久代萌美アナ“5つの法則”ヘアメイク・ファッション・会話術…【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】
2020.04.01 17:00
views
「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載『女子アナの“素”っぴん』―――― Vol.57~58は2012年入社の久代萌美(くしろもえみ・30)アナウンサー。
「才色兼備」と呼ばれる彼女たちも1人の女性。テレビ画面から離れたところでは、失敗して泣いていたり、悔しくて眠れなかったり、自分の居場所に悩んでいたり…。それでも気持ちを落ち着かせて、どうしたら視聴者に楽しんでもらえるのか、不快感を与えないのか、きちんと物事を伝えられるのか、そんなことを考えながら必死に努力をしている。本連載ではテレビには映らない女性アナの“素”(=等身大の姿)を2本のインタビューで見せていく。
――――お仕事について語った前編(Vol.57)に引き続き、後編(Vol.58)では私生活も含めた久代アナの“素”っぴんをお届けする。
久代:全体的にナチュラルメイクが好きなのですが、リップだけはしっかり発色する赤系を選んでいます。
― なぜ赤なのですか?
久代:やはり唇に色がないと顔色が悪く見えてしまいますし、スタジオは照明が明るいので、流行りのヌーディーな色味や薄いピンクは顔に馴染み過ぎてしまうんですよね。リップはキリッと濃い色をつける分、チークはあまり塗らないようにしています。
― 全体的にナチュラルに作るというのは、崩れにくいから?
久代:というか私、メイクが似合わない顔なんですよ。ちゃんとメイクすると七五三みたいになるんです(笑)。
― 厚塗り感が出るということでしょうか?
久代:そうです。“慣れない子どもがやってもらった感”。この気持ちをわかってくださる方もいると思うのですが、メイクをやればやるほど残念になるタイプの顔の人って、いるんですよ。私はそれなんです(笑)。アイメイクも、濃ければ濃いほど目が小さくなる。
― それはわかります。やりすぎるとメイクに目が埋もれる感じ。
久代:そうなんです。でも、ちゃんと“メイクしている感”は必要じゃないですか。なので、必要最低限で、リップは赤、アイラインは長めに。その他のパーツはいろんなことはしないようにしています。
― では、オフの時のメイクはどうですか?
久代:しません。あ!口紅だけ塗ります。
― それは先ほどの顔色の問題?
久代:そうですね。
― ナチュラルメイク派ということは、スキンケアにこだわりが?
久代:スキンケアに命をかけていますね。
― お肌がすごく綺麗ですよね。何をされているのかぜひ教えてほしいです。
久代:これと言って特別なことや、何かいっぱいしているわけではないんです。たっぷり化粧水を塗る、パックをする、乾燥が気になったら加湿器をつけるとか、本当に皆さんがやっているようなことです。
― 基礎をきちんとすることが大事なんですね。
久代アナ:そうです。顔を洗うことも面倒な時は、拭き取りでもいいのでちゃんと落とすとか。
― スキンケアで1番心がけているポイントを挙げるとしたら?
久代:全てにおいて添加物が入っていないものを選ぶことです。
― 最近オーガニックコスメが流行っていて、選択肢も広がっていますよね。
久代:そうなんです。高価なものは使っていないのですが、香料やアルコールとか刺激物の少ないものを選ぶようにしています。
― でもスキンケアだけでなく、久代アナは自炊による効果も大きそうです。Instagramを拝見しているのですが、本当にどれもバランスが良くて美味しそうで。
久代:ありがとうございます。あまり自炊のおかげという実感はないのですが、やっぱり自分で作ると、総じてバランスよく摂れるので肌にも体にも良いですし、なんだか朝もすっきり起きられる気がするんですよね。
― 料理はいつ頃からお好きなんですか?
久代:小さい頃から母の手伝いをしていて好きでしたが、本格的に作るようになったのは大学生の頃からでしょうか。
― 仕事が忙しい中で、料理が苦になることはないですか?
久代:私にとって、料理は“オフ”なんです。疲れて帰ってきて、皆さんが例えば「本を読みたい」「映画を観たい」「お風呂に浸かりたい」と思うように、私の場合はそれが「料理を作りたい」という感じ。疲れて帰ってきた日こそ、料理します。
― 今のように寒暖の差が激しく体調を崩しやすい時期におすすめの料理はありますか?
久代:すごくベタなのですが、ネギと生姜をたっぷり使うと温まるのでおすすめです。私は喉が痛い時、料理にもはちみつをたくさん入れたりもします。あとはやっぱり野菜をたくさん食べますね。
― 入社当時はショートカットでしたよね。
久代:そうです。入社後しばらくショートカットだったのですが、いつからだったか伸ばし始めて、最近はずっと1本に結ぶこのスタイルです。
― 伸ばし始めたきっかけがあったわけではなく?
