<「ホリデイラブ」飯島寛騎&岡田龍太郎コンビインタビュー>ジュノン出身同士の「負けたくない」関係性 不倫夫に共感できる?恋愛観に迫る
2018.02.22 17:00
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俳優の飯島寛騎(いいじま・ひろき/21)と岡田龍太郎(おかだ・りゅうたろう/24)がモデルプレスのインタビューに応じた。テレビ朝日系ドラマ『ホリデイラブ』(毎週金曜よる11時15分~※一部地域をのぞく)で、主人公・高森杏寿(仲里依紗)を浮気という過ちで苦しめる夫・純平(塚本高史)が働く建築会社の後輩コンビを演じている2人は、ともに「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身だ。
ともにジュノン出身の飯島寛騎&岡田龍太郎
飯島は1996年8月16日生まれ、北海道出身。2015年11月開催の「第28回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で応募総数13,948名の中からグランプリを受賞。2016年10月より、平成仮面ライダーシリーズ18作目となる『仮面ライダーエグゼイド』の主人公・宝生永夢役として、ドラマ初出演にして初主演を飾り、爽やかなルックスで人気を集めた。オスカープロモーションが昨年、創立47年で初めて結成した男性エンターテイメント集団「男劇団 青山表参道X」のメンバーとしても活動している。岡田は1993年12月27日生まれ、兵庫県出身。2016年11月開催の「第29回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを獲得。2017年、フジテレビ・関西テレビ系『僕たちがやりました』、読売テレビ・日本テレビ系『脳にスマホが埋められた!』で俳優デビュー。同時期のクールで2作品にレギュラー出演し、注目を集める。
今回、ジュノン出身の2人が、初共演にしてコンビを結成(?)ということで、モデルプレスは2ショットインタビューを実施。撮影エピソードやドラマのテーマとなる浮気をテーマに恋愛観を語ってもらった。
飯島寛騎&岡田龍太郎「ホリデイラブ」での役柄は?
同作は、夫に浮気される側の正妻“サレ妻”を主人公に据え、不倫という日常に潜む罠をサスペンスフルに描写しながら、“正妻と夫婦愛の正義” そして試練の末に“本当の意味でのパートナー”として成長していく夫婦の純愛ドラマ。“夫婦再構築”を目指して正々堂々と戦う“サレ妻”主人公・杏寿役を仲、杏寿の“浮気してしまう夫”・純平役を塚本、可愛らしい顔の裏で強い執着を持って“純平を誘う女”井筒里奈を松本まりかが、その夫で“一見エリートだが実はパワハラ夫”の井筒渡を中村倫也が熱演。初回から過激なシーンや泥沼展開が話題を呼んでおり、そのなかで飯島は小泉駿、岡田は一ノ瀬真人と純平を慕っている建設会社の後輩役をそれぞれ演じる。
― まず、役が決まったときの心境をお聞かせください。
岡田:「不倫ものかぁ…」と、ちょっと楽しみでもあり、怖くもあり、どんな役なんだろう、という心境でした。台本を読むまではどういうキャラクターなのかドキドキワクワクしながら待っていました。
飯島:僕らは今回塚本さん演じる高森純平の後輩役なんですけど、設定の年齢としては僕が一番下(※純平が31歳、小泉が26歳、一ノ瀬が27歳の設定)なので、可愛いくて好かれる後輩を演じるために色々試行錯誤してやっています。
― トンネル工事の現場での撮影も実際にやられていますか?
岡田 :実際の現場のトンネルとかも使わせて頂いていて、やっぱり砂埃が多くて、塚本さんも「砂埃多いなー」って気にしていましたね(笑)。
― 撮影は順調に進んでいますか?
飯島:はい、職場の事務所内では僕らが喋って純平さんに語り掛けて、というシーンが多いですね。
岡田:そのそばで全然テンションの違う里奈がいるという(笑)。
飯島:僕はその里奈に一目惚れするという役です(笑)。
岡田:僕も“人間の女(※)”で興奮させてもらっている…という役どころで(笑)。トンネル掘っているので、全然出会いがない2人なんですよ。普段工事現場で働いて、里奈は紅一点というかそういう感じですよね。(※劇中でも度々登場。職場に女性はいるが同世代の女性がいない状況をジョーク交じりに表現している)
― 2人とも里奈に心が奪われてしまう?
