King & Prince高橋海人「怖かった」Sexy Zone佐藤勝利の言葉に救われる<「ブラック校則」インタビュー>
2019.10.29 06:00
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11月1日公開の映画「ブラック校則」で主演を務めるSexy Zoneの佐藤勝利(さとう・しょうり/22)と、共演するKing & Prince高橋海人(たかはし・かいと/20※「高」は正式には「はしごだか」)が、このほど都内で行われたモデルプレスなどのインタビューに応じた。
佐藤勝利主演、高橋海人出演 笑って泣ける青春ストーリー
同作は「男女は1m以上離れる」「下着は白のみ着用可」「ペットボトルの持ち込み禁止」「学校で歌謡曲を歌ってはならない」「授業中のトイレは男子1分、女子3分以内」など、ブラックな校則に“黙ってなんかいられない!”と立ち上がる高校生たちの姿を描く、笑って泣ける青春ストーリー。ブラック校則に青春を歪められた女子生徒を救うために立ち上がった、佐藤演じる創楽(そら)と、高橋演じる中弥(ちゅうや)のコンビ。2人が、やがてブラック校則に縛られていた学校の生徒達の心を解放するべく、奇想天外、ユニークな方法で戦う様を描く作品となっている。
さらに、劇場公開に先駆けて10月14日から日本テレビにて連続ドラマ、Huluでもオリジナルドラマが放送中。全てが完全新作のストーリーが絡み合い、横断的に展開する。
同作で、佐藤は映画単独初主演、高橋は映画デビューとなる。
佐藤勝利&高橋海人、共演は「楽しみ」「心強い」
― 「ブラック校則」への出演が決まった時の心境はいかがでしたか?佐藤:僕は久しぶりに学園ものの作品に出演します。高校生の時にはもうSexy Zoneで、そんなに青春を味わえていなかったので、作品と一緒に取り戻そうと思いました。
高橋:映画の出演が決まった時は、めちゃくちゃ嬉しかったです!題名を見た時は、まず「すごい題名だな」と思ったのですが、どんどん興味が湧いてきて、面白そうな作品が映画デビュー作で嬉しいなと思いました。
― 佐藤さんと高橋さんは、同じジャニーズ事務所の先輩・後輩ですが、共演すると聞いた時はいかがでしたか?
佐藤:(高橋)海人は、ずっと前から知っていたし、ジャニーズJr.時代にはSexy Zoneのライブにもついてくれていたのですが、映像作品で一緒に芝居をしたことがないので、どんな感じになるのかなと楽しみでした。
高橋:(佐藤)勝利くんは、ずっと近くで背中を見てきた存在なので、すごく心強いです。いろんな良いところを吸収して、気合いを入れて頑張りたいなと思います。
佐藤勝利&高橋海人、新たに知ったお互いの一面は?
― 今までお2人はアイドルとして共演することはあったかと思いますが、今回役者として共演して、改めて気づいたお互いの魅力などはありましたか?高橋:僕は朝、現場に入る時は顔が浮腫んでパンパンなんですけど、“佐藤勝利”は、もう顔ができあがっています!
佐藤:そこは芝居と関係ないだろ…。
高橋:あはは(笑)!
佐藤:「あはは(笑)」じゃないよ(笑)!
― そういうところがすごいなって?
高橋:そうですね。ふふ(笑)。
佐藤:そんなことないだろ(笑)!いや、めちゃくちゃ眠いし、そんなことないけどね。でも海人は、朝会うと本当に時が止まっていますね。なんか空気に挨拶してるんです(笑)。視力は悪くないよね?