久代:最初はショートカットの方が楽だと思っていたのですが、ショートカットって意外と手がかかるんです。
― 寝癖がついたりするとセットは面倒ですね。シャンプーは楽ですが。
久代:そうなんです。ブローが1人では上手くできなくて。ロケや出張だった場合、自分で髪型をセットしないといけないことも多いので、きゅっと結べた方が楽なんです。
― たしかに。ロングなら結べますが、短いと為す術なし。
久代:スプレーで固めても固まりきらなかったりするので、結んでしまうのが1番スッキリしていて、外の取材でも天候にもあまり影響されないんです。
― じゃあアレンジもあまりしないですか?
久代:はい。おくれ毛も出さず、わりとタイトに結ぶこのスタイルが好きです。
― オフもですか?
久代:オフもですね。起きたらそのままバッと結んで終わりです(笑)。
久代:今日もそうですが、首が詰まったデザインが好きなので、襟付きのものが多いです。普段もあまり首があいた服は着ないですね。あとは色のあるものを着るようにしています。淡い色より原色。パキッとした青、黄色、緑とか。
― それはなぜですか?
久代:やっぱり顔色がよく見えますし、特にバラエティーでは、その方が画が明るくなるので。報道番組などではあまり着られないので、色の指定のないバラエティーの収録に取り入れています。
― 衣装はスタイリストさんと相談して決めるタイプですか?
久代:相談は一応するのですが、長く担当してくださっているスタイリストさんなので、私の趣味も全部わかってくださっていて、完全にお任せで大丈夫なくらいです。いつもたくさん用意してくださるのですが、どれもタイプで困ってしまいます(笑)。
― オフのファッションは衣装に近いですか?
久代:以前は近かったのですが、最近はアナウンサーらしい清楚な洋服は仕事で着られるので、私服ではデニムやパーカーとか真逆のカジュアルなものを着るようになりました。すごく派手な服も、気持ちの切り替えになっていいなと思っています。
― 派手な服というとどんな感じですか?
久代:銀色の服です。
― 銀!攻めてますね!
久代:「仕事では絶対にこれは着られないぞ」というものこそ、私服で(笑)。
久代:毎日絶対湯船に浸かることです。
― どんなに遅くても?
久代:どんなに遅くても浸かります。やっぱりお風呂に入るとぐっすり眠れるんですよね。でも入っている時間がもったいないので、湯船に浸かりながらスマートフォンで資料を見たり、ドラマを見たりします。
― ほかに何かずっと続けている健康法はありますか?例えば運動とか。
久代:続かないんですよね(笑)。ジムに行っていたこともあるし、朝にスムージーを飲んでいたこともあるのですが、続きませんでした。
― ちなみに、スムージーはどれくらい続いたんですか?
久代:朝スムージーは3ヶ月くらい。すぐ飽きちゃうんですよね。
― ジムの方は?
久代:ジムは1年くらい行きました!
― なぜ行かなくなったんですか?
久代:成果が出たので、「もうこのくらいでいいんじゃないか」ということで卒業しました(笑)。
― 運動は学生の頃からあまり?
久代:していなかったです。学生の頃から歩くのがあまり好きじゃなくて。でも自転車が好きなので、結構距離があっても自転車で行ったりします。
― それが自然に運動になっていると。では、「ちょっと太ったな」という時はどうしていますか?
久代:炭水化物を抜きます。あとはしないですね。
― 食事でなんとか。
久代:はい。「スタジオまでエレベーターを使わないで階段で行く」と決めるのですが、できないんですよ(笑)。時間もないし、階段って意外と目が回るし。
― その後に仕事かと思うと、ついサボりたくなりますよね。
久代:行きは「これから仕事だから」と言ってサボるし、帰りは「早く帰りたい」と言ってサボるんです。もう何もできませんね(笑)。
久代:聞くことです。基本的にはすごく喋りたいタイプなので、身内や親友の場合は一方的に喋りますが、仕事相手やあまり喋ったことのない人の時は、ひたすら聞く方に回ります。“8割聞いて2割質問”くらいの感じで、自分のことは聞かれるまで喋らないかもしれません。
― そうなんですね。あまり人見知りはしないタイプですか?
