松島花、映画デビューは「怖かった」モデルとしての葛藤を乗り越え“女優業”へ挑戦 モデルプレスインタビュー
2015.09.12 08:00
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雑誌「Oggi」専属モデルのほか、「25ans」など数多くの女性ファッション誌に出演し、抜群のスタイルとリアルクローズな着こなしで同世代の女性の憧れの存在として輝き続けている松島花(26)。そんな彼女が、9月12日に公開される映画「天空の蜂」(9月12日公開)で映画デビューを果たした。今回モデルプレスでは、今後女優業にも力を入れていくという彼女にインタビューを行い、同作の撮影のほか、これまでの芸能生活を振り返ってもらった。
2014年7月に放送されたフジテレビ系ドラマ「キャビンアテンダント刑事~ニューヨーク殺人事件~」で女優デビュー。その後、「ドクターX~外科医・大門未知子~3」(2014年10月~、テレビ朝日)、「37.5℃の涙」(2015年7月~、TBS)に出演。2015年4月に放送された名古屋テレビドラマ「ミステリなふたり」で初主演を果たし、女優としての実力を着実に積み重ねている。
松島が愛知県警捜査一課の刑事・野村役として出演する「天空の蜂」は、作家・東野圭吾氏が1995年に発表した長編小説。最新鋭にして日本最大のヘリコプター・ビッグBを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという“原発テロ”事件と、その危機に立ち向かう人々の8時間の攻防を描いている。
主人公となるそのビッグBの設計士・湯原を江口洋介、狙われた原発の設計士・三島を本木雅弘が演じる。そのほか、仲間由紀恵、綾野剛、光石研、佐藤二朗など豪華俳優陣が出演し、堤幸彦監督がメガホンを取る。
松島:素直に嬉しいという気持ちと、私に出来るのかな?という不安もありました。演技は「天空の蜂」で2作品目だったので、ちょっとまだ怖かったです。
― 松島さんが演じる野村刑事は、クールでかっこよかったです。出来上がった作品をご自身で観た感想も教えてください。
松島:改めてすごい大作に出演させて頂いたのだと実感しました。スクリーンに自分が映っていることが不思議で仕方なかったです(笑)。そして映画を作るということはどれだけ大変な作業なのかを身を持って体験出来ました。撮影は1年前だったのですが、それだけ時間を掛けていますし、1年後観たら「やっぱりこうしたかった、ああしておけばよかった」という気持ちも正直ありますね。
― 反省点を挙げるとしたらどのようなところですか?
松島:モデルの癖で、姿勢がついピンとしちゃうんですよね…。シーンによってはもっとリアルさが必要だったかなと思いました。
― 役作りではどのような準備をしましたか?
松島:出演が決まって、衣装合わせのときに堤監督と初めてお会いして、野村という役柄について説明していただきました。当時は、まだまだ演技レッスンを受けていたので、レッスンの先生に相談しながら、自分の中で役を作っていきました。でも急遽尾張弁に変更になってしまい、自分の中で作っていた人物像が一気に崩れてしまいました。修正する時間もなく現場に飛び込みました。同じ刑事役で一緒のシーンが多い手塚(とおる)さんも尾張弁に変更になったので、お互い方言指導の先生に聞きながら、現場で役作りしていきましたね。“なるようになるさ”精神で頑張りました。
松島:オフのときの気さくさ、そしてカメラが回り始めた瞬間にガラッと役に入る瞬間を近くで見ることが出来て勉強になりました。手塚さんもそうですが、堤監督に言われたことだけではなく、自分なりに高坂(手塚の役名)の仕草や佇まいなどを作り上げていく姿を目の前で見て肌で感じることができました。
― 勉強になったことも多いんですね。
松島:初日から早く現場に馴染みたかったので、現場に早めに入り、ほかの方のシーンの撮影を見て参考にさせて頂いていました。あと、すぐに仮編集している映像を見せて頂けたので、前後のシーンを見ることができ、イメージしやすかったです。
― 初の映画出演で、ご自身の演技に点数をつけるとしたら何点ですか?
松島: 25点かな(笑)。甘やかして38点!中途半端ですね(笑)。
― その理由は?
松島:自分だからかもしれませんが、まだ“セリフ”に聞こえてしまいます。撮影が始まる前、何度も自分のセリフを録音して聞き返して…を繰り返したのですが、なかなかしっくりきませんでした。
― モデルとして芸能界デビューを果たした松島さんですが、なぜ女優業に挑戦してみようと思ったのですか?
