高橋メアリージュン「東京独身男子」撮影秘話を語る 高橋一生に「心が反応した」
2019.06.05 18:00
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8日に最終回を迎えるテレビ朝日系ドラマ『東京独身男子』(毎週土曜よる11:15~)で、竹嶋舞衣を演じる女優・高橋メアリージュン(31)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
“あ(A)えて結(K)婚しない”=AK男子にスポットを当てた同作は、主演の高橋一生、そして斎藤工、滝藤賢一の3人が今までにない恋愛・結婚観でアラフォー独身男性の本音を体現していくラブコメディドラマ。
高橋が演じるのは、主人公の太郎(高橋一生)がかつて結婚を意識した元恋人・舞衣。本心はどこにあるのか、謎多き行動で太郎を翻弄させる役どころを好演している。視聴者をハラハラさせる展開を巻き起こしてきた舞衣とどのように向き合ってきたのか、そして現場での裏話など、クランクアップ直後の高橋に話を聞いた。
高橋:最後の撮影は、少し間が空いて久々の現場だったというのもあって、まだあまり終わった実感がないです。現場はすごく楽しかったんですけど、舞衣という役柄が本当に難しかったです。
― 太郎を振り回す舞衣の謎多き行動に毎回ドキドキしました。
高橋:そうですよね。何を考えているのかよく分からない子なので、それを理解するのが難しくて。今何を思っているんだろう、これだったらハマるかなとパズルを組み合わせていくような感覚で演じていました。
― 舞衣に寄り添っていく中で理解できた部分や共感できた部分はありましたか?
高橋:恋愛面でいうと、元彼に頼ってしまうほど弱っているということは、それだけ旦那さんのことで好きでいっぱいいっぱいになってしまうんだろうなというのは理解できるようになりました。最初は、旦那さんのことが好きじゃないのかなと考えていたんですけど、本当に好きなんだなって。好きすぎて訳がわからない行動を起こしちゃうんだろうなと、ようやく終盤になってわかってきました。
高橋:初日だったと思うんですが、1話の歩道橋で太郎くんとすれ違う場面です。太郎くんに呼び止められて、「本当は行ってほしくなかった」と思いを伝えられるところ。その時の一生さんのお芝居が本当に素晴らしくて、私は何も考えずに心に響いたものを受ければいいだけでした。反応しようと思わなくても、心が勝手に反応する感じだったんです。それがとても感動してグッと来ました。
― 初日から舞衣としてのナチュラルな表情が引き出されたんですね。
高橋:さすが一生さんだなと思いました。
― 共演者それぞれの異性としての魅力を教えてください。
高橋:一生さんは常に楽しいお話をしてくれるので、毎回それを楽しみにしていました。いつも笑顔にしてくださる方なので、そんな方が彼や旦那さん、お父さんになったら自分も子どもたちもきっと楽しいだろうなと思いました。
斎藤さんはご一緒できたシーンは少なかったですけど、すごく柔らかくて穏やかで素敵な方。滝藤さんはリアルに良いお父さんですから、間違いないですよね(笑)。現場で、みんなである映画シリーズの話をしていたことがあったんです。私はあまり詳しくないので全然追いつけていなかったんですけど、滝藤さんはそれに気づいてくださって、「全然分かってないでしょ、はっはっは」と笑っていて(笑)。そうやって私も輪にいれてくださって、すごく優しい方だなと。3人ともすごく魅力的で素敵な方たちでした。お芝居の中でも3人の関係や空気感が本当にばっちりと合っていたので、みなさんとのシーンは私自身とてもナチュラルに受けられたなと思います。
高橋:ドラマの中の3人はすごく可愛いですよね。クセありだけど可愛くて、誰一人憎めない。すごく魅力的な3人なので、結婚しないのがもったいない!
― そうですよね。3人とものそれぞれに魅力があって。
高橋:そうですね。私は最初、やっぱり優しい太郎くん派だったんですけど、最近は岩倉さんもいいなと思ってきてます。
― 大人なモテ男ですね。
高橋:はい、岩倉さんいいですよね(笑)。大人ですし、本当に優しい。静かな優しさがあるところが素敵です。
― そこが太郎くんを上回った?
高橋:そうですね、岩倉さんの方が器の大きさを感じましたね(笑)。
― 高橋さんご自身が男性に求める理想像はありますか?
高橋:ありすぎてありすぎて(笑)。家族を大切にする、みたいなベースはもう絶対必要ですよね。あとはなんでしょう…。最近気づいたのは、男性は可愛らしさも大切だなというのと、お父さん要素というかおじさん要素がほしいなということです。
― おじさん要素?