久代:それは諸説あります。
― 諸説あるんですね(笑)。
久代:私は人見知りするタイプだと思っていて、初対面の人とは確かに喋れないしあまり近づけないのですが、仕事だと思うと誰とでも喋れるんです。
― スイッチが入るんでしょうか。
久代:何なんでしょう?仕事だと、取材先やそれこそ道を歩いている人とか誰でも大丈夫なのに、プライベートになると昔から仲の良かった人としか上手く喋れないです。
― すごいギャップですね。
久代:これは仕事スイッチということにしていただけますでしょうか。
― そうしましょう(笑)。心を許した人が相手の時はお喋りになると。
久代:もう身内といる時は今までお話ししたことは全て忘れて(笑)、相手が喋ろうとしても喋ります。
― そういう時の話題は何が多いんですか?
久代:日常のことや仕事のことも話しますし、最近のブームとか。主に自分の話ですよね(笑)。
― 仕事ではインタビューをすることも多いと思いますが、気をつけていることがあればぜひ教えていただきたいです。
久代:最初は、相手がどういうテンポで喋る方なのかをうかがいます。聞いたことに対して1で答える方なのか、さらに違うこともプラスして答えてくださる方なのか。ゆっくりだけど待ったらすごくたくさん喋ってくれる方や、聞かれたら喋るという方もいます。どうやったらその人が1番喋りやすいのかを冒頭ですごくうかがいます。
― 難しいですよね。どこまで待っていいのかな、と感じる時もあったり。
久代:静かだけど本当は喋りたいのかな、という時もありますよね。なので、空気感を合わせて気長に待つことも大事かなと思います。
久代:いっぱいあります。でも1番は調味料オタクでしょうか。
― 調味料。それはどんなものでも?
久代:はい。ベーシックな調味料ももちろん揃えているのですが、海外旅行に行った時は必ずスーパーに行って、現地の調味料をたくさん買います。
とりあえず何に使うかわからなくても買うんです。ただただ美味しそうだなと思って買ったり、日本に帰ってから検索したり。日本に売っているものでも、本場のものとは味が違うこともあります。あとは現地の購入した方が量がたくさん入っていて安いことも多いんです。なので、友達が海外に行く時も「あれ買ってきて!」とお土産に絶対調味料を頼んでいます。
― 今まで買った中で1番ヒットだった調味料は?
久代:1番のヒットは、アジア圏で売っているホタテの身がたくさん入っているオイスターソースです。これは毎回買うのですが、本当に美味しいんですよ。しかも、安いんです。
― 美味しそう。主に何に使うんですか?
久代:普通にそれだけ入れてもスープにもなるし、野菜やお肉を炒めてもいいし、チャーハンにも合います。入れると、なんでもすごく美味しくなるんです。
― 最強ですね!日本のものだと何が好きですか?
久代:ちょっと辛いのが好きなので、柚子胡椒なども好きです。すごく種類が豊富なので、唐辛子だけでも何種類も持っています。
― それだけ集めていると保管が大変じゃないですか?
久代:そうですね。結構料理していると、少ない量だとすぐなくなっちゃうので、業務用みたいな大きいサイズを買っているんですよ。唐辛子1キロとか(笑)。
― すごい。お店が開けそうです。
久代:なので、全部小分けに移して本体は押入れにしまうようにしたり、頑張って整理整頓しています。
― 料理はジャンル問わず何でも作るんですか?
久代:何でも作ります。昨日はキムチを漬けました。韓国では各家庭で漬けていると聞いたので、私にもきっと作れるだろうと思って。
― 久代アナクラスになると、レシピを見ないでも作れるものなんですか?
久代:日本のものだったらなんとなくで作れることもありますが、異国のものはそもそも何が入っているんだろう、というところから始まります。ひとつのレシピを見て作るというより、1回勉強していろんなレシピを見て「こういうものが入っているのか」ということだけ理解して、あとは自分の好きな量を適当に、という感じです。
― ちょっと実験に似ていますね。
久代:そうなんです。理科が好きなので、実験しているかのように料理します。それで全部1回1回メモをとるんですよ。「今回はこれを入れてこうなった。ちょっと甘さが足りなかったから次回はこうする」とか。
― 分析レポートのような。
久代:書かないと忘れてしまうので、また同じことをするじゃないですか。だから毎回メモを取ります。
― 1番その実験が成功したと思うレシピや料理はありますか?
久代:あります。うどんです。
― 想像よりシンプルなものが来ました。
久代:うどんはまさに研究なんです。小麦粉・塩・水というシンプルな材料だけなのですが、このひとつひとつのちょっとの量で全然変わるんですよ。あとは温度や時間。ちょっと白熱しますが大丈夫ですか(笑)?