松島:スカウトされ、モデル事務所に入って、ずっとモデルをやってきました。でも、徐々にCMなど映像のお仕事も増えてきて、モデルとは違う“表現方法”に興味が出てきました。それに、動いている松島花を好きと言ってくれる方も周りにいました。モデルも決して終わりがあるわけではないのですが、自分の中で新しいことにチャレンジしたり、緊張したりする気持ちに最近なっていないとずっと思っていたので、もう1回何かにチャンレンジしないともったいないなと。なかなか踏み出せなかったのですが、やってみるなら早い方がいいなと思い、20代後半になる前に「よし、やってみよう」と思って女優に挑戦することにしました。
― 25歳で新しいことを始めようとする勇気はすごいなと思いました。
松島:自分で環境の変化が必要だと思いました。ずっと何か変化を求めている自分がどこかにいたので、始めることができたのだと思います。
― これまでモデルとして活動してきた中で、悩みなどがあったのでしょうか?
松島:日々やっていると、流れに身を任せているような気にふと陥ることがありました。よく会うスタッフさんたちが増えて、初めて会う方が少なくなってきて…。初めての方がいないと、自分をある程度知ってくれている人ばかりの現場なので、新しい自分が得られなくなるというか、新しい感覚とかが、なかなか自分でも見つけることができず悩みました。マンネリ化しないように、モデルとして、同じスタッフさんに対しても常にフレッシュな自分を見てもらえるようにしなければと思いました。
― それを乗り越えることはできましたか?
松島:仕事はもちろん好きなのですが、もともと映画や美術館に行くことが好きで、別の経験やほかの職業の方と会うことを大切にしています。仕事以外でそういう場所に行くことで、新しい感覚や新しい気持ちを自分の中に入れることができ、自分の勉強にもなるし、気持ち的にも成長に繋がる。また、それがいい意味で仕事に活きていくと思うので。そういうことを積極的に自分からするようになってからは、変化を感じることができました。それに、スタッフさんに「今日なんかいつもと違うね」と言われることも多くなり、嬉しかったですね。
松島:17か18歳のときに「この仕事をずっと続けていくんだな」という気持ちになりましたが、その前までは周期的に“やめたい病”でした。普通に高校に行って、大学に行って、就職して…という生活に憧れていました。でも、最初にファッションに触れられる楽しさや表現の楽しさ、撮影される側ですがスタッフさんと話をしていて「もっとこうしたらいいんじゃないか」という創る楽しさを18歳頃から感じられるようになり、この楽しさに気が付いたらもうやめられないと思うようになりました。ただ楽しさに気が付くのではなく、もっとこうしたい、ああしたいというアイディアが浮かんできたのが17か18歳のときで、そのときに「もう辞めたくない、この仕事を続けていきたい」と決意しました。だから、17か18歳になる前ぐらいがこのまま続けるのか、辞めるのか迷い辛かったです。
― モデルをやる上で大切にしていることはありますか?
松島:自分に正直に素直でいることです。素直でいることって意外と難しくて、自分に嘘をつかないように自分とよく相談するようにしています。
― 現在は「Oggi」表紙モデルとして大活躍していますね。
松島:「Oggi」は働く女性を応援していて、ハッピーに働けるような通勤服をコンセプトにしている雑誌なので、私自身はナチュラルな姿で雑誌にそのままで出演できるのは嬉しかったですし、モデルを続けてきて「Oggi」という歴史ある雑誌のカバーをできるということは光栄なことだと思いました。
― 「Oggi」以外にも幅広いジャンルの雑誌に出演していましたよね。
松島:そうですね。雑誌が違うと撮影現場の雰囲気が全然違うのですが、雑誌によって自分を使い分ける楽しさがあります。
― 女優業のみならず、モデルとしても輝き続ける松島さんを楽しみにしています!
松島:モデルとして“松島花”という存在をより確立したいという夢があるので、今までと変わらず活動していきたいですね。今、お洋服を作らせていただいているので、カメラの前に立つモデルと違う部分でもアプローチできればいいなと思います。
松島:向上心を常に持っていてほしいです。“夢”とは思わず、“私は絶対になるんだ”と思うことや、なったとき、その仕事をしていることを常に想像することだと思います。自分が一生懸命やっていることは決して無駄ではありません。絶対に自分の身になっていると思うので、頑張ってください。
― 今後、女優として挑戦したい役柄はありますか?