高橋:私、自分の父が大好きなんです。なので少しお父さん要素がある方に萌えを感じるんだなと気づいて。「今のおじさんみたい!」って“おじさん可愛い”瞬間がある方が良いですね。それから結婚するなら、安心して頼れる器の大きい人。寄りかかるのが怖いなって思うような人との結婚はちょっと難しいそうだなと思います。
― では最後に、最終回の見どころをお願いします。
高橋:太郎くんとかずなちゃんが今後どうなるか、そこに舞衣が関わってくるのか、ということと、AK男子3人の友情にぜひ注目していただきたいです。恋愛ももちろんですが、仕事盛りの年齢でもある3人がどんな道を選ぶのか。最後までぜひ見届けていただきたいです。
― ありがとうございました。
その直後、太郎はかずな(仲里依紗)に再び自分の想いを伝えるが、「これ以上、振り回されたくない」と去られてしまい…。一方で、岩倉は同居を始めたばかりの透子(桜井ユキ)に出ていかれ、三好はクリニックの経営を改善すべく太郎が暮らす部屋の売却を迫られてしまう。
かつては“あえて結婚しない”=「AK男子」仲間として共に過ごしていた彼らは今、三者三様に人生の岐路に立たされていた。
そんな中、太郎の母親・石橋寿美代(萬田久子)が上京するとの知らせが…。それぞれの試練を前に、AK男子3人が将来について真剣に考え、悩んだ末、最後に下した人生の決断とは…?AK男子の物語、ついに完結!
舞衣が選ぶ道、そしてAK男子3人の結末に注目だ。(modelpress編集部)
出身地:滋賀県
血液型:A型
身長:169cm
日本人の父、フィリピン人の母を持ち、2006年から「CanCam」の専属モデルとして活動。2012年のNHK連続テレビ小説「純と愛」で女優デビュー。以降、映画『るろうに剣心』『闇金ウシジマくん』など話題作への出演多数。
高橋が演じるのは、主人公の太郎(高橋一生)がかつて結婚を意識した元恋人・舞衣。本心はどこにあるのか、謎多き行動で太郎を翻弄させる役どころを好演している。視聴者をハラハラさせる展開を巻き起こしてきた舞衣とどのように向き合ってきたのか、そして現場での裏話など、クランクアップ直後の高橋に話を聞いた。
高橋メアリージュン、AK男子を翻弄させる舞衣を好演
― 撮影お疲れ様でした。クランクアップを迎えての心境はいかがですか?高橋:最後の撮影は、少し間が空いて久々の現場だったというのもあって、まだあまり終わった実感がないです。現場はすごく楽しかったんですけど、舞衣という役柄が本当に難しかったです。
― 太郎を振り回す舞衣の謎多き行動に毎回ドキドキしました。
高橋:そうですよね。何を考えているのかよく分からない子なので、それを理解するのが難しくて。今何を思っているんだろう、これだったらハマるかなとパズルを組み合わせていくような感覚で演じていました。
― 舞衣に寄り添っていく中で理解できた部分や共感できた部分はありましたか?
高橋:恋愛面でいうと、元彼に頼ってしまうほど弱っているということは、それだけ旦那さんのことで好きでいっぱいいっぱいになってしまうんだろうなというのは理解できるようになりました。最初は、旦那さんのことが好きじゃないのかなと考えていたんですけど、本当に好きなんだなって。好きすぎて訳がわからない行動を起こしちゃうんだろうなと、ようやく終盤になってわかってきました。
「東京独身男子」撮影現場の様子は?高橋一生との演技は「心が勝手に反応する」
― 高橋一生さんとは特に印象に残っているシーンはありますか?高橋:初日だったと思うんですが、1話の歩道橋で太郎くんとすれ違う場面です。太郎くんに呼び止められて、「本当は行ってほしくなかった」と思いを伝えられるところ。その時の一生さんのお芝居が本当に素晴らしくて、私は何も考えずに心に響いたものを受ければいいだけでした。反応しようと思わなくても、心が勝手に反応する感じだったんです。それがとても感動してグッと来ました。
― 初日から舞衣としてのナチュラルな表情が引き出されたんですね。
高橋:さすが一生さんだなと思いました。
― 共演者それぞれの異性としての魅力を教えてください。
高橋:一生さんは常に楽しいお話をしてくれるので、毎回それを楽しみにしていました。いつも笑顔にしてくださる方なので、そんな方が彼や旦那さん、お父さんになったら自分も子どもたちもきっと楽しいだろうなと思いました。
斎藤さんはご一緒できたシーンは少なかったですけど、すごく柔らかくて穏やかで素敵な方。滝藤さんはリアルに良いお父さんですから、間違いないですよね(笑)。現場で、みんなである映画シリーズの話をしていたことがあったんです。私はあまり詳しくないので全然追いつけていなかったんですけど、滝藤さんはそれに気づいてくださって、「全然分かってないでしょ、はっはっは」と笑っていて(笑)。そうやって私も輪にいれてくださって、すごく優しい方だなと。3人ともすごく魅力的で素敵な方たちでした。お芝居の中でも3人の関係や空気感が本当にばっちりと合っていたので、みなさんとのシーンは私自身とてもナチュラルに受けられたなと思います。
高橋メアリージュンの恋愛観に迫る
― 高橋さんから見た“AK男子”はどんな印象ですか?高橋:ドラマの中の3人はすごく可愛いですよね。クセありだけど可愛くて、誰一人憎めない。すごく魅力的な3人なので、結婚しないのがもったいない!
