町田啓太、恋人の秘密は全部知りたいタイプ?“同期”鈴木伸之との「言わなくても分かっちゃう」関係性も明かす モデルプレスインタビュー
2018.01.23 08:00
views
俳優の町田啓太(27)が、モデルプレスのインタビューに応じた。2018年1月26日に公開される「CINEMA FIGHTERS」内のショートフィルム『終着の場所』に出演する町田。劇団EXILEの一員としても活躍し、2017年は映画「HIGH&LOW」シリーズをはじめ、ドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)、「定年女子」(NHK BSプレミアム)などに出演。2018年も「CINEMA FIGHTERS」のほか、ドラマ「女子的生活」(2018年1月~、NHK)や映画『OVER DRIVE』(2018年公開)と出演が続く。今回は年々活躍の幅を広げていく町田に、『終着の場所』の撮影秘話、作品にまつわる恋愛観、そして今後の活動のこと…たっぷりと話を聞いた。
目次
「CINEMA FIGHTERS」とは?
EXILE TRIBEとShortShortsによるコラボレーション企画「CINEMA FIGHTERS」は、数々のメジャーアーティストの作詞を手がける小竹正人氏の世界観を具現化する音楽と映像の新プロジェクト。町田が出演する『終着の場所』は、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「花火」を映像化。ずっと出会うことのない登場人物たちのモノローグで綴られ、主人公(町田)の元に、ある冬の日、彼女(玄理)から告白めいたメールが届いたことで、2人の関係が動き出す。秘密を抱えた彼女をどう受け止めていくのか…男女の心の奥底を問う痛く儚い愛の物語を常盤司郎監督が描く。
<町田啓太インタビュー>“なりきりトーク”で役作り
― ショートフィルムということもあり、撮影は3日ほどで終了したとお聞きしました。町田:本当に詰め詰めで、怒涛のようでした。三代目J Soul Brothersの「花火」がこうやって作品になって、それに出演させてもらってありがたいなと思いました。全部で6作品あるんですけど、それぞれ楽しみ方が違うので、飽きずに観られるんじゃないかなと思います。
― 6作品の中では、最も現実的なお話でしたね。
町田:そうなんですよね。ほかが現実離れした設定なので、そういった意味で色が出せたかなと。
― 彼女役の玄理さんとは携帯を通してやりとりをしていましたが、実際の撮影でもお1人が多かったですか?
町田:ほぼほぼ1人でした。映像になると文字で会話が映し出されますけど、撮影現場ではそれもないので、心の中で会話していました。活字だとそれぞれ受け取り方も違うだろうし、想像しながら。次にどんな返事が来るとかも頭に入れていかなきゃいけなかったので、そこは大変でした。
― 携帯の画面を見ながらのお芝居で。
町田:2人の“余白”の部分をイメージするために、撮影前、常盤監督が、僕と玄理さんと監督のグループトークを作ってくれて、そこで“なりきりトーク”するっていう練習をさせてくださったんです。天の声みたに「では、初めてのデートに誘って下さい」ってお題がきて、それに僕らが応える…みたいな形で。撮影入る前日には「明日は約束をしていた花火を見に行く日です」ってきました。それが本編に繋がるんです。
― 面白い。撮影が3日間しかない分、それでぐっと距離が縮まりそうですね。
町田:かなり助けられたなと思います。監督も途中から楽しんでましたし(笑)、僕も楽しかったです。
恋人の秘密は全部知りたい?町田啓太の恋愛観
― 役として、とても一途な青年というイメージでした。町田:まっすぐはまっすぐなんですけど、何かが秀でていたり、分かりやすい特徴があったりする役ではないので、色々考えました。26、7歳で僕と同い年くらいで、今まで付き合った人と今回の人は違うんだろうなとか、初めて恋愛で壁にぶつかったんだろうなとか。
― 共感はできましたか?
町田:大好きになったらしょうがないというのは、すごく分かりました。多分ほとんどの人がそうですよね(笑)?今回は、彼女にある秘密があって、それで2人はぶつかるんですけど、やっぱり人との付き合いは向き合い方が大事なのかと実感して。大切になった人から秘密を告白されたらどうするのか…自分に置き換えて、考えて演じていました。
― 町田さんなら、恋人の秘密はすべて知りたいですか?
町田:ん~…隠してもいいと思うんですけど、もしかしたらバレるかもしれないから、その不安を抱えて、それが積もっていくくらいなら、早い段階で言ってもらった方がいいかなとは思います。勇気を出して言うのも大事だし、もしそれでダメになったらそこまでだと思うし。やっぱり人間は完璧じゃないから、相手のことを理解する心が大事なのかなって。
― 早めに解決してしまいたい?
町田:先延ばしにするよりは、先に解決しちゃいたいし、相手が言ってくれるなら僕もちゃんと言うし。逆に、こっちも言うから、ちゃんと心を開いてほしいです。
― 町田さん自身は、秘密を作らないタイプなんですね。
町田:多分言います。というか、顔に出ちゃうと思うんですよ(笑)。
― 隠し事ができない(笑)。
町田:なので、先に言っちゃう(笑)。
― 恋人ではなく、友達や俳優仲間にも隠し事はあまりしないタイプですか?
町田:もちろんすべてじゃないですけど、前より言うようになりました。前は「これ言わない方がいいかな?」とか気を遣うタイプだったんです。今は「言っちゃった方が人間味がある」「僕も言ってもらった方が嬉しい」って思うようになりました。
― 何かきっかけが?
