期待のイケメン・新原泰佑、ドラマデビューでいきなり“押し倒す”シーン ミスターコン出身、“ダンスと芝居”二刀流目指す<インタビュー前編>
2020.10.22 17:00
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現在配信中の“性”のリアルを描くABEMAのオリジナル連続ドラマ「17.3 about a sex」(毎週木曜23時~)でドラマデビューを果たした新原泰佑(にいはら・たいすけ/20)。彼の美しいビジュアルのほか、ドラマ初出演にして主人公の“最悪な彼氏”を見事に演じ、大きな話題を呼んでいる。今回モデルプレスのインタビュー<前編>では、新原のドラマへの思いや裏話、憧れの俳優を聞いた。
新原泰佑「17.3 about a sex」でドラマデビュー
新原は、2000年10月7日生まれの埼玉県出身。4歳からダンスを習い始め、数々のダンスコンテストで優勝するなど、高い実力を持つ。高校3年生の時、「男子高生ミスターコン2018」に出場。グランプリを獲得し、芸能界デビューを果たした。その後、「表現者として、ダンスだけではなく、お芝居にも挑戦し自身の幅を広げていきたい」という思いからアミューズに所属。同事務所の若手俳優による「チーム・ハンサム!」の新プロジェクト「2020 OVER THE RAINBOW PROJECT」にも新メンバーとして参加が決定した。
そして新原のドラマデビュー作となったのは、“性”をリアルかつポジティブに描いたことで話題の「17.3 about a sex」。新原演じる堀田劉生(ほった・りゅうせい)は、主人公・清野咲良(永瀬莉子)の“最悪な彼氏”。1話では、自宅で咲良を無理やり押し倒しただけでなく、彼女とセックスできるかどうかクラスメートと賭けていたことが判明するのだった。
22日と29日に配信される8・9話では、劉生が再び問題を起こしてしまう。ドラマ初出演にして難しい役どころをこなした新原が、劉生を演じる中で見つけた思いや、俳優として尊敬する人物とは。
新原泰佑の決意「誰もが嫌ってくれるようなクズになろう」
― 今作では、ドラマ初出演ながら主人公の“最悪な彼氏”という役どころですが、実際に演じてみていかがでしたか?新原:まず台本もらったときに、自分でもまず「なんだこのクズは…」って(笑)。これを自分が役としてお芝居しなきゃいけないのかっていう若干の動揺もありつつ、ある種の覚悟みたいなのもあり…。だけど、せっかく台本をもらってこの役をやるなら精一杯クズになりきろうと思って。「誰もが嫌ってくれるようなクズになろう」っていう決意はありましたね。
― 1話の押し倒すシーンが永瀬さんとの初対面だったとのことですが…。
新原:そうです。劉生の家に連れてくるっていうのが初日でした。あのスケジュール、予定表を見た時に「あら~!どうしたものか」って思って(笑)。
― 8話と9話で劉生が再び登場しますが、今度のドラマの見どころや視聴者の方に作品を通して伝えたいことを教えてください。
新原:8話・9話はもっとクズになって出てくるんですけど…。今までは高校生とか、人としては最低だったんですけど、それはまだ咲良が嫌がってくれたから済んだ話であって、今回はもうそれどころじゃ済まない話になっています。1話以上に僕は非難される予定です(笑)。
なので、純粋に観ている人が「は?!マジでふざけんなよ」って思ってくれたら僕は嬉しいのと、この劉生の姿を見て、今の高校生だけじゃなくて、大人の方々も今のこの世の中の高校生たちを分かってあげてほしいとも思います。
あるシーンで、僕は出ていないんですが薬局に行ってコンドームを買うシーンがあるんです。今薬局で制服を着ていると(コンドームを)売ってもらえない店があるらしくて。何で制服着ていたら売ってもらえないのか、分からないじゃないですか。
そういう今まで皆がスルーしてる問題を取り上げたドラマなので、同世代の方々だけじゃなくて大人の方々にも観てほしいです。それこそ咲良のお母さんの藤原紀香さんの役はちょっと(性に関することに対して)厳しく当たるような役どころなので、そういう方にも観てほしいですね。
新原泰佑“ダンスと芝居”両方の道を目指す
― そんな新原さんの憧れている俳優さんはどなたですか?新原:誰かに憧れて俳優になったわけではないのですが、素敵だなと思うのは池松壮亮さんです。池松さんはすごい存在感を残しつつナチュラルなお芝居をされるので、「面白いな」「すごく綺麗に見せられているな」と思います。
それから「強い(お芝居)」という面では山田孝之さん。キャラクターによって全然顔が違うので、自分もそうなれたら良いなと思います。ダンスの面で言うと森山未來さんのようにダンスとお芝居、ちゃんと両方の道を歩めるような俳優さんになっていきたいなと思いますね。
― ダンスは、元々何がきっかけで始めたんですか?