飯島:僕が演じる小泉は里奈さんに女性として心が奪われちゃいます。
岡田:僕が演じる一ノ瀬は“人間の女”全般!
飯島:同性でなければ、動物の雌ならオッケーみたいな感じで、1番イかれているんですよ(笑)。
岡田:仕事現場で熊か猿の雌しか会わないので、“人間の女”自体に興奮してしまうという設定です(笑)。
― それは普段の岡田さんとはさすがに違うと思うんですけど、共感するのは難しいのでは?
岡田:でも僕、中高が男子校だったので。“人間の女”全般っていうのは言い過ぎですけど、なんとなく気持ちは分かります。男子校の中に、女子高生が1人とか想像したら…
飯島:たまんねーな(笑)!
一同:(笑)
飯島:僕はその気持ちあんまり分からないですね。共学だったので、常に女性はいる状況で今まで21年間生活してきました。
岡田:羨ましい限りです(笑)。
話題の悪女・里奈(松本まりか)には「あざといな!」
飯島:今回里奈さんに惚れるという設定でお芝居をしたんですけど、松本さん自体がすごくお上手なので、駿を引き込んでくれたというか、「あざといな、この女ー!これは世の男性を魅了する小悪魔系だ!」と思いながら撮影をさせて頂いています。演技だと思うんですけどね、素かもしれないですけど(笑)。― 実際に里奈みたいな女性がいたらコロッといっちゃうと思いますか?
飯島:うーん、多分ちやほやされるでしょうね。僕らは男性ですけど、女性の考えと男性の考えって違うじゃないですか?会見でも、「不倫されたらどうするか?」というテーマでお話させて頂いて、仲さんも松本さんとかも考えが違ったんですよね。(※制作発表で「パートナーの浮気が発覚したらどのような行動をとるか?」という質問がキャスト陣にそれぞれ投げかけられた)そこでも男性は比較的「許してしまう」という回答が多くて。僕が思うに、男性は、恋愛においては男性が全部リードして、背負うものとか責任も大きいという考え方の人が多いんじゃないかなと。女性からしたら考え方が全く違うんじゃないかなと思いました。
飯島寛騎&岡田龍太郎、どこからが浮気?
― 2人だったらどこからが浮気だと思いますか?岡田:難しい…例えば2人でご飯行くとかにしても、関係によりますよね。本当に先輩後輩で、とかなら普通にあるだろうし。でも、手繋いだら浮気ですよね。
飯島:まぁ、そうだね。
岡田:ボディタッチかなぁ…ボディタッチの仕方?
飯島:それも関係によりますけどね。幼馴染とかだったら許す。僕は全然ご飯とかは「行っておいで」と許します。縛り続けても、それで僕に不満を持たれたら最悪じゃないですか?だから「たまにはリラックスしておいで」と。どこから不倫ってなったら分かんないですけど、結果的に“絡めたら”じゃないですか?
― …えっとそれはどういう意味でしょうか?(笑)
飯島:どういうのとは言わないですけど、“絡めたら”(笑)。
岡田:“絡めた”って(笑)。
― 手とか?
飯島:“絡めた”に入ります。
― 何かを“絡めたら”…なるほど。
岡田:新しいな。
― 新しいけど、なんというかいやらしいですね。
飯島:いやらしいですね(笑)。
飯島寛騎&岡田龍太郎、浮気夫に共感する部分は?
― 男として純平が浮気してしまう気持ちは分かりますか?飯島:うーん。分からなくもないですかね…。
岡田:(頷いて)分からなくもない…。
飯島:正直…男だしね。犯罪ではないですけど、不正行為なので、ダメなことだとは思います。今は一口に浮気といっても色んな問題があると思いますが、不安にさせる相手も良くないし、関係に自信を持ってある程度相手を自由にさせるとか、お互い信じることが大事だと思います。
岡田:疑いだしたらキリがないですしね。ちょっとでも疑おうと思ったら、どんなことでも疑えるじゃないですか?だから最終的には信じること、というか信じられる人を選ぶ。
― 勿論、浮気してしまう派ではないですよね?
飯島:勿論!
岡田:勿論。
飯島:(岡田の方を見て)ほんとは?
