「初体験の年齢は関係ない」「別に誰とでもよくない?って思ってた」 nutsモデルが新ドラマ「17.3 about a sex」を観て語り合う“性”のリアル
2020.09.19 19:00
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恋愛にセックスに揺れ動く、女子高生3人のひと夏の青春を描いた「ABEMA」の新オリジナル連続ドラマ『17.3 about a sex』が17日より配信スタート。誰も教えてはくれないけれど、恋愛の先にある“リアル”が詰まった話題作に、nutsモデル4人が本音トーク。ドラマの見どころや恋愛エピソードまで赤裸々に語った。
恋愛の先にある“リアル”を描く「17.3 about a sex」
“初体験年齢の世界平均…17.3歳”というデータからタイトルがつけられた同ドラマ。17歳の女子高生たちがセックス、避妊、生理、体型の悩み、セクシャリティに初めて向き合い、時には悩み苦しみ、本音をぶつけ合いながらも自分たちの足で一歩“オトナ”へと踏み出す中で、揺れ動くリアルな心情をピュアに過激に描かれている。
東京・渋谷の街には「17.3 about a sex」配信に合わせてポスターが登場。性教育がいまだタブー視された日本社会において、「漫画みたいなメリハリボディなんて、男子の幻想じゃん?実際。」「経験のアリナシで大人か子供かなんて決まらないでしょ。」といった女子が抱える本音を代弁し、配信前から注目を集めた。
モデルプレスでは「可愛いだけの女の子はもう卒業。」をコンセプトに掲げるギャル雑誌「Happie nuts(ハピーナッツ)」から、よつさん(21)、みみさん(20)、れいなさん(20)、かのんさん(20)にインタビューを実施し、17歳当時を振り返ってもらうことに。教科書には乗っていない“性”と、どう向き合いオトナになっていった―?
「17.3 about a sex」第一話を見た感想は?
― 「17.3 about a sex」第一話をご覧になっていかがでしたか?みみ:今まで知りたかったことが描かれていて、核心ついてる!って思いました(笑)。みんな悩みを抱えながら成長するんだって思えたし、恋愛対象にしても“性”への関心度にしても、いろいろな価値観があって。どんな考えでも悪くないんだって不安が吹き飛びましたね。
かのん:タイトルだけだとびっくりするけど、ドラマを見ると全然いやらしくないよね。キラキラした青春ドラマみたいで、電車とかでも見れちゃう感じ。「ポッピングチェリー(通称ポプチェ=処女を卒業すること)」って言葉、初めて知ったけど、このワードなら友達とも話しやすいなって思った。
みみ:全体的にヘルシーだよね!“性”にまつわる疑問って聞けないことも多いから、教科書みたいに勉強できて助かる(笑)。
よつ:たまに出る刺激的なワードは高カロリーだったけど(笑)。映像が爽やかだし、セックスが主じゃないからエロさも全然なくて女子も見やすいと思う。
れいな:うん。この1話だけですごい学べることが、詰まっているというか、私自身も学ぶことがあった。不安や焦りに感じていたことが解消できるドラマだなって思います。価値観の異なる主人公3人にそれぞれ共感できるし、ストーリーがおもしろくて次が見たくなる~!
nutsモデル、“性”への本音語る
― ドラマに描かれている17歳当時、皆さんはどんな恋愛をしていましたか?よつ:当時はまだ遊びたい年頃で、経験豊富で早熟な主人公・祐奈みたいな考え方でした。別に誰としようが関係ないし、そこまで深く考えて行動してなかった(笑)。だけど変なウワサ流されちゃったり、自分の価値が下がるようなことを言われたりして。好きな人だけ、大事な人だけでいいって思えるようになりました。
みみ:高校生のときはセックスよりも、恋愛に重きを置いてたと思います。知らなくて不安がいっぱいだったし、考えないようにしてた。友達が“ポプチェ”して置いていかれる焦りや不安は、すごく分かるな。ただ自分本意な相手だと、初体験が嫌な思い出になってしまうから、少しでも不安になるんだったらやめときなって言うと思います。今でもフランクに話すのが得意になっただけで、まだまだこわい。ギャルだから遊んでそうってよく言われるけど、意外にピュアだったり、悩んでいたり、楽しんでいたり.…。本当に人それぞれ恋愛に対しての向き合い方って違うと思います!