― 大丈夫です!そういうコーナーです。
久代:なので、これも毎回メモをしていました。あとはゆで卵。ゆで卵の研究は、本当に2ヶ月くらい費やしました。
― 2ヶ月!
久代:沸騰したところに冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵を入れて、これは好みなのですが私が好きな固さは7分ぴったり。それをすぐ水で冷やします。でも、これはまたお鍋の大きさも関係するんですよ。
― なるほど。難しいですね。
久代:なので、真似したのにできない、というパターンもあります。私の家の鍋でその水の量だと、ということになります。
― 常温の卵、と書いてあるレシピも多いですよね。
久代:そうですね。あと水から入れるとか大鍋だった場合とか、それを考えていくのが楽しいです。
久代:川野さんとは、たまに美容の話をします!お肌に対する美意識が高い先輩です。また、食欲旺盛なお子さんの話も聞いたことがあるので、普段どのようなご飯を作っているのかとっても気になります!!
(modelpress編集部)
<担当番組>
さんまのお笑い向上委員会
ワイドナショー
ノンストップ! ESSEコーナー(火・水)
BSフジニュース
CSバレーボールチャンネル ナレーション
撮影はオールお台場ロケ。カレンダープロデュースチームには、今回で3年連続担当となる新美有加アナウンサーを中心に8人のアナウンサーが参加。コンセプトや撮影場所、そしてスタイリングやメイクに至るまで、普段テレビには映らない女性アナウンサーの魅力、さらにはお台場の魅力を最大限表現すべく、愛情たっぷり意欲的に制作に携わった。
販売価格:2300円(税別)
発売日:9月末店頭販売開始
WEBショップ等では、9月上旬より順次予約受付スタート。
販売場所:フジテレビショップ、フジテレビ公式通販サイト「フジテレビe!ショップ」、全国書店他
サイズ:A5
仕様:全28枚(表紙含む)卓上カレンダー
フジテレビ全アナウンサーが登場する間違いやすい日本語を写真とイラストで楽しく学べるカレンダー。
サイズ:B6
仕様:32枚つづり万年日めくり卓上カレンダー
毎日の運動を16名のフジテレビ男性アナウンサーの写真とイラストでわかりやすく紹介。置き換えダイエットも合わせて1か月続けて1㎏の減量(約7000キロカロリーの消費)を目指すことができるカレンダー。
※体重60kgの方を想定した消費エネルギー量です。
※体重1kgを減らすためには約7000Kcalの消費が必要です。
※消費エネルギー量は個人差がありますので、あくまで目安としてご覧ください。身体活動状況、環境条件により消費エネルギーは変動します。
※置き換えダイエットのカロリーは、一般的な食品・メニューのカロリーを元に算出しております。種類によって実際のカロリーは異なりますので参考数値としてご覧ください。
――――お仕事について語った前編(Vol.57)に引き続き、後編(Vol.58)では私生活も含めた久代アナの“素”っぴんをお届けする。
<1>久代萌美アナ“ヘアメイク”
― 仕事の時のメイクでこだわっているところはありますか?久代:全体的にナチュラルメイクが好きなのですが、リップだけはしっかり発色する赤系を選んでいます。
― なぜ赤なのですか?
久代:やはり唇に色がないと顔色が悪く見えてしまいますし、スタジオは照明が明るいので、流行りのヌーディーな色味や薄いピンクは顔に馴染み過ぎてしまうんですよね。リップはキリッと濃い色をつける分、チークはあまり塗らないようにしています。
― 全体的にナチュラルに作るというのは、崩れにくいから?
久代:というか私、メイクが似合わない顔なんですよ。ちゃんとメイクすると七五三みたいになるんです(笑)。
― 厚塗り感が出るということでしょうか?
久代:そうです。“慣れない子どもがやってもらった感”。この気持ちをわかってくださる方もいると思うのですが、メイクをやればやるほど残念になるタイプの顔の人って、いるんですよ。私はそれなんです(笑)。アイメイクも、濃ければ濃いほど目が小さくなる。
― それはわかります。やりすぎるとメイクに目が埋もれる感じ。
久代:そうなんです。でも、ちゃんと“メイクしている感”は必要じゃないですか。なので、必要最低限で、リップは赤、アイラインは長めに。その他のパーツはいろんなことはしないようにしています。
― では、オフの時のメイクはどうですか?
久代:しません。あ!口紅だけ塗ります。
― それは先ほどの顔色の問題?
久代:そうですね。
― ナチュラルメイク派ということは、スキンケアにこだわりが?