松島:これまで刑事やキャビンアテンダント、ナースなどをやってきたので、普通の恋愛や、日常のファミリーをテーマにした作品に出演したいです。私が普段観る映画はシリアスなものが多いのでそういうのも。あと、アクションにももっと挑戦してみたいです。
― 最後にファンにメッセージをお願いします!
松島:どんな仕事でも大変なことや楽しいこと、悩むことなど、誰だって壁にぶつかると思います。そんなとき前向きに一歩ずつ自分らしく進んでいってもらいたいと思いますし、私もそうしているので、一緒に頑張りましょう!
― ありがとうございました。
「天空の蜂」で映画デビューを果たし同作で2作品目の撮影とは思えぬ、キリッとしたスーツ姿でクールに刑事役を演じ、ほかの俳優に劣らぬ圧倒的な存在感を示していた松島。「今後は女優もモデルも頑張りたい!欲張りなので」と話す彼女からは、これまで喜びや苦労も経験したからこそ成長できた新しい“松島花”が輝いていた。(modelpress編集部)
<ストーリー>
爆薬を積んだ超巨大ヘリが原発に墜落するまで、タイムリミットは8時間。大切なものを守り抜くために――命を懸けたカウントダウンが始まる。
1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然動き出し、子供を一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、“全国すべての原発の破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。
機内の子供の父親であり《ビッグB》を開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原子力発電所の設計士・三島(本木雅弘)は、上空に取り残された子供の救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走するが、政府は原発破棄を回避しようとする。燃料が尽きてヘリが墜落するまで、残された時間はたった8時間――姿の見えない敵との緊迫の攻防戦が始まった。
その頃愛知県では、《ビッグB》と原発を開発した錦重工業本社に、家宅捜索が入っていた。総務課に勤める三島の恋人・赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に捜査員たちが押し寄せる中、密かに恋人の無事を祈る。一方、事件現場付近で捜査にあたる刑事たちは、《ビッグB》を奪った謎の男(綾野剛)の行方を追跡。聞き込みを続けるうちに、ある意外な真相へと辿り着いていく――。
松島が愛知県警捜査一課の刑事・野村役として出演する「天空の蜂」は、作家・東野圭吾氏が1995年に発表した長編小説。最新鋭にして日本最大のヘリコプター・ビッグBを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという“原発テロ”事件と、その危機に立ち向かう人々の8時間の攻防を描いている。
主人公となるそのビッグBの設計士・湯原を江口洋介、狙われた原発の設計士・三島を本木雅弘が演じる。そのほか、仲間由紀恵、綾野剛、光石研、佐藤二朗など豪華俳優陣が出演し、堤幸彦監督がメガホンを取る。
映画デビューで「不安の方が大きかった」
― 映画デビューおめでとうございます。まずは、映画デビューが決まったときの心境を教えてください。松島:素直に嬉しいという気持ちと、私に出来るのかな?という不安もありました。演技は「天空の蜂」で2作品目だったので、ちょっとまだ怖かったです。
― 松島さんが演じる野村刑事は、クールでかっこよかったです。出来上がった作品をご自身で観た感想も教えてください。
松島:改めてすごい大作に出演させて頂いたのだと実感しました。スクリーンに自分が映っていることが不思議で仕方なかったです(笑)。そして映画を作るということはどれだけ大変な作業なのかを身を持って体験出来ました。撮影は1年前だったのですが、それだけ時間を掛けていますし、1年後観たら「やっぱりこうしたかった、ああしておけばよかった」という気持ちも正直ありますね。
― 反省点を挙げるとしたらどのようなところですか?
松島:モデルの癖で、姿勢がついピンとしちゃうんですよね…。シーンによってはもっとリアルさが必要だったかなと思いました。
― 役作りではどのような準備をしましたか?
松島:出演が決まって、衣装合わせのときに堤監督と初めてお会いして、野村という役柄について説明していただきました。当時は、まだまだ演技レッスンを受けていたので、レッスンの先生に相談しながら、自分の中で役を作っていきました。でも急遽尾張弁に変更になってしまい、自分の中で作っていた人物像が一気に崩れてしまいました。修正する時間もなく現場に飛び込みました。同じ刑事役で一緒のシーンが多い手塚(とおる)さんも尾張弁に変更になったので、お互い方言指導の先生に聞きながら、現場で役作りしていきましたね。“なるようになるさ”精神で頑張りました。
― 江口さんや仲間さんなど、大先輩との共演シーンもありましたが、いかがでしたか?