岡田:いやいや…(笑)。
飯島:僕は今までの恋愛を思い返しても、一人に絞っちゃうという感じなので、ふらふらしないですね。
岡田:僕もそうです。
飯島:今回の杏寿と黒井さん(山田裕貴)のようにアプリとかサイトを通じて知り合って、実際会って、ということが実際にある便利な時代になったので、今は昔より浮気のきっかけになる手段は増えたとは思います。昔は家電じゃないと連絡がとれなかったとかよく聞くんですけど、SNSのDMとか別に仲良い友だちじゃなくてもフォローしあっていたらいくらでもアピールできますよね。
― 純平が里奈と浮気に至るまでのプロセスで、「そこはダメだな」と思う境界線はどこだと思いますか?「あれはないだろ」と思ったところとか。
岡田:押しに弱いところですね。原作でもあるんですが、里奈が寮に押しかけて来て、そのまま部屋に入れちゃう。で、部屋に入ったら今度は片付けしてくれたり、そういう押されたものを受け入れちゃう。
飯島:受け入れすぎるのもよくないよね。
岡田:どっかで線引きして、「これ以上はダメです」としないと、不倫に走ってしまうんではないでしょうか。
飯島:あと、特に僕が感じたのは、里奈のメールを待っていたところですね。そもそも奥さん以外の女性に期待を持つことがあまり良くないと思うし、その時点で隠している。そういう期待を膨らませすぎて、結果的に浮気に走っちゃうんじゃないかなと。それをどう断ち切るかですよね。
ジュノン出身同士は「部活みたいな感じ」
― 今回、初共演の先輩方も多いと思うんですけど、撮影現場で刺激を受けることはありますか?岡田:塚本さんはアドリブの対応力がすごいです。
飯島:テストと本番で毎回、アドリブを変えてきて、面白いセリフをぶっこんでくるので刺激になりますね。
― 2人も今回が初共演だと思うんですが、それまでにお会いしたことは?
飯島&岡田:ジュノンのときですね。
― 昨年11月の第30回のときに歴代のジュノンボーイの皆さんでトークされていましたよね。お互いのそのときの印象は?
岡田:本当に袖でちょっと話したくらいだったんですが、気さくな印象でした。
飯島:僕は逆にしっかりしているなって。岡田君が準グランプリだった29回のコンテストのときも、一応先輩ということで見させてもらったんです。頭も良いし、見た目も王子様みたいだし、コンテストでもピアノを弾いていたから「うわー!すごい!」と思っていました。
― やっぱりジュノン出身同士は活躍ぶりを意識されますか?
岡田:しますね。
飯島:そうですね、負けたくないもん。同期も先輩もそうですけど、もちろん後輩にも抜かされたくない。抜かされたら、抜かされたで、刺激は貰えると思うんですけど、やっぱり負けたくないというか、考え的には部活みたいな感じですかね。
飯島寛騎&岡田龍太郎、お互いが語る素顔
― 今回の撮影を通じて仲は深まりましたか?飯島:はい、ずっと一緒ですからね。
― 空き時間はどんなお話を?
飯島:何話しているっけ?
岡田:ファッションの話。靴の話とか。
飯島:したっけ?
岡田:したしたした(笑)!
飯島:あ、したわ(笑)。あと岡田くんは意外とミーハーです。Instagramのために「SNOW使って写真撮ろうよ」とか積極的で。俺はあんまり自分から提案しないタイプなので、後々困るんですよね。
岡田:後々困る(笑)。
飯島:オフショットとか写真が必要なときに「どうしよう、ストックないな」みたいな、そういう人間なんです。
― では岡田さんが提案してくれるおかげで助かっている?
飯島:助かっていますね。
岡田:飯島くんがカッコいいのは、写真の確認をあんまりしないんです。「なんでもいいよ」みたいな。
― そうなんですか!
岡田:そうそう、どこから撮ってもカッコいいから。
飯島:そんなことない!結構ブスな時ある(笑)!でも確かに、盛れた写真ばっかりだと、いざ現実で会った時に「意外に大したことねーな」と思われたら嫌なので、普段の素の顔を見せたいなとは思っていて。大体自分で選んでいいと事務所にも言われているので、良い意味で何でもいいかなというスタンスでいます。
― 岡田さんはInstagramでアプリ使ったり、好きでよくやられているんですか?