町田:徐々にですね。27歳、アラサーを迎え。
― LDH所属の方でよくお話されるのはどなたですか?
町田:プライベートだと、最近は伸(鈴木伸之)と(佐藤)寛太が多いですね。
― 山王連合会(HiGH&LOW)ですね。お2人にも、あまり隠し事はしてない?
町田:寛太は弟的なところがあるので、ちょっと違うかもしれないですけど、伸は同期でずっと一緒にやってきてるので、何でも言い合うというか何でも分かります。お互いにしか分からないところもあるし、隠しても変化に気づくようになりました。「今○○でしょ」とか「こういう感じでしょ」とか、言わなくても分かっちゃうようになりました。
広がる活躍の幅…2018年は?
― 2017年はドラマ、映画と多数出演し、2018年も「CINEMA FIGHTERS」をはじめ、ドラマ「女子的生活」(NHK)などに出演。近年さらに活躍の幅、演じる役の幅が広がっているように感じます。町田:チャレンジさせていただく機会が増えたというのは、本当にありがたいなと思います。2017年は「大胆かつ丁寧」を目標にやっていたんですけど、実際に今までチャレンジしたことない作風や役柄に出会えたので、個人的にも嬉しいことがたくさんありました。今までがヤンキーと好青年が多かったというのもありますが(笑)。あとは、前にお仕事をご一緒した方々から、また声を掛けていただく機会が増えたことも嬉しかったです。当たり前のことですけど、「一生懸命やるって大事だな」って改めて実感したので、2018年もその気持ちを大事にしながら、さらに色んなことにチャレンジしていきたいなと思います。
― それこそ「女子的生活」のスタッフの方も?
町田:そうですね。照明さんとかカメラマンさんとか、またお会いできて楽しいです。「女子的生活」は主人公がトランスジェンダーで、強く生きる女性をポップに爽快に描いた作品で、パワーをもらえるドラマになっています。僕もいまだかつてないくらい、弾けてます(笑)。やりたい放題やらせてもらっていて、普段のだらけている僕に近いかもしれないです(笑)。
― また新たな一面が。
町田:ほかにも、「OVER DRIVE」という映画で、東出(昌大)さん、(新田)真剣佑くんたちと共演させていただくんですが、こっちは「ラリーレース」っていうスポーツの話なのでまたガラッと違って。ヨーロッパではF1と並ぶくらいの人気があって、かなり激しいレースを繰り広げているんです。臨場感溢れる手に汗握る作品になっているので、そちらも楽しみにしていてほしいです。
― 2018年も色々な町田さんを見ることができそうですね。
町田:そうなるよう僕も全力で全開で頑張っていきます!
― ありがとうございました。
町田啓太の”切ない表情“
『終着の場所』のほか、「Unfair World」(三代目JSB)を映像化した『パラレルワールド』 、「白雪姫」(Flower)を映像化した『キモチラボの解法』、「Mr.Snowman」(E-girls)を映像化した『Snowman』、「ドレスを脱いだシンデレラ」(Dream Ami)を映像化した『色のない洋服店』、「Heavenly White」(EXILE)を映像化した『SWAN SONG』を上映。『終着の場所』で見せる町田の切ない表情、リアルな演技…儚い物語の行方を見届けてほしい。(modelpress編集部)
町田啓太(まちだ・けいた)プロフィール
1990年7月4日生まれ。2010年「第3回劇団EXILEオーディション」に合格し、同年12月、舞台「ろくでなしBLUES」で俳優デビュー。2014年放送のNHK連続テレビ小説「花子とアン」で注目を浴び、近年の出演作には映画「劇場霊」、ドラマ「流星ワゴン」(TBS系)、「天使のナイフ」(WOWOW)、「美女と男子」(NHK)、「スミカスミレ 45歳若返った女」(テレビ朝日系)、「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)、「HiGH&LOW」シリーズなど。「CINEMA FIGHTERS」作品情報(2018年1月26日公開)
『パラレルワールド』監督:河瀨直美
楽曲:三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 「Unfair World」
キャスト:山田孝之、石井杏奈
『キモチラボの解法』
監督:A.T.
楽曲:Flower「白雪姫」
キャスト:AKIRA、小林喜日、駒井蓮、水崎綾女
『Snowman』
監督:萩原健太郎
楽曲:E-girls「Mr.Snowman」
キャスト:倍賞美津子、鈴木伸之、藤井美菜、村井國夫
『色のない洋服店』
監督:齋藤俊道
楽曲:Dream Ami「ドレスを脱いだシンデレラ」
キャスト:Dream Ami、鹿賀丈史
『終着の場所』
監督:常盤司郎
楽曲:三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「花火」
キャスト:町田啓太、玄理(ヒョンリ)、柳英里紗、古舘寛治
『SWAN SONG』
監督:落合賢
楽曲:EXILE「Heavenly White」
キャスト:岩田剛典、桜庭ななみ
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
“福岡の16歳アイドル”LinQ有村南海、グラビアでも躍進 撮影までの体作り&表情のこだわり明かすモデルプレス
-
【「光る君へ」道長役・柄本佑インタビュー】出家シーンで実際に剃髪「一気にグッと来ました」 最高権力者の孤独を演じて思うことモデルプレス
-
「光る君へ」敦明親王役・阿佐辰美が話題 大河ドラマ初出演の心境&共演者に“救われた”エピソード明かす【注目の人物】モデルプレス
-
MADEINマシロ・ミユ・イェソ「顔が似ている」3人を直撃 日本で挑戦したいことはバラエティー出演【インタビュー】モデルプレス
-
TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス