今年27歳にして“デビュー25周年”を迎え、名実ともに国民的俳優への成長を遂げた神木隆之介。25日に発売されたアニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』のうち「うら神木」では、神木と親交の深い人物や母親との対談企画を通じてその飾らない素顔が明らかとなった。中でも堀越高校の同級生、中村隼人や志田未来とのそれぞれの対談は、共に青春を過ごした間柄とあって同窓会さながらの雰囲気に。モデルプレスのインタビュー《後編》では、なぜか「人生で一番喧嘩した相手(笑)」という志田との不思議な関係性、キラキラしすぎ!?な堀越時代について語ってくれた。
「青春映画か何かでしょうか?!」というのが正直な感想だが、神木自身「今考えると、うちのクラスだけでドラマが撮れる気がします(笑)。女優や俳優、アイドルもいて、とんでもないクラスでしたね」とその豪華すぎる顔ぶれを振り返る。“いつか共演を”という話は「もちろん、みんなとしていました」といい、“別れの日”であるはずの卒業式ではこんな特有のエピソードも。
「すごく面白かったのが、全然みんな悲しがることもなく、あっさりしていたんですよ。『とりあえず高校はありがとう!またすぐに会うと思うからその時まで、じゃあね!』って(笑)。卒業式といえば泣きながら『本当にありがとう…』という風に、名残惜しいイメージがあるじゃないですか。だけど僕たちはまた現場で会う確率が高い人たちが集まっていたので、みんな『また現場で!』みたいな感じで、普段通りに去っていって(笑)。この感じもいいな、と思いました」
「僕が人生の中で一番、喧嘩をしている人(笑)。学生時代なんて毎日喧嘩していましたから。あともう一人(女優の)大後寿々花という子がいて、僕はその二人と喧嘩をしながら学生生活を送りました(笑)。本当に面白い関係性なんですよ。それでもコミュニケーションは途絶えなかったので、これが“喧嘩するほど仲がいい”ってことだといいな…なんて思いますけど(笑)」
声優として共演したジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』(2010)の時はまさに隣の席で、ちょっとした言い合いは収録現場でも続いていたとか。
「僕の翔という役は病弱で、ベッドに寝ているシーンがほとんどだったので、(アフレコ時は)ずっと椅子に座った状態でセリフを言っていたんです。それで、ちゃっかり立っているシーンも座ったままやっていたら、それに気づいた未来が『あんたさぁ、なんでずっと座ってるわけ?!』って(笑)。『いいじゃん、いいじゃん』みたいな冗談を言いながらやっていましたね。それと、その時は(志田から)『世界史のテスト範囲を教えて』と言われて、必死に教えていたことも覚えています」
一方で、お互いの印象を語り合う場面では、志田から「“私も神木隆之介みたいになりたい”と、いまだに思うことがあります」と最上の褒め言葉。神木は「本当にそう思っているのかな?(笑)」と照れながらも、改めて同じ俳優として尊敬の意を示した。
「役者として『この人、化け物だな!』と思いますから。特に(ドラマ『レンタル救世主』で)感情的になるとラッパーになる役をやっていた時は、『ラップで長台詞、しかも泣きながら!?ウソでしょ!』って。それをあんなに違和感なくやってしまう能力を持った人。それは『探偵学園Q』や『借りぐらしのアリエッティ』の時も思っていました。本にも書いたように“ライバル”ですね。(『おもて神木』で対談した)染谷(将太)は“憧れ”だけど、未来の場合は『この野郎、倒してやる!』みたいな。『負けねーからな!』って素直に言える、面白い存在です」
ドラマ『あいくるしい』(2005)で出会い「かっこいい、こんな人になりたい」と憧れていたという本郷奏多との、兄弟のような対談も見どころ。神木が「自分で言うのも照れくさいのですが、すごく愛情を感じる企画だなって。純粋に嬉しかったです」と語る通り、かけがえのない友人たちとの思い出がたっぷり詰まった、愛おしいアルバムのような作品となっている。(modelpress編集部)










“神木隆之介の高校生活”が眩しい「うちのクラスだけでドラマが撮れる(笑)」