岡田:そうですね。仲さんがInstagramで有名じゃないですか?だから自分もそういう感じで盛り上げられたら良いなと思って、使ってみています。
飯島:俺そういうアプリ使うと女みたいな顔になっちゃうんだよね、盛れすぎちゃって、目がでかくなりすぎちゃうんです(笑)。
飯島寛騎&岡田龍太郎、役者としての夢
― これから色んな作品に出演されると思いますが、どんな役者になっていきたいか、どんな役を演じてみたいかを教えて下さい。
岡田:僕はちょっと振り切った役をやってみたいです。今まで結構後輩とか、不良とかはやらせて頂いたんですけど、井筒渡さん(中村)みたいな狂気的な役をやってみたいなと今回思いました。
― 役のイメージに固定されないというか、色んな役ができる俳優さんですね。飯島さんは?
飯島:僕は例えばお芝居するってなったら、普段現実であり得るシーンを表現するとしても、「普段じゃこんなことしないよ」という新しい刺激を与えられるお芝居をしていきたいですね。観ている人に「こいつ面白いな」と少しでも印象に残って貰いたい。あとは、僕らって“飾ってなんぼ”というか、いかにどうカッコよく見せるかじゃないですか?だからお芝居に関してもそうですし、普段の私生活やファッションに関しても少しでも刺激を与えられたらなって思います。
― “飾って”というのは具体的に?
飯島:例えばパリコレとか見ていても「普段絶対できないでしょ」というファッションをしていると思うんですけど、そういう人と被らないことをしたいなと思っています。
― 最後に夢を追うモデルプレス読者に向けて、お2人の夢を叶える秘訣を教えて下さい。
岡田:人がないがしろにしがちな、靴磨きとかトイレ掃除とかをやる。
― それは普段から?
岡田:そうです。例え話なんですけど、この前本当に靴掃除しました(笑)!でも足元とかそういうところを掃除すると良いって言いますよね。
― この質問は今まで色んな人にしているんですが、今までになかった感じで、新鮮でした(笑)。飯島さんはどうでしょうか?
飯島:なんだろう…振り切ることでしょうか。例えば「先輩がこうしているから自分もこうしたらなんとかなるっしょ」というような、固定概念に縛られないこと。俺もそういう人間だったんですけど、いざ振り切ってみると、意外と面白いものが生まれるなと実感しているところです。
― 今、俳優業されていること自体が振り切っていることの1つでもあるんですか?
飯島:そうですね、お芝居も普段やらないことをやるじゃないですか。そういう面では最初は勿論抵抗もあったんですけど、いざ振り切ってみると、「人間ってもっと出せるな」と思ったり感じたり多々あったので…何も考えずやってみることです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
飯島寛騎プロフィール
生年月日:1996年8月16日身長:178cm
血液型:B型
出身地:北海道
特技:水泳、バスケットボール
岡田龍太郎プロフィール
生年月日:1993年12月27日身長:172cm
血液型:O型
出身地:兵庫県
特技:スキー、テニス
第5話(2月23日放送)あらすじ
浮気相手・井筒里奈(松本まりか)の策略によって、高森杏寿(仲里依紗)はまさかの窮地に立たされる。経営者・黒井由伸になりすました志賀拓巳(山田裕貴)とのホテル密会写真を、夫・純平(塚本高史)に見られてしまったのだ!どこからどう見ても一線を超えたようにしか見えない写真に、純平は激しく動揺。まるで汚い物かのように杏寿を振り払い、単身赴任先の寮から締め出す。その姿にかつての自分を見た杏寿は、夫婦の絆の完全崩壊を覚悟。後悔と失意の念に押しつぶされそうになりながら、娘・七香(渋谷南那)の待つ東京の自宅へと戻る。そのころ、“どこまでも周到で得体の知れない罠”に巻き込まれている杏寿を心配した親友・春田龍馬(平岡祐太)は、本物の黒井(吉田ウーロン太)と接触。なりすましていた男の素性をあぶり出そうとするが、そう簡単に事は運ばない…。
一方、里奈の夫・渡(中村倫也)は自分だけがまともな人間だと思い込み、以前にも増して危険すぎるモラルを振りかざしていくことに。ついには、里奈が純平を追ってパート入社した建設会社へ乗り込み、えげつない言動で純平と里奈の心を踏みにじり…!
複雑に入り乱れる2組の夫婦の愛憎――。そんな中、里奈は純平を手に入れるため、ますます暴走。渡に対して意外な行動に出たかと思うと、ゾッとする手法で杏寿と純平をじりじりと追い詰めていく!
【Not Sponsored 記事】
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