“日本一美しい女子大生”と呼ばれた本音…山賀琴子、なぜ女優へ?「逃げ恥」エピソード&人生変えた「ミス青学」秘話
2016.11.29 08:30
views
TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(毎週火曜よる10時)に出演中の山賀琴子は、今年3月開催の日本一美しい女子大生を決める「Miss of Miss CAMPUS QUEEN CONTEST 2016」(ミスオブミス)でグランプリを獲得。人生が大きく動き出した彼女が、選んだ道は“女優”。どんな気持ちで一歩を踏み出したのだろうか。
青山学院大学のミスコン「ミス青学2015」でグランプリとなった山賀。目鼻立ちハッキリとしたルックスとスタイル抜群の美ボディから“和製ミランダカー”とも呼ばれ話題に。その後に出場した「ミスオブミス」で見事グランプリを勝ち取り、記者会見では「女優になりたい」と語り、その模様はニュースとなり全国に知れ渡った。
そんな山賀は、今年10月に「逃げ恥」で女優デビュー。石田ゆり子演じる土屋百合の部下・堀内柚役を演じている。モデルプレスは今回、“日本一美しい女子大生”になって変わったことや女優デビューした心境などを聞いた。
山賀:恥ずかしいです。周りの方々が演技のベテランなので、どうしても私の下手さが目立つというか。撮影した直後のカメラチェックで見る映像と、テレビ放送の映像はやっぱり見え方も違うので、撮影のたびに反省しています。
― そうなんですね。これまで演じてみて、どんなことを学びましたか?
山賀:役を見せようと思うと失敗するけど、そのシーンでの役割を理解して、そのセリフをちゃんと理解した上で演じると、そう見えることを学びました。演技の中身をちゃんと考えることが大切だと感じています。
― 現場の雰囲気はどうですか?
山賀:ピリピリしているのかなって想像していたけど、現場は和気あいあいとしていました。セリフがうまく言えず、どうしたらいいんだろうって悩んでいた時、職場のシーンで仕切りを挟んで向かいに座っている成田凌さんからアドバイスを頂いたり、「大丈夫」と優しく励ましてくださったりしました。あとは石田(ゆり子)さんの飼ってるワンちゃんネコちゃんの話をしたり、穏やかな空気のなかで演技ができています。
山賀:もともとやりたいこともなく、大学3年生でちょうど就活が始まるって時だったので、このまま流されて生きてこうと思ってました。なんとなく受かったところへ行って、なんとなく働いて、結婚して子供産んでという…自分の意志があまりなかったんですけど、ミスオブミスのあと「女優をやってみないか」と声をかけて頂いてから、大きく変わりました。
― 声をかけてもらってから「女優として生きていく」決心はどこで?
山賀:ミスオブミスの模様が思ってた以上にテレビで放送され、その時に地元の北海道の人たちからも連絡が来て、人前に立つ仕事っていいなと思いました。それで、やるなら表現する仕事がしたいと思ったので、家族に相談したら「やりたいと思ったことをやるのが一番だから、やってみな」と背中を押してくれて決心がつきました。それでレッスンを受けてみたら、もう楽しいし悔しいしで、演技をもっとやりたいって思えたんです。初めて自分がやりたいと思えたので、いま自分の意志で動いている感覚があります。
― ミスオブミスが人生を変えた瞬間だったかもしれないですね。
山賀:そうですね。青学のミスコンで変わりつつあったものが、完全に変わった瞬間でした。
― ちなみに青学のミスコンへ出場したきっかけは?
山賀:正直、出場前はミスコンってちょっと恥ずかしくて。ミスコンに出てる女の子はちょっと自己顕示欲が強いってイメージを持ってる子もたくさんいるし、学内でも「あの人ミスコンの人だ」って指さされるんですよ。1、2年生の時も声はかけてもらっていたんですけど、ミスコンに出るのはちょっと嫌だなって思ってました。でも3年生の時、私の友達が運営にいて。「琴子出てみない?3年生までしか出れないよ。ラストチャンスだし楽しいから」って言われ、食堂で申込用紙をポンと出され「書いちゃおうよ」みたいな。最後はもうノリでした(笑)。
― それで出場してみて…
山賀:実際にやってみたらすごく楽しいし、有意義な時間を過ごすことができました。色々言ってる子には言わせておこうみたいな。自分がどう感じるかが一番大切なので、わたしは出てよかったと思います。みんな本気だから、もともと負けず嫌いな私は、出たからには一番になりたいと思い、メラメラ燃えて半年間やり切りました。青学のミスコンに出たことが人生を変えたと言っても過言ではないです。
山賀:女優さんでは満島ひかりさんがとても良いなって思っています。園子温監督の「愛のむきだし」って映画がすごく好きで、それで心が動いちゃいました。ファンキーな部分とシリアスな部分の差がすごくて。不思議な魅力が放たれていました。
― いつか園子温監督の作品にも?