久代:スキンケアに命をかけていますね。
― お肌がすごく綺麗ですよね。何をされているのかぜひ教えてほしいです。
久代:これと言って特別なことや、何かいっぱいしているわけではないんです。たっぷり化粧水を塗る、パックをする、乾燥が気になったら加湿器をつけるとか、本当に皆さんがやっているようなことです。
― 基礎をきちんとすることが大事なんですね。
久代アナ:そうです。顔を洗うことも面倒な時は、拭き取りでもいいのでちゃんと落とすとか。
― スキンケアで1番心がけているポイントを挙げるとしたら?
久代:全てにおいて添加物が入っていないものを選ぶことです。
― 最近オーガニックコスメが流行っていて、選択肢も広がっていますよね。
久代:そうなんです。高価なものは使っていないのですが、香料やアルコールとか刺激物の少ないものを選ぶようにしています。
― でもスキンケアだけでなく、久代アナは自炊による効果も大きそうです。Instagramを拝見しているのですが、本当にどれもバランスが良くて美味しそうで。
久代:ありがとうございます。あまり自炊のおかげという実感はないのですが、やっぱり自分で作ると、総じてバランスよく摂れるので肌にも体にも良いですし、なんだか朝もすっきり起きられる気がするんですよね。
― 料理はいつ頃からお好きなんですか?
久代:小さい頃から母の手伝いをしていて好きでしたが、本格的に作るようになったのは大学生の頃からでしょうか。
― 仕事が忙しい中で、料理が苦になることはないですか?
久代:私にとって、料理は“オフ”なんです。疲れて帰ってきて、皆さんが例えば「本を読みたい」「映画を観たい」「お風呂に浸かりたい」と思うように、私の場合はそれが「料理を作りたい」という感じ。疲れて帰ってきた日こそ、料理します。
― 今のように寒暖の差が激しく体調を崩しやすい時期におすすめの料理はありますか?
久代:すごくベタなのですが、ネギと生姜をたっぷり使うと温まるのでおすすめです。私は喉が痛い時、料理にもはちみつをたくさん入れたりもします。あとはやっぱり野菜をたくさん食べますね。
― 入社当時はショートカットでしたよね。
久代:そうです。入社後しばらくショートカットだったのですが、いつからだったか伸ばし始めて、最近はずっと1本に結ぶこのスタイルです。
― 伸ばし始めたきっかけがあったわけではなく?
久代:最初はショートカットの方が楽だと思っていたのですが、ショートカットって意外と手がかかるんです。
― 寝癖がついたりするとセットは面倒ですね。シャンプーは楽ですが。
久代:そうなんです。ブローが1人では上手くできなくて。ロケや出張だった場合、自分で髪型をセットしないといけないことも多いので、きゅっと結べた方が楽なんです。
― たしかに。ロングなら結べますが、短いと為す術なし。
久代:スプレーで固めても固まりきらなかったりするので、結んでしまうのが1番スッキリしていて、外の取材でも天候にもあまり影響されないんです。
― じゃあアレンジもあまりしないですか?
久代:はい。おくれ毛も出さず、わりとタイトに結ぶこのスタイルが好きです。
― オフもですか?
久代:オフもですね。起きたらそのままバッと結んで終わりです(笑)。
<2>久代アナ“ファッション”
― 続いて、ファッションのお話です。仕事の時の衣装でこだわりがあれば教えて下さい。久代:今日もそうですが、首が詰まったデザインが好きなので、襟付きのものが多いです。普段もあまり首があいた服は着ないですね。あとは色のあるものを着るようにしています。淡い色より原色。パキッとした青、黄色、緑とか。
― それはなぜですか?
久代:やっぱり顔色がよく見えますし、特にバラエティーでは、その方が画が明るくなるので。報道番組などではあまり着られないので、色の指定のないバラエティーの収録に取り入れています。
― 衣装はスタイリストさんと相談して決めるタイプですか?
久代:相談は一応するのですが、長く担当してくださっているスタイリストさんなので、私の趣味も全部わかってくださっていて、完全にお任せで大丈夫なくらいです。いつもたくさん用意してくださるのですが、どれもタイプで困ってしまいます(笑)。
― オフのファッションは衣装に近いですか?
久代:以前は近かったのですが、最近はアナウンサーらしい清楚な洋服は仕事で着られるので、私服ではデニムやパーカーとか真逆のカジュアルなものを着るようになりました。すごく派手な服も、気持ちの切り替えになっていいなと思っています。
― 派手な服というとどんな感じですか?
久代:銀色の服です。
― 銀!攻めてますね!
久代:「仕事では絶対にこれは着られないぞ」というものこそ、私服で(笑)。
<3>久代アナ“体調管理”
― 3つ目は体調管理についてです。体調管理のために特別していることはありますか?久代:毎日絶対湯船に浸かることです。
― どんなに遅くても?
