後藤真希「ワガママって言われることが多かった」モー娘。時代の葛藤、そこからの開放 モデルプレスインタビュー
2015.11.26 18:00
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第1子出産を控えるアーティスト・タレントの後藤真希(30)が、モデルプレスのインタビューに応じた。1999年~2002年まで、モーニング娘。のメンバーとして活動。加入当時13歳、その年齢と大人びた美貌は大きな話題を集めた。加入直後にリリースされた「LOVEマシーン」でセンターを担当し、160万枚を超えるヒットを記録。それはあまりに鮮烈なデビューだった。
モーニング娘。としての“後藤真希”「ワガママって言われることが多かった」
「私、モーニング娘。には、実は4年しかいなかったんです。中学生で加入して17歳で卒業したので、本当に子どもでした」。
4年という月日は、あの活躍ぶりからすると短いように感じる。13歳~17歳という精神的にも肉体的にも変化の大きな時期に、アイドルとしてスポットを浴び続けた。その圧倒的な姿は、多くの人々の記憶の中に今も残っているだろう。
「もともと大家族だから、グループで行動するってことには慣れてんたんですけど、やっぱり女の子ばっかりだから色々ありました。先輩だから自分の言いたいことを言えない、でもやりたいことはあるし…そんな中で卒業してソロになってからは、自分のこだわるところをワガママと思われることが多かったかもしれません」。
アイドルとしての葛藤 つんく♂との思い出も明かす
「『アイドルはアイドルだから』って」――当時の後藤にとって、とても重たい言葉だった。「大袈裟に言うと、つんく♂さんのような方にプロデュースしてもらって、それをそのまま聞くことがよしとされていました。例えば『こういう曲を歌いたい』『ここの歌詞をこうしたい』って主張すると、ワガママととられてしまうんです。『面倒くさい』ってよく言われていましたね」と正直に振り返り、「曲を表現するのは私だし、その曲=後藤真希になるわけだから、やっぱり歌いたくない曲は出したくない。だから、その中でお互いの妥協点を見つけていくんです。つんく♂さんとは特にそんな感じだったな~(笑)。結構大変だった(笑)」と思い出し笑う。
そして転機は、自身2度目のソロコンサート「G-Emotion FINAL」。「そのコンサートは、自分たちだけで作ったんです。その頃から自分のやりたいことが形になっていきました」と、アイドルとしての葛藤から徐々に開放されていった。
「夢を叶える秘訣」を語る
ソロとなった現在は初のレシピ本「後藤真希の満足おうちごはん」(11月26日発売)を発売するなど多方面で活躍している。数々の夢を自ら叶え、そして人々に与え続けてきた後藤に、「夢を叶える秘訣」を聞いてみた。
「夢って聞くと大きなことに思っちゃうから、目標って置き換えるのがいいかもしれない。そうすると、割とスムーズにクリアしていけるのかなって思います。大きな夢を叶えるって考えるよりも、ちょっとした目標をひとつずつ乗り越えていく方が現実的な気がするんですよね。最終地点だけ決まっていても、そこに行くまでにどうすればいいのか分からないですから。少しずつ目標を達成していくのがいいと思います」。
出産間近――母となった彼女は、次にどんな夢を抱くのだろうか。(modelpress編集部)
後藤真希 プロフィール
1985年9月23日生まれ、東京都出身のアーティスト・タレント。13歳のときにモーニング娘。に加入し、17歳で卒業。その後、ソロ活動を開始。2014年結婚をし、まもなく第一子を出産予定。現在は、11月26日には初のレシピ本「後藤真希の満足おうちごはん」を発売するなど、多方面で活躍中。
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