山賀:はい!出たいです。すごくどぎつい役をやってみたい。ヤンキーでも極道でもなく、ぶっ飛んだヤバイ人を演じてみたいです。
山賀:今後の目標は「日本を代表する女優」で名前が挙がる女優になりたい。そのために舞台やドラマ、映画にたくさん出たいですし、なんでも挑戦したいです。
― いま夢に向かって一歩踏み出したところだと思いますが、楽しいですか?
山賀:楽しさもありつつ、思ってる以上に自分の実力が足りなくて、悔しさも大きいです。
― そうなんですか?
山賀:これまでの人生は「なんとかなるでしょ」って根拠のない自信がすごくかったし、実際どうにかなっちゃっていたので(笑)。ぽわーんとして何も考えていなかったから、いま自分の意志で女優になりたいって思っていることが、私にとっては凄いことで。だから自分の実力が足りない今、本当に悔しい毎日です。
― ちゃんと夢を持つと、何とかならないことの方が多いですよね。
山賀:そうなんです!本気でやりたいと思ってないから何とかなるんですよ。でも本当にやりたいと思って頑張って、何とかならないのはすごく嫌だからもっと頑張るじゃないですか。そう思うと、やっぱり今まで何にも考えずに生きていたんだなって思い知らされます。
― 新しい“山賀琴子”が誕生してるんですね。
山賀:はい。21年目にしてやっと卵が割れたって気持ちです。
― 今大学生ですが、卒業して会社に入ることは?
山賀:もう就活も終わっているので。
― 女優に内定していると。
山賀:はい。もう決めたこと、これで生きていこうと。女優として生きていきます。
山賀:イメージすることです。なりたい自分の姿をイメージして、毎日考えること。考えていると自然とそうなるために生活するじゃないですか。日々の生活もちょっとずつ変わり、それが一つずつ積み重なって実現すると思うので、貪欲に考え続けることが大切だと思います。
山賀:3月ですね。
― それまではまだ、日本一美しい大学生。
山賀:は!そうかまだ大学生だ(笑)。
― そうですよ、日本一美しい大学生です。
山賀:そのフレーズ忘れてました(笑)。本当に恐れ多いというか、私にはもったいない言葉過ぎて記憶からポッとなくなっちゃっていました。
― (笑)。では最後にドラマを楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
山賀:ドラマを通して初めて知った方も多いかとは思いますが、初めての演技で、右も左も分からなかったけど、いま頑張ってます!柚ちゃんがこれからどうなっていくのか、私もあまりわからないですが、そこにも注目して、これからもドラマを楽しみにしていてほしいです。ぜひ続きを見てください!
― ありがとうございました。
女優に道を定め「逃げ恥」で山賀の人生がスタートした。「なんとかなる」精神だった大学生の山賀は、夢を持つことで変わり、今は「なんとかならないから頑張るしかない」と意識も変化している。笑顔を絶やさず、どんな質問もノリ良く答えてくれた山賀。新しく生まれ変わり、キラキラと輝く今こそが“日本一美しい女子大生”なのかもしれない。(modelpress編集部)
身長:160cm
出身地:北海道
血液型:A型
そんな山賀は、今年10月に「逃げ恥」で女優デビュー。石田ゆり子演じる土屋百合の部下・堀内柚役を演じている。モデルプレスは今回、“日本一美しい女子大生”になって変わったことや女優デビューした心境などを聞いた。
「逃げるは恥だが役に立つ」で女優デビューしてみて…
― 「逃げ恥」で女優デビューですが、ご自身の演技を実際に見てどうですか?山賀:恥ずかしいです。周りの方々が演技のベテランなので、どうしても私の下手さが目立つというか。撮影した直後のカメラチェックで見る映像と、テレビ放送の映像はやっぱり見え方も違うので、撮影のたびに反省しています。
― そうなんですね。これまで演じてみて、どんなことを学びましたか?
山賀:役を見せようと思うと失敗するけど、そのシーンでの役割を理解して、そのセリフをちゃんと理解した上で演じると、そう見えることを学びました。演技の中身をちゃんと考えることが大切だと感じています。
― 現場の雰囲気はどうですか?