高校時代の神木隆之介が、クラスメイトを笑わせたいがために馬のかぶりものをかぶって教室に登場したりと、圧倒的なムードメーカーだったことは知られたところ。特に中村隼人とは仲が良く、男子高校生ならではのおふざけで笑い合い、モテたいがためにバスケの練習に励んだかと思えば、校庭では山田涼介(Hey! Say! JUMP)が華麗にレイアップシュートを決めて女子の黄色い歓声を独り占め。そして隣の席には志田未来がいて、「トムとジェリー」かの如く目が合うたびに小競り合い…。同書の対談で語られる“神木隆之介の高校生活”が、想像するだけで眩しくてクラクラしてしまう。「青春映画か何かでしょうか?!」というのが正直な感想だが、神木自身「今考えると、うちのクラスだけでドラマが撮れる気がします(笑)。女優や俳優、アイドルもいて、とんでもないクラスでしたね」とその豪華すぎる顔ぶれを振り返る。“いつか共演を”という話は「もちろん、みんなとしていました」といい、“別れの日”であるはずの卒業式ではこんな特有のエピソードも。
「すごく面白かったのが、全然みんな悲しがることもなく、あっさりしていたんですよ。『とりあえず高校はありがとう!またすぐに会うと思うからその時まで、じゃあね!』って(笑)。卒業式といえば泣きながら『本当にありがとう…』という風に、名残惜しいイメージがあるじゃないですか。だけど僕たちはまた現場で会う確率が高い人たちが集まっていたので、みんな『また現場で!』みたいな感じで、普段通りに去っていって(笑)。この感じもいいな、と思いました」
志田未来は唯一無二のライバル「本当に面白い関係性」
そんな気心の知れた同級生たちと再会し、改めて対談をするという今回の企画には、気恥ずかしさを感じつつも「もっと皆さんが僕のことを深く知り、新しい一面を見つけてくれたら嬉しい」との想いが込められている。「特に(志田)未来との対談は、すごく恥ずかしかったですね!(笑)」と神木。「本当にお互いよく知っているからこそ恥ずかしいし、『何かヤバいこと言うんじゃないか!?』ってヒヤヒヤしていましたもん(笑)」と振り返る。「僕が人生の中で一番、喧嘩をしている人(笑)。学生時代なんて毎日喧嘩していましたから。あともう一人(女優の)大後寿々花という子がいて、僕はその二人と喧嘩をしながら学生生活を送りました(笑)。本当に面白い関係性なんですよ。それでもコミュニケーションは途絶えなかったので、これが“喧嘩するほど仲がいい”ってことだといいな…なんて思いますけど(笑)」
声優として共演したジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』(2010)の時はまさに隣の席で、ちょっとした言い合いは収録現場でも続いていたとか。
「僕の翔という役は病弱で、ベッドに寝ているシーンがほとんどだったので、(アフレコ時は)ずっと椅子に座った状態でセリフを言っていたんです。それで、ちゃっかり立っているシーンも座ったままやっていたら、それに気づいた未来が『あんたさぁ、なんでずっと座ってるわけ?!』って(笑)。『いいじゃん、いいじゃん』みたいな冗談を言いながらやっていましたね。それと、その時は(志田から)『世界史のテスト範囲を教えて』と言われて、必死に教えていたことも覚えています」
一方で、お互いの印象を語り合う場面では、志田から「“私も神木隆之介みたいになりたい”と、いまだに思うことがあります」と最上の褒め言葉。神木は「本当にそう思っているのかな?(笑)」と照れながらも、改めて同じ俳優として尊敬の意を示した。
「役者として『この人、化け物だな!』と思いますから。特に(ドラマ『レンタル救世主』で)感情的になるとラッパーになる役をやっていた時は、『ラップで長台詞、しかも泣きながら!?ウソでしょ!』って。それをあんなに違和感なくやってしまう能力を持った人。それは『探偵学園Q』や『借りぐらしのアリエッティ』の時も思っていました。本にも書いたように“ライバル”ですね。(『おもて神木』で対談した)染谷(将太)は“憧れ”だけど、未来の場合は『この野郎、倒してやる!』みたいな。『負けねーからな!』って素直に言える、面白い存在です」
ドラマ『あいくるしい』(2005)で出会い「かっこいい、こんな人になりたい」と憧れていたという本郷奏多との、兄弟のような対談も見どころ。神木が「自分で言うのも照れくさいのですが、すごく愛情を感じる企画だなって。純粋に嬉しかったです」と語る通り、かけがえのない友人たちとの思い出がたっぷり詰まった、愛おしいアルバムのような作品となっている。(modelpress編集部)
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