのことを考えて、周りをもっと見なきゃいけないなというふうに思います。
― 副キャプテンとしてやるべきことを探している状態ということでしょうか?
松田:もっと周りを見渡してグループの今の状況や、かけるべき言葉を言えるような人になりたいと思うんですけど、メンバー1人ひとりを理解することが中々難しいので…、できるようになりたいとは思っています。つい「全然何もできていないじゃん」「自分何もしていない!」と考えてしまって…。せっかく与えられたお仕事だと思うので、もっとみんなが納得するようなことをしていきたいと思っています。
― 守屋(茜)さんから引き継いだ際には何か言葉はもらいましたか?
松田:意外と「頼んだぞ」みたいな儀式のようなことはやらなかったんですけど、守屋さんが私の姿を見守ってくれていたのは感じています。
松田里奈「THE TIME,」「レコメン!」…外部仕事増加で手応え 菅井友香への尊敬語る
― 現在、松田さん個人としては「THE TIME,」「レコメン!」など、外部でのお仕事も増えていると思いますが、そういったことではどういった手応えを感じられていますか?松田:すごくありがたいです。今はまだ成長途中ですが、例えば「THE TIME,」では、なるべくカンペを見ずにカメラ目線で喋ってVTRを振ることや、何かを紹介するときには、自分の言葉で誰にでも伝わりやすく言えるように頑張っています。そういったことを積み重ねていくからこそ、別の現場でも以前より自信を持って取り組むことができるようになりました。どちらの番組も、スタッフの皆さんがすごく優しくて温かい場所を作って下さって。ただそれだけではなく、いろんなことを教えて下さって学ぶことも多いので、この2つに出会えて良かったと強く思います。
― 「THE TIME,」では深夜に起きられていると聞きました。
松田:そうですね、3時前には起きるようにしています。本当は夜更かしをするタイプなので(笑)、最初は早く眠りにつくことが難しかったんですが、今はだいぶ良くなりました。20時や21時に寝ることはできていないんですけど、眠りは深くとれるようになりましたね。毎回パワフルに行けます(笑)!
― 菅井さんから引き継がれた「レコメン!」ですが、何かアドバイスなどはありましたか?
松田:「まつりらしくやればいいよ」と言ってくださって、「何も同じようにしなくていいし、そのままやったら絶対いいから」とすごく私自身を尊重して下さりましたね。菅井さんは菅井さんの良さがあるからこそできていたものだと思うので、私はまた別の良さを出せるように頑張ろうと思って取り組んでいます。ただ、菅井さんの声のトーンや喋り方がラジオで聞いていてすごく心地良かったので、それがもう聞けないことが残念です。
聞き心地が良いのはもちろんなのですが、菅井さんはグループでの発表ごとなどを伝えるときに、説明が上手くてわかりやすい。私は自分の言葉で何かを伝えなきゃいけないときに中々文章がまとまらずに、「何を伝えたいんだろう」と思われてしまうような言葉になることが多いので、菅井さんの伝える力や文章力には改めてすごさを感じますし、私もこういうふうにならなくてはいけないと思いますね。
松田里奈の語る“櫻坂らしさ”とは?
― 2021年から2022年にかけて卒業などがあり、グループとして変化もあると思いますが、そんな櫻坂46に現在感じていることや思っていることを教えてください。松田:他にも言っているメンバーはいるんですが、個人的には櫻自体の雰囲気がすごく良いと思っていて。すごく仲がいいのはもちろんあるんですが、良い意味で全体の雰囲気がふんわりとしていて、お花畑のような温かい空気を感じています。私たちが2期生として加入してから3年くらい、いろいろな出来事を経て今があると思うので、私は今の雰囲気がすごく好きで、それが楽曲を制作するにあたっても影響しているんじゃないかな。
― 現在の櫻坂46らしさというのはどういうものだと思っていますか?