久代:どんなに遅くても浸かります。やっぱりお風呂に入るとぐっすり眠れるんですよね。でも入っている時間がもったいないので、湯船に浸かりながらスマートフォンで資料を見たり、ドラマを見たりします。
― ほかに何かずっと続けている健康法はありますか?例えば運動とか。
久代:続かないんですよね(笑)。ジムに行っていたこともあるし、朝にスムージーを飲んでいたこともあるのですが、続きませんでした。
― ちなみに、スムージーはどれくらい続いたんですか?
久代:朝スムージーは3ヶ月くらい。すぐ飽きちゃうんですよね。
― ジムの方は?
久代:ジムは1年くらい行きました!
― なぜ行かなくなったんですか?
久代:成果が出たので、「もうこのくらいでいいんじゃないか」ということで卒業しました(笑)。
― 運動は学生の頃からあまり?
久代:していなかったです。学生の頃から歩くのがあまり好きじゃなくて。でも自転車が好きなので、結構距離があっても自転車で行ったりします。
― それが自然に運動になっていると。では、「ちょっと太ったな」という時はどうしていますか?
久代:炭水化物を抜きます。あとはしないですね。
― 食事でなんとか。
久代:はい。「スタジオまでエレベーターを使わないで階段で行く」と決めるのですが、できないんですよ(笑)。時間もないし、階段って意外と目が回るし。
― その後に仕事かと思うと、ついサボりたくなりますよね。
久代:行きは「これから仕事だから」と言ってサボるし、帰りは「早く帰りたい」と言ってサボるんです。もう何もできませんね(笑)。
<4>久代アナ“会話術”
― 4つめのテーマは会話術について。人と話す時に心がけていることや注意していることはありますか?久代:聞くことです。基本的にはすごく喋りたいタイプなので、身内や親友の場合は一方的に喋りますが、仕事相手やあまり喋ったことのない人の時は、ひたすら聞く方に回ります。“8割聞いて2割質問”くらいの感じで、自分のことは聞かれるまで喋らないかもしれません。
― そうなんですね。あまり人見知りはしないタイプですか?
久代:それは諸説あります。
― 諸説あるんですね(笑)。
久代:私は人見知りするタイプだと思っていて、初対面の人とは確かに喋れないしあまり近づけないのですが、仕事だと思うと誰とでも喋れるんです。
― スイッチが入るんでしょうか。
久代:何なんでしょう?仕事だと、取材先やそれこそ道を歩いている人とか誰でも大丈夫なのに、プライベートになると昔から仲の良かった人としか上手く喋れないです。
― すごいギャップですね。
久代:これは仕事スイッチということにしていただけますでしょうか。
― そうしましょう(笑)。心を許した人が相手の時はお喋りになると。
久代:もう身内といる時は今までお話ししたことは全て忘れて(笑)、相手が喋ろうとしても喋ります。
― そういう時の話題は何が多いんですか?
久代:日常のことや仕事のことも話しますし、最近のブームとか。主に自分の話ですよね(笑)。
― 仕事ではインタビューをすることも多いと思いますが、気をつけていることがあればぜひ教えていただきたいです。
久代:最初は、相手がどういうテンポで喋る方なのかをうかがいます。聞いたことに対して1で答える方なのか、さらに違うこともプラスして答えてくださる方なのか。ゆっくりだけど待ったらすごくたくさん喋ってくれる方や、聞かれたら喋るという方もいます。どうやったらその人が1番喋りやすいのかを冒頭ですごくうかがいます。
― 難しいですよね。どこまで待っていいのかな、と感じる時もあったり。
久代:静かだけど本当は喋りたいのかな、という時もありますよね。なので、空気感を合わせて気長に待つことも大事かなと思います。
<5>久代アナ“◯◯オタク”
― 最後のテーマは“〇〇オタク”です。久代アナが1番好きな物について語ってください。久代:いっぱいあります。でも1番は調味料オタクでしょうか。
― 調味料。それはどんなものでも?
久代:はい。ベーシックな調味料ももちろん揃えているのですが、海外旅行に行った時は必ずスーパーに行って、現地の調味料をたくさん買います。
とりあえず何に使うかわからなくても買うんです。ただただ美味しそうだなと思って買ったり、日本に帰ってから検索したり。日本に売っているものでも、本場のものとは味が違うこともあります。あとは現地の購入した方が量がたくさん入っていて安いことも多いんです。なので、友達が海外に行く時も「あれ買ってきて!」とお土産に絶対調味料を頼んでいます。
― 今まで買った中で1番ヒットだった調味料は?