― そうですよね。3人とものそれぞれに魅力があって。
高橋:そうですね。私は最初、やっぱり優しい太郎くん派だったんですけど、最近は岩倉さんもいいなと思ってきてます。
― 大人なモテ男ですね。
高橋:はい、岩倉さんいいですよね(笑)。大人ですし、本当に優しい。静かな優しさがあるところが素敵です。
― そこが太郎くんを上回った?
高橋:そうですね、岩倉さんの方が器の大きさを感じましたね(笑)。
― 高橋さんご自身が男性に求める理想像はありますか?
高橋:ありすぎてありすぎて(笑)。家族を大切にする、みたいなベースはもう絶対必要ですよね。あとはなんでしょう…。最近気づいたのは、男性は可愛らしさも大切だなというのと、お父さん要素というかおじさん要素がほしいなということです。
― おじさん要素?
高橋:私、自分の父が大好きなんです。なので少しお父さん要素がある方に萌えを感じるんだなと気づいて。「今のおじさんみたい!」って“おじさん可愛い”瞬間がある方が良いですね。それから結婚するなら、安心して頼れる器の大きい人。寄りかかるのが怖いなって思うような人との結婚はちょっと難しいそうだなと思います。
― では最後に、最終回の見どころをお願いします。
高橋:太郎くんとかずなちゃんが今後どうなるか、そこに舞衣が関わってくるのか、ということと、AK男子3人の友情にぜひ注目していただきたいです。恋愛ももちろんですが、仕事盛りの年齢でもある3人がどんな道を選ぶのか。最後までぜひ見届けていただきたいです。
― ありがとうございました。
「東京独身男子」最終話あらすじ
アラフォー独身ならではの様々な課題に直面してきた太郎(高橋一生)、三好(斎藤工)、岩倉(滝藤賢一)の3人。太郎の転職、三好の審美歯科クリニック経営不振、岩倉の父との同居生活…それぞれが抱える悩みについて口々に想いをぶつけ合い、怒鳴り合った末、ついに解散宣言が飛び出す!その直後、太郎はかずな(仲里依紗)に再び自分の想いを伝えるが、「これ以上、振り回されたくない」と去られてしまい…。一方で、岩倉は同居を始めたばかりの透子(桜井ユキ)に出ていかれ、三好はクリニックの経営を改善すべく太郎が暮らす部屋の売却を迫られてしまう。
かつては“あえて結婚しない”=「AK男子」仲間として共に過ごしていた彼らは今、三者三様に人生の岐路に立たされていた。
そんな中、太郎の母親・石橋寿美代(萬田久子)が上京するとの知らせが…。それぞれの試練を前に、AK男子3人が将来について真剣に考え、悩んだ末、最後に下した人生の決断とは…?AK男子の物語、ついに完結!
舞衣が選ぶ道、そしてAK男子3人の結末に注目だ。(modelpress編集部)
高橋メアリージュン プロフィール
生年月日:1987年11月8日出身地:滋賀県
血液型:A型
身長:169cm
日本人の父、フィリピン人の母を持ち、2006年から「CanCam」の専属モデルとして活動。2012年のNHK連続テレビ小説「純と愛」で女優デビュー。以降、映画『るろうに剣心』『闇金ウシジマくん』など話題作への出演多数。
【Not Sponsored 記事】
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