かのん:私は期間限定とか新発売のものが好きだったり、何にでも好奇心が強いタイプ。性に興味を持ったのも早くて、中2の初体験は、なんとなく覚えています。でも、初めての事だからちゃんと覚えよう!と思って、記念日にしました(笑)。私はすごくいい思い出になっているし、好きな人と自然な流れで結ばれるなら、初体験の年齢は関係ないと思う。ただ、ドラマに出てくるヤリモクみたいな人は絶対ダメ。自分を大切にしてくれる人かを見極めてほしいですね。
れいな:“性”のリアルな部分って学校で教わることもないから、友達に聞いたり彼氏に聞いたりしてました。そういう人も多いんじゃないかな?知識を身に着けて自分の意思を持っていれば、相手に流されたり後悔するのを避けられるんじゃないかなって思います。それでも失敗するときあると思うし、自分のカラダやメンタルが傷ついたりすることだってある。焦ることはないし、世間に合わせる必要もないので、自分のペースでゆっくり成長していったらいいんじゃないかって思います。
― ドラマでも“性”に対して多様な価値観が登場しますが、こうやって話を聞くだけでも、人によって様々ですね。
れいな:本当ですね。「17.3 about a sex」は主人公の3人が全員違うタイプだから、「いるいる!こういう友達!」って感情移入できる。恋愛感情を持たない人もいるんだと、ドラマで初めて知ってびっくりしました。自分の中の価値観は当たり前じゃないって知れてよかったです。
よつ:私も子供の頃はセクシャリティについて詳しく知らなかったけど、年重ねていくと人それぞれ違うって理解できるようになったかも。今は街で同性同士で手つないで歩いても何とも思わないし、価値観はみんな違っていいんじゃないかなって思います。
みみ:口にするのが恥ずかしいなって思う内容でも、いつまでも“何も知らない”ままではいられない。本当にそのとおりだなって思いました。友達と話すきっかけになりそう。
かのん:青春時代を思い出して懐かしくなったり、これから経験する人は不安をやわらげることができるかなって思う。男性にも女性にも観てほしいドラマです。
ギャル雑誌nuts復刊!メッセージ
― webに続き10月には雑誌として復活。最後に「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。よつ:手が届きそうな目標じゃなくて、もっとレベルが高い目標を持って行動すること。nutsが復刊して、これからは表紙も目指したいし、もっとnuts広めて姉ギャルを増やしていきたいです。
かのん:継続は力なりだと思います。コツコツやることが夢を叶えるために重要だと思うので、1回で成功すると思わず、失敗も経験しながら夢に進んでいくことだと思います。
れいな:夢を持つことは簡単かも知れないけど、それを行動に起こすのは難しい。何事にも全力で、コツコツとやっていくこと。それに夢を叶えるには、何かしら覚悟が必要になってくるはず。自分なりに覚悟を持って挑むことが大切だなって思います。
みみ:本当にやりたいことなら、他人がどう言おうと自分を信じてやり続ける!絶対諦めないことかな。
― ありがとうございました!
「nutsっていう言葉が大きくなることが1番の目標!」とさらなる夢を語ってくれた4人。まさに「可愛いだけの女の子はもう卒業。」という言葉を体現する彼女たちの言葉は、“性”に悩める女性にとっても力強いエールとなるはず。
すでにドラマを視聴した人からは「想像以上によかった!!」「共感が止まらない…」「学びが深かった」などの声が寄せられ、初回配信は「ABEMA」オリジナルドラマ史上歴代1位のコメント数を記録した「17.3 about a sex」。
高校生のリアルな恋愛ドラマとして楽しみながらも、“性”に関する知識が学べる新しい時代のドラマとして、ますます盛り上がりを見せそうだ。次回は24日(木)に第4話が配信される。(modelpress編集部)
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