松田:これ!というものを挙げることは難しくて、自分の中では上手く言葉にできないですが、「櫻坂らしさ」はある気がしています。クールや大人な雰囲気もできますし、今回の「五月雨よ」のようなしっとりとした温かさのある曲も合うと思っているので、どんなテイストの楽曲にも合わせることができる…、上手くは言えないですがそういったところが強みなんじゃないかと感じています。皆その楽曲ごとのメッセージを伝えたい気持ちを強く持っているんだと思います。
松田里奈の目標・夢を叶える秘訣
― それでは副キャプテンとして、グループとしての今後の目標を教えてください。松田:周りを見て、今の状況・雰囲気をしっかりと感じ取れる人間になって、伝えるべきことがあればちゃんと言える人になりたいし、グループが良い方向に行く手助けを少しでもできるような、グループの為になれる人になりたいです。
グループとしては、まだ櫻坂46のことを知らない人の方が多いと思っていて、欅坂46から改名したグループが櫻坂46だと一致している人も少ないだろうし、もっとグループのことを知って頂いて、自分自身もそうですが、1人ひとりのことを覚えてもらうのもグループを知ってもらうきっかけになると思うので、そのきっかけを逃さないようにしていきたいと思います。
― 最後に、夢を叶えている最中のモデルプレス読者に向けて、松田さんの思う夢を叶える秘訣を教えてください。
松田:私は言えるほどの者ではないので、私がしてほしいくらいです…(笑)。でもなんだろう、これまで目標はあったとしてもすごく大きな夢みたいなものは抱けたことがなくて。それが自分としてはネックに思っている部分でもあるんです。
― 持つことも難しいですよね。
松田:そうですね、夢は持っているだけでもすごいと思うので、それに自信を持って良いですし、私は明確な夢がないからこそ、目の前のことを一生懸命やることが大事だと思います。今まで私は「何でも一生懸命にやります!全力でやります!」みたいな(笑)。そういう気持ちで目の前のことに取り組んできて、それで得られたものも沢山あるので、私自身が実践していることで言ったら「目の前のことを一生懸命頑張る」ことですね。
― 今、松田さんが1番頑張っていることは何でしょうか?
松田:最近は自分の欠点がだいぶ見えてきて。もっと考えて行動すべき、など自己分析のようなものを始めてみました。あとは、情報をなるべく多く取り入れなきゃいけないなと感じています。最新の流行りのことや一般常識など、いろんな情報を取り入れられれば、「THE TIME,」や「レコメン!」で私が紹介できたり、バラエティー番組でも活かせたりすることもあると思うので、色んなことを吸収するっていうことを頑張っています。
― ありがとうございました。
松田里奈インタビューこぼれ話
<櫻坂46メンバー内で美容の情報交換は?>私は意外と人に聞けないんですよね(笑)。多分1期生さんたちは(美容の話を)しているイメージです。「ここ良かったよ」や「これ良いよ」とか。でも、私も良いアイテムがあったら勧めちゃいます。そう考えると意外と私もしているかもしれないですね(笑)!
<最近良かったアイテムは?>
何かなー。私はすごく乾燥肌で、冬はベースアイテムを乗せすぎちゃうと汚く見えることもあるのでスキンケアにこだわっています。「IHADA」の化粧水と乳液を使い始めて、乾燥しづらくなったと思うので助かっています。
<スタイルキープの秘訣は?>
家で何かをすることはあまりなくて…。ライブがあれば歌いながら踊っているので結構それだけで十分な運動量だと思います(笑)。それがないと家でアニメを観たりとあまり動かないです。ただ最近、スーパーで買い物をするときに、添加物を気になするようになりました。ジャンクフードとかも食べるんですけどね(笑)。
(modelpress編集部)
松田里奈(まつだ・りな)プロフィール
生年月日:1999年10月13日/出身:宮崎県/身長:159.5cm/星座:てんびん座/血液型:O型2018年より欅坂46に2期生として加入。2020年10月の櫻坂46への改名後、2021年1月より副キャプテンに就任している。
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