久代:1番のヒットは、アジア圏で売っているホタテの身がたくさん入っているオイスターソースです。これは毎回買うのですが、本当に美味しいんですよ。しかも、安いんです。
― 美味しそう。主に何に使うんですか?
久代:普通にそれだけ入れてもスープにもなるし、野菜やお肉を炒めてもいいし、チャーハンにも合います。入れると、なんでもすごく美味しくなるんです。
― 最強ですね!日本のものだと何が好きですか?
久代:ちょっと辛いのが好きなので、柚子胡椒なども好きです。すごく種類が豊富なので、唐辛子だけでも何種類も持っています。
― それだけ集めていると保管が大変じゃないですか?
久代:そうですね。結構料理していると、少ない量だとすぐなくなっちゃうので、業務用みたいな大きいサイズを買っているんですよ。唐辛子1キロとか(笑)。
― すごい。お店が開けそうです。
久代:なので、全部小分けに移して本体は押入れにしまうようにしたり、頑張って整理整頓しています。
― 料理はジャンル問わず何でも作るんですか?
久代:何でも作ります。昨日はキムチを漬けました。韓国では各家庭で漬けていると聞いたので、私にもきっと作れるだろうと思って。
― 久代アナクラスになると、レシピを見ないでも作れるものなんですか?
久代:日本のものだったらなんとなくで作れることもありますが、異国のものはそもそも何が入っているんだろう、というところから始まります。ひとつのレシピを見て作るというより、1回勉強していろんなレシピを見て「こういうものが入っているのか」ということだけ理解して、あとは自分の好きな量を適当に、という感じです。
― ちょっと実験に似ていますね。
久代:そうなんです。理科が好きなので、実験しているかのように料理します。それで全部1回1回メモをとるんですよ。「今回はこれを入れてこうなった。ちょっと甘さが足りなかったから次回はこうする」とか。
― 分析レポートのような。
久代:書かないと忘れてしまうので、また同じことをするじゃないですか。だから毎回メモを取ります。
― 1番その実験が成功したと思うレシピや料理はありますか?
久代:あります。うどんです。
― 想像よりシンプルなものが来ました。
久代:うどんはまさに研究なんです。小麦粉・塩・水というシンプルな材料だけなのですが、このひとつひとつのちょっとの量で全然変わるんですよ。あとは温度や時間。ちょっと白熱しますが大丈夫ですか(笑)?
― 大丈夫です!そういうコーナーです。
久代:なので、これも毎回メモをしていました。あとはゆで卵。ゆで卵の研究は、本当に2ヶ月くらい費やしました。
― 2ヶ月!
久代:沸騰したところに冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵を入れて、これは好みなのですが私が好きな固さは7分ぴったり。それをすぐ水で冷やします。でも、これはまたお鍋の大きさも関係するんですよ。
― なるほど。難しいですね。
久代:なので、真似したのにできない、というパターンもあります。私の家の鍋でその水の量だと、ということになります。
― 常温の卵、と書いてあるレシピも多いですよね。
久代:そうですね。あと水から入れるとか大鍋だった場合とか、それを考えていくのが楽しいです。
久代アナが明かす川野アナの“素”っぴん
― 久代アナから連載のバトンを引き継ぐ30人目のアナウンサーは、1994年入社の川野良子(かわのよしこ・49)アナです。久代:川野さんとは、たまに美容の話をします!お肌に対する美意識が高い先輩です。また、食欲旺盛なお子さんの話も聞いたことがあるので、普段どのようなご飯を作っているのかとっても気になります!!