新原:3歳か4歳の時に、お母さんが趣味で通い始めた地元のスタジオに付いて行ったことがきっかけです。
― そこから自然とのめり込んでいったんですね。
新原:そうですね。気付いたらこれしか出来なくなってました(笑)。びっくりです。今はやっていてよかったなってすごく思いますね。
素顔に迫る“一問一答”
Q1.好きな食べ物/嫌いな食べ物焼き鳥の白モツが好きです、味付けは塩が最高です。
好き嫌いは良くないと思うし基本なんでも食べられるんですが、世の中の食べ物の中でグミが唯一食べられないです。
Q2.好きなタイプ
自分より背が小さくてショートカットの女の子にめちゃめちゃに惹かれます(笑)。
Q3.好きな言葉
パブロ・ピカソの「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」。これを胸に日々お芝居やダンスをしています。
Q4.これだけは他の人に負けない!
自分よりも上の方はたくさんいらっしゃいますが、ダンスの振付や演出などを考える熱意と集中力はあります。お芝居の時も同じです。「負けない」というより「負けたくない」って感じです。負けず嫌いなので(笑)。
Q5.自分にキャッチコピーをつけるとしたら?その理由は?
自分でつけるのはちょっと恥ずかしすぎるので、皆さんのお好きなように呼んでください。結構色々考えましたがやはり難しいです。
良い案があれば教えてほしいくらいです(笑)。
Q6.スタイルキープ(体作り/健康維持)のためにやっていること
とにかく踊りまくることですね。それくらいしかやってこなかったので踊ることが僕の中では1番です。ストレス発散にもなりますし!
Q7.最近ハマっていることは?
基本インドアなんですけど最近カフェ巡りをよくします。地元から撮影現場付近まで、場所は様々です。
Q8.最近した初体験
「17.3 about a sex」で、初めてドラマの撮影現場に行きました。ドラマのお芝居自体が初めてだったので、そこで出会う事柄、流れる時間すべてが初体験でした。撮影初日に朝起きてから現場入りするまでの今まで味わったことのないドキドキ感、一生忘れないと思います(笑)。
Q9.今、一番会いたい人
Parfumeさんです。小学生の頃から大好きでライブも行ってました。多分語り出したら止まらないです(笑)。
Q10.今、最も情熱を注いでいること
お芝居です。自分が今一番頑張りたいし頑張らなくちゃいけないことです!
Q11.今、悩んでいること
サクレっていうレモン味のかき氷の上にレモンの輪切りが乗っているアイスがあって、それが大好きで地元のスーパーでいつも大量に買いだめていたのですが、最近お店に並ばなくなってしまって、通販で箱買いしようか悩んでいます。どうでも良いかもしれませんが僕からしたら結構深刻な問題なんです(笑)。
Q12.最近泣いたこと
基本的に泣かない人なのですが、「ソラニン」という映画を見たとき久しぶりに泣きました。芝居の勉強のために観ていたのに段々と作品にのめり込んでしまい勉強そっちのけで観ていて、気づいたらポロっと…。
Q13.今の夢
ぶっ飛んだキャラクターの役を沢山やりたいですね。それこそ「17.3」の時は女の子をモノとしてしか思ってないようなクズの役でしたが、それ以外にも見た人が「なんだこいつは!!」って興味を持ってくれるようなお芝居をしたいです。変な役とか、めっちゃ嫌われる役とか、結構好きです(笑)。
Q14.夢を叶える秘訣
僕もまだ叶っているわけではありませんし道の途中ですが、言えることがあるとすれば「信念を持って追いかけ、努力を怠るな」。無我夢中で必死に何かに取り組む人は、必ず誰かが見てくれます。その期待に応え、本気で自分と向き合えば道は開けると思います。
努力が辛いことなのは僕もよく知っています。4歳から今もずっとダンスというものに向き合ってきましたし、倒れるくらいの努力をしました。今はそれに加え、お芝居とも本気で向き合い始めています。
★インタビュー後編に続く。(modelpress編集部)
新原泰佑(にいはら・たいすけ)プロフィール
生年月日:2000年10月7日出身地:埼玉県
血液型:B型
身長:174cm
特技:ダンス、アクション、短距離走
Instagram:@taisukeniihara.official
【Not Sponsored 記事】
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