山賀:ピリピリしているのかなって想像していたけど、現場は和気あいあいとしていました。セリフがうまく言えず、どうしたらいいんだろうって悩んでいた時、職場のシーンで仕切りを挟んで向かいに座っている成田凌さんからアドバイスを頂いたり、「大丈夫」と優しく励ましてくださったりしました。あとは石田(ゆり子)さんの飼ってるワンちゃんネコちゃんの話をしたり、穏やかな空気のなかで演技ができています。
女優のルーツ
― 女優として第一歩を踏み出した山賀さんですが、もともと女優になりたかった?山賀:もともとやりたいこともなく、大学3年生でちょうど就活が始まるって時だったので、このまま流されて生きてこうと思ってました。なんとなく受かったところへ行って、なんとなく働いて、結婚して子供産んでという…自分の意志があまりなかったんですけど、ミスオブミスのあと「女優をやってみないか」と声をかけて頂いてから、大きく変わりました。
― 声をかけてもらってから「女優として生きていく」決心はどこで?
山賀:ミスオブミスの模様が思ってた以上にテレビで放送され、その時に地元の北海道の人たちからも連絡が来て、人前に立つ仕事っていいなと思いました。それで、やるなら表現する仕事がしたいと思ったので、家族に相談したら「やりたいと思ったことをやるのが一番だから、やってみな」と背中を押してくれて決心がつきました。それでレッスンを受けてみたら、もう楽しいし悔しいしで、演技をもっとやりたいって思えたんです。初めて自分がやりたいと思えたので、いま自分の意志で動いている感覚があります。
― ミスオブミスが人生を変えた瞬間だったかもしれないですね。
山賀:そうですね。青学のミスコンで変わりつつあったものが、完全に変わった瞬間でした。
― ちなみに青学のミスコンへ出場したきっかけは?
山賀:正直、出場前はミスコンってちょっと恥ずかしくて。ミスコンに出てる女の子はちょっと自己顕示欲が強いってイメージを持ってる子もたくさんいるし、学内でも「あの人ミスコンの人だ」って指さされるんですよ。1、2年生の時も声はかけてもらっていたんですけど、ミスコンに出るのはちょっと嫌だなって思ってました。でも3年生の時、私の友達が運営にいて。「琴子出てみない?3年生までしか出れないよ。ラストチャンスだし楽しいから」って言われ、食堂で申込用紙をポンと出され「書いちゃおうよ」みたいな。最後はもうノリでした(笑)。
― それで出場してみて…
山賀:実際にやってみたらすごく楽しいし、有意義な時間を過ごすことができました。色々言ってる子には言わせておこうみたいな。自分がどう感じるかが一番大切なので、わたしは出てよかったと思います。みんな本気だから、もともと負けず嫌いな私は、出たからには一番になりたいと思い、メラメラ燃えて半年間やり切りました。青学のミスコンに出たことが人生を変えたと言っても過言ではないです。
好きな役者
― 好きな役者さんは?山賀:女優さんでは満島ひかりさんがとても良いなって思っています。園子温監督の「愛のむきだし」って映画がすごく好きで、それで心が動いちゃいました。ファンキーな部分とシリアスな部分の差がすごくて。不思議な魅力が放たれていました。
― いつか園子温監督の作品にも?
山賀:はい!出たいです。すごくどぎつい役をやってみたい。ヤンキーでも極道でもなく、ぶっ飛んだヤバイ人を演じてみたいです。
本当の意味で“山賀琴子”誕生
― 今後の目標を教えてください。山賀:今後の目標は「日本を代表する女優」で名前が挙がる女優になりたい。そのために舞台やドラマ、映画にたくさん出たいですし、なんでも挑戦したいです。
― いま夢に向かって一歩踏み出したところだと思いますが、楽しいですか?
山賀:楽しさもありつつ、思ってる以上に自分の実力が足りなくて、悔しさも大きいです。
― そうなんですか?
山賀:これまでの人生は「なんとかなるでしょ」って根拠のない自信がすごくかったし、実際どうにかなっちゃっていたので(笑)。ぽわーんとして何も考えていなかったから、いま自分の意志で女優になりたいって思っていることが、私にとっては凄いことで。だから自分の実力が足りない今、本当に悔しい毎日です。
― ちゃんと夢を持つと、何とかならないことの方が多いですよね。
山賀:そうなんです!本気でやりたいと思ってないから何とかなるんですよ。でも本当にやりたいと思って頑張って、何とかならないのはすごく嫌だからもっと頑張るじゃないですか。そう思うと、やっぱり今まで何にも考えずに生きていたんだなって思い知らされます。
― 新しい“山賀琴子”が誕生してるんですね。
山賀:はい。21年目にしてやっと卵が割れたって気持ちです。
― 今大学生ですが、卒業して会社に入ることは?