高橋:悪くない!めちゃくちゃ良いよ。…ごめんなさい。役者の話じゃなかったですね(笑)。
佐藤:(笑)。海人はテンションが高い役ですが、普段はそんなにテンションが高い方ではないんです。でも、現場に立つとすごく自然に役に入り込んでいるので、すごく良いなと思います。後輩だけど、見習いたいなと思いますね。
高橋:勝利くんは、気配りが本当にすごい!スタッフさんにも「ご飯食べてくださーい」とか声をかけていて、「僕だったら絶対にできない。すごいな」と思います。
佐藤:現場の雰囲気が良くなれば良いなと思って。僕はムードメーカーではないので、みんなを楽しませるわけじゃないけれど、作品が良い方向に進んでいけば良いなということは心がけてはいます。顔がパンパンじゃないところ以外の良いところを、海人に見せられるようにしたいです(笑)。
高橋海人「怖かった」佐藤勝利の言葉に救われる
― 「ブラック校則」プロジェクトでは、新しい試みが多いですが、その中でプレッシャーだったことや大変だったことはありましたか?佐藤:「ブラック校則」は、前例のない挑戦をしている大きなプロジェクトなので、面白いなと思うからこそ、プレッシャーもあります。でも、僕はプレッシャーを嫌なものと捉えていないんです。「これだけ大きなプロジェクトの主演として関われている」と良いものとして捉えていることで、“プレッシャーを乗り越える”ということに繋がっているのかもしれないですね。ドラマを見ていたら映画にも行きたくなるし、映画きっかけでドラマを見てみようかなという人も出てくるだろうし、いろんな化学反応が生まれて欲しいなと思います。
高橋:僕はこれまで歌ったり踊ったりする“アイドル”の活動が主軸だったので、映画に出演するのは初めてということもあり、演技をするのが怖かったんです。普段やらないことに挑戦することも怖いし、演技をすることを主軸としている俳優さんたちの中に入っていくことにアウェイ感を感じてしまって…。
でも作品が始まる前に、勝利くんに焼肉屋さんへ連れて行ってもらったのですが、その時に勝利くんが「海人は本当に楽しむことが1番だと思うよ」と言ってくれて、そこから「本当に心から楽しめれば良いんだ」とすごく気が楽になりました。“怖い”という気持ちを溶かしてくれる人が近くにいて、本当にありがたいです。
― 心強い存在ですね!佐藤さんと高橋さんにとって、頑張る糧となっていることがあれば教えていただきたいです。
佐藤:頑張る糧ですか?そうだなぁ…。移動で寝られることですかね(笑)。あの時間が好きなんですよ。
― (笑)。移動の間に自分の時間が取れることが、頑張る糧に繋がっているのですね。
佐藤:そうですね!
高橋:僕は、現場に同世代の俳優さんや女優さんがたくさんいるので、刺激になっています。撮影の合間にみんなでお話しすることが、糧になっているなと思いますね。
佐藤勝利&高橋海人の“ブラック”な部分とは?
― 映画のタイトル「ブラック校則」にかけて、お互いブラックだなと思うところはありますか?佐藤:ブラックかぁ…。海人は甘え上手なので、小悪魔感があります。褒めるのが上手だったり、人が喜ぶことを自然に言えたりする子です。
高橋:ひゃはは(笑)。褒めるの超得意!人間の好きなところばっかり探します。
佐藤:こういうことがサラッと言えるんです。キュンキュン製造機ですよ。
高橋:その人の悪いところを探すより、良いところを探した方が良いじゃないですか。勝利くんのブラックなところは…。人見知りを虚像しています!
佐藤:人見知りは虚像なの(笑)?
高橋:自分では人見知りと言って盾にしているのですが、僕から見ていると、みんなの話の中心にいるのが得意な人だなと思います。勝利くんは、会話の流れを受け取る人じゃなくて、与える人なんです。
佐藤:でも、仲良くならないと無理なんですよ…。だから人見知りは人見知りなの。盾にしているわけじゃないんだよ(笑)!
高橋:(笑)。
佐藤:ずっと笑ってるじゃん(笑)。
― ありがとうございました。
インタビューが実施されたのは夏場の撮影が始まったばかりの頃。少し焼けた肌でインタビューに応じた佐藤と高橋は、話出しが被りそうになるとお互いに譲ったり、顔を見合わせながら時折ボディタッチもしたりと、息ぴったり。真面目な佐藤と人懐っこい高橋はまさに劇中の“創楽と中弥”そのもの。一見凸凹な2人がどんな化学反応を起こすのか――佐藤は単独初主演、高橋は映画デビューと、それぞれプレッシャーや葛藤を乗り越えた2人が向き合った「ブラック校則」を是非堪能して欲しい。(modelpress編集部)
映画「ブラック校則」
公開日:11月1日(金)脚本:此元和津也
監督:菅原伸太郎
配給:松竹
<STORY>
光津高校のある朝の登校風景―。登校する生徒達は皆、同じような髪型、同じ制服、同じカバン、同じ靴で、個性のかけらもない。彼らは髪型、服装、行動に至るまで厳しすぎる規律を重んじる“ブラック校則”のもとで学生生活を送っていた。そんな無個性集団の中で一際存在が空気のような高校2年生の小野田創楽(おのだそら/佐藤勝利)は、さえない青春を生きていた。一方、同じクラスの親友・月岡中弥(つきおかちゅうや/高橋海人)は、教室の空気を読まず、いつも予測不能な行動で周囲を驚かせる、創楽とは正反対の男子。
そんな2人には気になる女子生徒がいた。彼女の名前は希央(モトーラ世理奈)。学校に馴染めず、髪を黒く染めることに反発し不登校気味。生まれ持った美しい栗色の髪の彼女に恋心を抱く創楽…。そして創楽と中弥は決意する。「ブラック校則をぶっ壊す!」。
1人では何もできなかった2人が、恋するあの子のため、そして500人の生徒の青春を取り戻すために、ブラック校則と大人たちに立ち向かう!恋と友情の行方は?果たしてブラック校則は?2人の決意はやがて学校全体をも巻き込む事態に発展していく―。
【Not Sponsored 記事】
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