(modelpress編集部)
久代萌美(くしろ・もえみ)プロフィール
生年月日:1989年10月6日/出身地:東京都/出身大学:首都大学東京/血液型:A型/入社年:2012年<担当番組>
さんまのお笑い向上委員会
ワイドナショー
ノンストップ! ESSEコーナー(火・水)
BSフジニュース
CSバレーボールチャンネル ナレーション
フジテレビ×モデルプレスの女子アナ連載「女子アナの“素”っぴん」
— モデルプレス (@modelpress) 2020年3月16日
今回は #久代萌美 アナの素顔に迫りました🎤✨#女子アナの素っぴん
▼インタビュー&撮り下ろし写真はこちらhttps://t.co/u5YvnFYSyl pic.twitter.com/ZtInS5aJd8
「フジテレビ女性アナウンサーカレンダー2020-NEW STYLE-」
今年のテーマは、新しい風「-NEW STYLE-」。2年ぶりにカレンダーにカムバックした入社10年目の山崎夕貴アナウンサー(「崎」は正式には「たつさき」)を筆頭に、三田友梨佳アナら総勢19人のアナウンサーが登場する。撮影はオールお台場ロケ。カレンダープロデュースチームには、今回で3年連続担当となる新美有加アナウンサーを中心に8人のアナウンサーが参加。コンセプトや撮影場所、そしてスタイリングやメイクに至るまで、普段テレビには映らない女性アナウンサーの魅力、さらにはお台場の魅力を最大限表現すべく、愛情たっぷり意欲的に制作に携わった。
販売価格:2300円(税別)
発売日:9月末店頭販売開始
WEBショップ等では、9月上旬より順次予約受付スタート。
販売場所:フジテレビショップ、フジテレビ公式通販サイト「フジテレビe!ショップ」、全国書店他
「フジテレビアナウンサー卓上カレンダー2020 一緒に学ぼう!間違いやすい日本語」
販売価格:2000円(税別)サイズ:A5
仕様:全28枚(表紙含む)卓上カレンダー
フジテレビ全アナウンサーが登場する間違いやすい日本語を写真とイラストで楽しく学べるカレンダー。
「榎並大二郎アナプロデュース フジテレビ男性アナウンサー 万年日めくりカレンダー」
販売価格:1500円(税別)サイズ:B6
仕様:32枚つづり万年日めくり卓上カレンダー
毎日の運動を16名のフジテレビ男性アナウンサーの写真とイラストでわかりやすく紹介。置き換えダイエットも合わせて1か月続けて1㎏の減量(約7000キロカロリーの消費)を目指すことができるカレンダー。
※体重60kgの方を想定した消費エネルギー量です。
※体重1kgを減らすためには約7000Kcalの消費が必要です。
※消費エネルギー量は個人差がありますので、あくまで目安としてご覧ください。身体活動状況、環境条件により消費エネルギーは変動します。
※置き換えダイエットのカロリーは、一般的な食品・メニューのカロリーを元に算出しております。種類によって実際のカロリーは異なりますので参考数値としてご覧ください。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
<女子アナの“素”っぴん/久代萌美アナ>バラエティで光る思い切りの良さ 「誰にもない私のポジション」を探して【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】モデルプレス
-
生野陽子アナ“5つの法則”ヘアメイク・ファッション・会話術…【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】モデルプレス
-
<女子アナの“素”っぴん/生野陽子アナ>育休から復帰した心境は?子育てについて語る【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】モデルプレス
-
石本沙織アナ“5つの法則”ヘアメイク・ファッション・会話術…【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】モデルプレス
-
<女子アナの“素”っぴん/石本沙織アナ>“ものまね”で切り開いた新女子アナ像「やるなら100%」【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】モデルプレス
-
藤本万梨乃アナ“5つの法則”ヘアメイク・ファッション・会話術…【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】モデルプレス
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
横浜流星主演大河「べらぼう」タイトルバックに込められた意味と制作秘話【深川貴志ディレクターインタビュー後編】モデルプレス
-
大河「べらぼう」監督から見た横浜流星の“惚れる”姿「常に真剣勝負」 中村隼人とのバディのような関係性も【深川貴志ディレクターインタビュー中編】モデルプレス
-
「べらぼう」演出、吉原の光と闇を描くこだわり 蔦重がこれまでの大河主人公と違う点とは【深川貴志ディレクターインタビュー前編】モデルプレス
-
【PR】瀬名ちひろ、“原宿 KAWAII”でバズに挑戦 「知らない世界に触れてみたい」 セルフプロデュースで再デビュー<インタビュー>KSS soundP
-
今田美桜が語る“挑戦”と“ターニングポイント” 不安を解消するマインド変化とは【劇場版『トリリオンゲーム』インタビュー】モデルプレス
-
【「今日好き」たくはるカップルインタビュー】“日本一かわいい女子高生”が継続経たアタック受け成立 交際開始で気づいた新たな一面「意外でした」モデルプレス
-
ONE N’ ONLY、役と重なり「心から涙」 過去演じたEBiDAN後輩の演技も絶賛【「BATTLE KING!!」インタビュー】モデルプレス
-
「まどか26歳」芳根京子“涙シーン”のアドリブ秘話 吉村界人&小西桜子が語る共演者へのリスペクト・撮影裏側【インタビュー】モデルプレス
-
【PR】“チケット入手困難”シンガーソングライターSoala、同世代の女子に刺さる切ない恋心 共感呼ぶ歌詞の制作秘話とは<最新EP『Bluem』インタビュー>Soala