山賀:もう就活も終わっているので。
― 女優に内定していると。
山賀:はい。もう決めたこと、これで生きていこうと。女優として生きていきます。
夢を叶える秘訣
― 女優という夢を叶えた山賀さんの考える“夢の叶える秘訣”を教えてください。山賀:イメージすることです。なりたい自分の姿をイメージして、毎日考えること。考えていると自然とそうなるために生活するじゃないですか。日々の生活もちょっとずつ変わり、それが一つずつ積み重なって実現すると思うので、貪欲に考え続けることが大切だと思います。
日本一美しい女子大生と呼ばれて…
― 山賀さんがグランプリに輝いた「ミスオブミス」が、数か月後に始まりますね。山賀:3月ですね。
― それまではまだ、日本一美しい大学生。
山賀:は!そうかまだ大学生だ(笑)。
― そうですよ、日本一美しい大学生です。
山賀:そのフレーズ忘れてました(笑)。本当に恐れ多いというか、私にはもったいない言葉過ぎて記憶からポッとなくなっちゃっていました。
― (笑)。では最後にドラマを楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
山賀:ドラマを通して初めて知った方も多いかとは思いますが、初めての演技で、右も左も分からなかったけど、いま頑張ってます!柚ちゃんがこれからどうなっていくのか、私もあまりわからないですが、そこにも注目して、これからもドラマを楽しみにしていてほしいです。ぜひ続きを見てください!
― ありがとうございました。
女優に道を定め「逃げ恥」で山賀の人生がスタートした。「なんとかなる」精神だった大学生の山賀は、夢を持つことで変わり、今は「なんとかならないから頑張るしかない」と意識も変化している。笑顔を絶やさず、どんな質問もノリ良く答えてくれた山賀。新しく生まれ変わり、キラキラと輝く今こそが“日本一美しい女子大生”なのかもしれない。(modelpress編集部)
山賀琴子(やまが・ことこ)プロフィール
生年月日:1995年1月23日身長:160cm
出身地:北海道
血液型:A型
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
「逃げ恥」真野恵里菜&山賀琴子の美女2ショットに反響「笑顔が可愛い」「次はみくりと百合ちゃんも」モデルプレス
-
山崎紘菜、桜井日奈子、山賀琴子…2016年秋ドラマで気になる“注目の美女”たちモデルプレス
-
“日本一美しい大学生”、新垣結衣主演「逃げ恥」でドラマデビュー ミス青学からの「シンデレラストーリー」と話題にモデルプレス
-
池田エライザ&ぺこ&朝比奈彩ら…葛藤、成長、愛に“日本のアリス”たちが共感モデルプレス
-
“日本一美しい大学生”山賀琴子、事務所入りを発表 芸能界本格デビューモデルプレス
-
【PR】美しすぎる“日本一のミスキャンパス”山賀琴子さんら、おしゃれ女子の美脚テクに注目ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマー カンパニー
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
「スカイキャッスル」大西利空、大切な家族を失う悲しみ・受験のストレス…遥人と重なる葛藤を乗り越えた方法【インタビュー】モデルプレス
-
槙野智章が語る“失敗”のポジティブな捉え方「アクシデントはアクセサリー」夢を叶える秘訣も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
「海のはじまり」フジテレビ異例の試み――村瀬Pが結末に言及「決して暗くて重いものにはなりません」【インタビューVol.5】モデルプレス
-
「海のはじまり」池松壮亮、無音電話シーンは台本になかった 村瀬Pが明かす“想像を超えた”2つのアイデア【インタビューVol.4】モデルプレス
-
「海のはじまり」有村架純、弥生役は「苦しみながら」挑戦 古川琴音・泉谷星奈…村瀬Pが唸る3人の魅力【インタビューVol.3】モデルプレス
-
Snow Man目黒蓮「silent」からの進化・表現力の凄み…池松壮亮も絶賛「素晴らしい役者さん」【「海のはじまり」村瀬PインタビューVol.2】モデルプレス
-
「海のはじまり」中絶巡る描写に「厳しい意見もいただいています」村瀬Pが向き合い続ける理由・「silent」から大切にしているセリフ【インタビューVol.1】モデルプレス
-
【PR】<KJRGL インタビュー>オーディション脱落から急浮上へ「唯一無二の存在になりたい」“声を届ける”ため誕生した日韓合同ボーイズグループとは?ソニー・ミュージックレーベルズ
-
“リアル【推しの子】で話題”藤咲凪、2児のシングルマザー公表した理由「隠し通そうと思っていました」【インタビュー】モデルプレス