松島:オフのときの気さくさ、そしてカメラが回り始めた瞬間にガラッと役に入る瞬間を近くで見ることが出来て勉強になりました。手塚さんもそうですが、堤監督に言われたことだけではなく、自分なりに高坂(手塚の役名)の仕草や佇まいなどを作り上げていく姿を目の前で見て肌で感じることができました。
― 勉強になったことも多いんですね。
松島:初日から早く現場に馴染みたかったので、現場に早めに入り、ほかの方のシーンの撮影を見て参考にさせて頂いていました。あと、すぐに仮編集している映像を見せて頂けたので、前後のシーンを見ることができ、イメージしやすかったです。
― 初の映画出演で、ご自身の演技に点数をつけるとしたら何点ですか?
松島: 25点かな(笑)。甘やかして38点!中途半端ですね(笑)。
― その理由は?
松島:自分だからかもしれませんが、まだ“セリフ”に聞こえてしまいます。撮影が始まる前、何度も自分のセリフを録音して聞き返して…を繰り返したのですが、なかなかしっくりきませんでした。
モデルとして、これまでの芸能活動を振り返る
11歳のとき原宿でスカウトされたことをきっかけにデビューし、モデルとして「non-no」「GLAMOROUS」「25ans」など多数の女性ファッション誌に出演。約2年前に「Oggi」専属となり、現在は同誌表紙モデルとして活躍している。― モデルとして芸能界デビューを果たした松島さんですが、なぜ女優業に挑戦してみようと思ったのですか?
松島:スカウトされ、モデル事務所に入って、ずっとモデルをやってきました。でも、徐々にCMなど映像のお仕事も増えてきて、モデルとは違う“表現方法”に興味が出てきました。それに、動いている松島花を好きと言ってくれる方も周りにいました。モデルも決して終わりがあるわけではないのですが、自分の中で新しいことにチャレンジしたり、緊張したりする気持ちに最近なっていないとずっと思っていたので、もう1回何かにチャンレンジしないともったいないなと。なかなか踏み出せなかったのですが、やってみるなら早い方がいいなと思い、20代後半になる前に「よし、やってみよう」と思って女優に挑戦することにしました。
― 25歳で新しいことを始めようとする勇気はすごいなと思いました。
松島:自分で環境の変化が必要だと思いました。ずっと何か変化を求めている自分がどこかにいたので、始めることができたのだと思います。
― これまでモデルとして活動してきた中で、悩みなどがあったのでしょうか?
松島:日々やっていると、流れに身を任せているような気にふと陥ることがありました。よく会うスタッフさんたちが増えて、初めて会う方が少なくなってきて…。初めての方がいないと、自分をある程度知ってくれている人ばかりの現場なので、新しい自分が得られなくなるというか、新しい感覚とかが、なかなか自分でも見つけることができず悩みました。マンネリ化しないように、モデルとして、同じスタッフさんに対しても常にフレッシュな自分を見てもらえるようにしなければと思いました。
― それを乗り越えることはできましたか?
松島:仕事はもちろん好きなのですが、もともと映画や美術館に行くことが好きで、別の経験やほかの職業の方と会うことを大切にしています。仕事以外でそういう場所に行くことで、新しい感覚や新しい気持ちを自分の中に入れることができ、自分の勉強にもなるし、気持ち的にも成長に繋がる。また、それがいい意味で仕事に活きていくと思うので。そういうことを積極的に自分からするようになってからは、変化を感じることができました。それに、スタッフさんに「今日なんかいつもと違うね」と言われることも多くなり、嬉しかったですね。
― これまでモデルをやってきた中で1番辛かった出来事はありますか?
松島:17か18歳のときに「この仕事をずっと続けていくんだな」という気持ちになりましたが、その前までは周期的に“やめたい病”でした。普通に高校に行って、大学に行って、就職して…という生活に憧れていました。でも、最初にファッションに触れられる楽しさや表現の楽しさ、撮影される側ですがスタッフさんと話をしていて「もっとこうしたらいいんじゃないか」という創る楽しさを18歳頃から感じられるようになり、この楽しさに気が付いたらもうやめられないと思うようになりました。ただ楽しさに気が付くのではなく、もっとこうしたい、ああしたいというアイディアが浮かんできたのが17か18歳のときで、そのときに「もう辞めたくない、この仕事を続けていきたい」と決意しました。だから、17か18歳になる前ぐらいがこのまま続けるのか、辞めるのか迷い辛かったです。
― モデルをやる上で大切にしていることはありますか?
