モデルプレスのインタビューに応じた若月佑美(C)モデルプレス

若月佑美「今日から俺は!!劇場版」アクションシーンで苦戦したこと 清野菜名&橋本環奈とは“女子会”<インタビュー前編>

2020.07.20 09:00
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映画「今日から俺は!!劇場版」に出演する女優の若月佑美(わかつき・ゆみ/26)にモデルプレスがインタビュー。女優として数々の爪痕を残す彼女が、同作への続投で思うことは──アクションシーン裏話や現場でのエピソードなどを語った。<インタビュー前編>

若月佑美“川崎明美”続投「今日から俺は!!劇場版」

累計4000万部超えを記録した西森博之氏による伝説のツッパリ漫画を原作に、福田雄一監督と俳優・賀来賢人のタッグにより、斜め上を行き過ぎる抱腹絶倒のツッパリコメディードラマとして支持を得た同作。

若月は、橋本環奈演じる早川京子を慕うスケバン・川崎明美役。ほかにも、ドラマを盛り上げてきた個性豊かな俳優陣総勢18人が誰一人かけることなく映画へ出演する。

「今日から俺は!!劇場版」ポスタービジュアル(C)西森博之/小学館(C)2020「今日から俺は!!劇場版」製作委員会
「今日から俺は!!劇場版」ポスタービジュアル(C)西森博之/小学館(C)2020「今日から俺は!!劇場版」製作委員会
インタビューでは、続投が決定した心境や、撮影現場の様子などを聞いた。

若月佑美、アクションシーンで苦戦したこと

― 映画・続編ドラマに出演が決まった時、率直にどう思いましたか?

若月:嬉しかったです!福田雄一監督をはじめキャストの皆さんが、ドラマをクランクアップした後、「いや、これはいけますよ!みんな喜んでくれますよ。ブームにしましょう!」「劇場版とか絶対いきたいですね!」とお話をしていたので、本当に叶ったんだという喜びと、キャストやスタッフがすごく良い意味で力を入れていたので「お!やっぱりできたか」という、なんかちょっと誇らしい気持ちです。とても素敵な思いが詰まった作品だなと思います。

― “福田組”の作風には慣れましたか?

若月:いやぁ~、まだまだ慣れないですね。福田さんの現場は、1番考える現場かもしれないです。役について考えることも多いのですが、それ以外のアドリブ部分なども考えていて…。周りの方がアドリブを入れている時に、私もアドリブを入れてしまったら、てんやわんやしてしまうので、頃合いなども伺いつつ演じています。私はまだまだ考える立場ではないのですが、福田さんの現場は考えることも役者に任せてくださるので、1番頭を使うなと毎回思っています。

― ほかの共演者さんとのバランスも見ながらやっているんですね。

若月:そうですね。でも、本当に周りの方に支えられています。私はムロツヨシさんや賀来賢人さんのように、おもしろいことをパッと演じられる技量も度胸もなくて…。「ここでは脱線しちゃダメかな…?」とすごく考えてしまうタイプなので、そこはプロの皆さんにアドリブの面は任せて、自分にアドリブを投げてくださった時にどう返せるかを考えていました。

若月佑美(C)モデルプレス
若月佑美(C)モデルプレス
― 今回はアクションシーンにも挑戦されているということですが、これまでの作品での経験は活かされましたか?

若月:楽しさは最初からありましたね。劇中では、相手側の北根壊高校というところと闘うのですが、その方たちは男性で、しかもカラダが大きいので、私たちと体格差があって拳を振った位置が低くなってしまうんです。本当はお腹にパンチを入れなくてはいけないのに、脚の方に当たってしまうことが多かったので、上に打つつもりで拳を突き出したり、体格差のバランスをとったりする動作は、今まで自分がアクションを行ってきた中でも新しい試みでした。あまり男性と闘うこともなかったので、勉強になりましたね。

― パンチは思いっきりやったんですか?

若月:思いっきりやりました(笑)。相手の方にも「来てください!」と言ってもらえたので、何度もやるの申し訳ないと思いながらも、安心して演技に集中できました。

現場の雰囲気は「全然変わらない」

― 前作ドラマとお馴染みのメンバーが揃っていますが、現場での雰囲気は変わらずでしたか?

若月:全然変わらないです。お久し振り感もそこまでなく、再会するまでもずっと一緒にやっていたような感覚でフラットに作品に入れたので、すごく素敵な現場だなと思いました。

― 清野菜名さん、橋本環奈さんとは確固たる絆が生まれている中で、再共演という形になっていると思いますが、ドラマの時と環境や関係、演技のしやすさなども変わりましたか?

若月:変わらないですね。橋本環奈ちゃんは、初対面でも距離なく接してくれていたので、そういった意味では変わらず仲良しの距離感でもあり、ちゃんと京子と明美の距離感もできていました。

― 橋本さんは距離の詰め方が上手ですよね。

若月:そうなんですよ。私が結構緊張して最初は壁を作ってしまうので、一気に距離を詰めてくださったのがすごく嬉しかったです。清野菜名ちゃんは、劇中での学校が違うので、ドラマの時からあまり一緒のシーンがなかったのですが、女子が集まった時は女子会を始めていました(笑)。本当に皆さん優しいし、おもしろいし、フランクだし…。だからこそ作品もこんなにおもしろいものができたのかなと思います。

若月佑美は“俳優顔”?