松島:自分に正直に素直でいることです。素直でいることって意外と難しくて、自分に嘘をつかないように自分とよく相談するようにしています。
― 現在は「Oggi」表紙モデルとして大活躍していますね。
松島:「Oggi」は働く女性を応援していて、ハッピーに働けるような通勤服をコンセプトにしている雑誌なので、私自身はナチュラルな姿で雑誌にそのままで出演できるのは嬉しかったですし、モデルを続けてきて「Oggi」という歴史ある雑誌のカバーをできるということは光栄なことだと思いました。
― 「Oggi」以外にも幅広いジャンルの雑誌に出演していましたよね。
松島:そうですね。雑誌が違うと撮影現場の雰囲気が全然違うのですが、雑誌によって自分を使い分ける楽しさがあります。
― 女優業のみならず、モデルとしても輝き続ける松島さんを楽しみにしています!
松島:モデルとして“松島花”という存在をより確立したいという夢があるので、今までと変わらず活動していきたいですね。今、お洋服を作らせていただいているので、カメラの前に立つモデルと違う部分でもアプローチできればいいなと思います。
女優業に挑戦し始めたばかりの松島花が考える“夢を叶える秘訣”とは
― 女優業に挑戦し始めたばかりの松島さん。夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。松島:向上心を常に持っていてほしいです。“夢”とは思わず、“私は絶対になるんだ”と思うことや、なったとき、その仕事をしていることを常に想像することだと思います。自分が一生懸命やっていることは決して無駄ではありません。絶対に自分の身になっていると思うので、頑張ってください。
― 今後、女優として挑戦したい役柄はありますか?
松島:これまで刑事やキャビンアテンダント、ナースなどをやってきたので、普通の恋愛や、日常のファミリーをテーマにした作品に出演したいです。私が普段観る映画はシリアスなものが多いのでそういうのも。あと、アクションにももっと挑戦してみたいです。
― 最後にファンにメッセージをお願いします!
松島:どんな仕事でも大変なことや楽しいこと、悩むことなど、誰だって壁にぶつかると思います。そんなとき前向きに一歩ずつ自分らしく進んでいってもらいたいと思いますし、私もそうしているので、一緒に頑張りましょう!
― ありがとうございました。
「天空の蜂」で映画デビューを果たし同作で2作品目の撮影とは思えぬ、キリッとしたスーツ姿でクールに刑事役を演じ、ほかの俳優に劣らぬ圧倒的な存在感を示していた松島。「今後は女優もモデルも頑張りたい!欲張りなので」と話す彼女からは、これまで喜びや苦労も経験したからこそ成長できた新しい“松島花”が輝いていた。(modelpress編集部)
映画「天空の蜂」
9月12日(土)全国ロードショー<ストーリー>
爆薬を積んだ超巨大ヘリが原発に墜落するまで、タイムリミットは8時間。大切なものを守り抜くために――命を懸けたカウントダウンが始まる。
1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然動き出し、子供を一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、“全国すべての原発の破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。
機内の子供の父親であり《ビッグB》を開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原子力発電所の設計士・三島(本木雅弘)は、上空に取り残された子供の救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走するが、政府は原発破棄を回避しようとする。燃料が尽きてヘリが墜落するまで、残された時間はたった8時間――姿の見えない敵との緊迫の攻防戦が始まった。
その頃愛知県では、《ビッグB》と原発を開発した錦重工業本社に、家宅捜索が入っていた。総務課に勤める三島の恋人・赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に捜査員たちが押し寄せる中、密かに恋人の無事を祈る。一方、事件現場付近で捜査にあたる刑事たちは、《ビッグB》を奪った謎の男(綾野剛)の行方を追跡。聞き込みを続けるうちに、ある意外な真相へと辿り着いていく――。
松島花(まつしまはな)プロフィール
1989年8月5日生まれ、東京都出身。女性ファッション誌「Oggi」を始めとした、多数の雑誌で11歳からモデルとして活躍し、女性から高い支持を得ている。2014年、「キャビンアテンダント刑事~ニューヨーク殺人事件~」(CX)で女優デビュー。その後、「ドクターX~外科医・大門未知子~3」(2014/EX)に出演、2015年には「ミステリなふたり」(NBN)でドラマ初主演を果たす。CMにも多数出演し、年々活躍の場を広げている。
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