若月佑美(C)モデルプレス
若月佑美(C)モデルプレス
― 撮影現場で印象に残ったエピソードとかありますか?

若月:急に福田さんや賀来さんが私の顔を見て「なんか今日お前俳優みたいな顔してるぞ」と言われた日がありました。ドラマの時は福田さんに“ゴルゴ”と呼ばれていたんですよ(笑)!「お前ゴルゴみたいな濃い顔してんぞ」と言われていたのですが、次は俳優になりました。なので、私が俳優っぽい顔をしているシーンがどこかにあると思うので、ぜひ探してみて欲しいです(笑)。

― 俳優(笑)。お顔がはっきりされているからですかね?監督や出演者の方々ともそういうことを言い合える関係なのですね!仲良し!

若月:そうですね。すごく仲の良い現場でしたね。

若月佑美、悩む人にメッセージ

― 今回の状況もあって将来の夢を持ちづらくなっている方も多いと思います。若月さんから、そんな方に向けてメッセージを送るなら、どんなことを伝えたいですか?

若月:よくファンの方からの質問でも「夢がないのですがどうしたらいいですか?」「夢はないとダメですか?」などの声が寄せられています。私自身も、高校の時進路を決められなくて、自分が大学に行って専門的に学ぶほどやりたい職業がまだ見つかっていなかったので、すごく悩んでいました。

でも、夢がないことや夢に対して悩むんだったら、そんな夢いらないなと思って、“夢”の存在で自分を苦しめているんだったら、夢や目標なんて大きなものはなくても良いから、1日を頑張れる小さな自分のゴールを見つけられたら良いかなと思います。

例えば「自分が将来社長になるために、今日1日の仕事を頑張ろう」となると、途中で「あれ?何をしているんだろう?」と悩む瞬間が来てしまうと思うので、「美味しいアイスを買ったから今日1日そのために頑張ろう」「新しいコスメを買うために頑張ろう」とか、本当にそういうもので良いんじゃないかなと思っています。

若月佑美(C)モデルプレス
若月佑美(C)モデルプレス
― 自粛期間中は若月さんも不安でしたか?

若月:初めはなくなってしまったお仕事もあったので、不安でした。でも、それこそ見えない将来に悩んで1日が終わってしまうんだったら、そんなもったいないことはないから「今日は何を食べよう」「明日は何をして、どうやって楽しもう」と楽しい方で悩みたいなと思って。こんなに自分のことについて考えられる期間をもらえることは今後ないかもしれないと考えたら、「超良い時間をもらっているかもしれない!」と思えるようになりました!

― 若月さんにとっても、自分を見つめ直す時間になったのですね。

若月:そうですね。新しい自分を見つけるために、自分を見つめ直すという感じでした。コスメだったらスキンケアが好きなのか、メイクが好きなのかとか、これまで仕事に必死になっていて考えられていなかった「自分は何が1番好きなんだろう」ということをあえて自分自身に聞いてみて、「私はスキンケアが好きなんだな~」と小さな答えを出すことができました。

― 素敵な時間になったんですね。

若月:今までは家に帰ってきて、お風呂に入って寝るだけのことが多かったのですが、家の存在がこの自粛期間で変わったと思います。家での過ごし方を教えてもらいました。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

ストーリー

「今日から俺はつっぱる!」—―時は1980年代。転校を機に、髪を金髪に変えてつっぱりデビューした軟葉高校二年生・三橋貴志(賀来賢人)。持ち前の運動神経とねじ曲がった性格で、たちまち周囲の不良達に目を付けられる。同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の伊藤真司(伊藤健太郎)とコンビを組んで、次々やってくる強敵を返り討ちにしていく毎日。三橋と友達以上恋人未満な赤坂理子(清野菜名)や、伊藤とラブラブな早川京子(橋本環奈)とのラブコメ的青春を謳歌したいのに、寄ってくるのはワルばかり…。

三年になったある日、かつて二人が壮絶な戦いを繰り広げた不良の巣窟・開久高校の一角を隣町の北根壊高校が間借りすることに。かなりの極悪高校で名の通った北根壊の番長は柳 鋭次(柳楽優弥)と大嶽重弘(栄信)。彼らは、智司(鈴木伸之)と相良(磯村勇斗)という圧倒的な“頭”を失った開久の生徒に対して妙な商売を始める…。一方、怪しいスケバン・涼子(山本舞香)が今井(仲野太賀)に近づき…。それは、「今日俺」史上最大で最凶の波乱の幕開けだった―!

若月佑美(わかつき・ゆみ)プロフィール

1994年6月27日生まれ。静岡県出身。乃木坂46では1期生として活躍し、2018年11月にグループを卒業。

卒業後は女優として活躍し、ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ)、「頭に来てもアホとは戦うな!」(日本テレビ)、「父と息子の地下アイドル」(WOWOW)、舞台「鉄コン筋クリート」、「恋のヴェネチア狂騒曲」、「GOZEN-狂乱の剣-」、映画「シグナル100」、「ヲタクに恋は難しい」など出演作多数。2020年は映画「今日から俺は!!劇場版」のほか、ドラマ「私の家政夫ナギサさん」に出演中。「Oggi」6月号からは同誌美容専属モデルを務める。

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