長澤まさみ、恋愛観&憧れの女性像を明かす「人との出会いも大切にしていきたい」 モデルプレスインタビュー
2015.01.10 07:00
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女優の長澤まさみ(27)が、台湾ドラマ「ショコラ」(2013年)で初の海外進出を果たした。これまで数々の作品で様々な顔を見せてきた彼女が、今作ではまた、新たな魅力を開花させた。モデルプレスでは今回、そんな長澤にインタビューを行い、作品を通して見える彼女の素顔に迫った。
同作は、窪之内英策氏が手掛けた日本の人気コミックが原作。亡き母のかけおち相手でケーキ店を始めた元ヤクザ(マー・ルーロン)の組長と、その仲間たちとの奇妙な生活を描くラブコメディで、長澤は日本育ちの音大生のヒロイン・辰巳千恵役。相手役となる元ヤクザのチン・シーウーは台湾俳優のラン・ジェンロンが演じた。
長澤:元々、海外作品に出てみたいって想いはあったんです。でも、今回はそれを達成することだけを目的として出演したワケではなく、日本のドラマに出るのと同じようにオファーをいただいたので、ひとつの経験としてチャレンジしました。タイミング的に、今どういう仕事をするのかって考えて「じゃあやってみようか」ってなったんです。
― 約4ヶ月間、台湾に滞在していたんですよね?
長澤:そうですね。マネージャーさんと2人で向こうにいました。
― 全編中国語にチャレンジしたということですが、言語なども向こうで学ばれたんですか?
長澤:実は事前に学ぶ時間があまりとれなくて、台詞の量も多かったので、暗記している部分も多いんです。発音の練習はしましたけど、それで精一杯。撮影は毎日あったので。ただ、通訳さんがついていてくれたので、共演者の方やスタッフさんとのコミュニケーションは困らなかったですね。できるところは向こうの言葉でしゃべったりもして、通訳さんを介さずに直接コミュニケーションをとれることもあったんです。
長澤:私は千恵みたいに自分から強くアプローチしたり出来ないので、そこはあまり共感できませんが、すごいなって思うことのほうが多かったかな。千恵はすごく頑張っているし、前向きに進んでる。負けないで自分を信じて、ちゃんと相手にぶつかっていく。「私といれば大丈夫なのよ!」って言い切れる強さは見ていて憧れるなって思いました。
― 世の中の女性からすれば、長澤さんこそ憧れの的というか理想の女性だと思います。そんな長澤さんが憧れるほど、千恵は魅力的な女性だったということですよね。
長澤:やっぱり千恵みたいに自分の目で物事を見ている女性には憧れますよね。かっこよくて、素敵だと思います。
― なるほど。長澤さんはここ数年でぐっと大人の色気が増しているように思いますが、なにか秘訣みたいなものはありますか?
長澤:最近、運動を始めました!身体を動かすのが今は本当に気持ち良くて、とてもリフレッシュ出来ます。あとはやっぱりまわりに綺麗で素敵な先輩方がいらっしゃるので、それも大きいかと。年を重ねても内側から美しくいられるよう、人との出会いも大切にしていきたいです。
― では、最後になりますが「ショコラ」をどんな方々に観ていただきたいですか?
長澤:台湾の方って食事とか、何かをしながら、ドラマを観るのが好きなんですって。向こうでは、1本90分なので。このドラマも、そういう気持ちで変に気負わずに観れるのかなって思っているんです。なので、ぜひゆるい気持ちで楽しんでほしいです。
― ありがとうございました。
■長澤まさみ プロフィール
生年月日:1987年6月3日
出身地:静岡県
身長:168cm
血液型:A型
趣味:読書、鑑賞全般
2000年、第5回「東宝シンデレラ」グランプリ受賞。2003年映画『ロボコン』で初主演、同作で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。さらに2004年には『世界の中心で、愛をさけぶ』で第28回日本アカデミー賞
最優秀助演女優賞・話題賞など数々の賞を受賞。その後は、2005年映画『タッチ』、ドラマ「優しい時間」(フジテレビ系)、「ドラゴン桜」(TBS系)、2006年大河ドラマ「功名が辻」(NHK)、「セーラー服と機関銃」(TBS系)、映画『ラフ』などの話題作に出演。『涙そうそう』においては第30回日本アカデミー賞
優秀主演女優賞を受賞した。2013年には台湾ドラマ「ショコラ」で初の海外進出。また2015年6月13日、映画『海街diary』が公開となる。
■台湾ドラマ「ショコラ」
<ストーリー>刑期を終え仮出所したが、慕っていた組長・松奇(ソンチー)が極道を辞め何故かケーキ店に転身したのを知り呆然とする是吾(シーウー)。そこへ亡き姐さん・瑪亜(マヤ)の面影を持った千恵という少女が「今日からここで暮らしてあげる」と、突然現れる。こうして元ヤクザがはじめたケーキ店で奇妙な生活が始まる。
【モデルプレスインタビュー】“女優・長澤まさみ”が色褪せないワケ―進化を恐れない姿勢とそこから見える“今”
初の海外進出、4ヶ月に渡る台湾滞在を振り返る
― 初の海外進出ということですが、出演を決めるまでの経緯を教えてください。
長澤:元々、海外作品に出てみたいって想いはあったんです。でも、今回はそれを達成することだけを目的として出演したワケではなく、日本のドラマに出るのと同じようにオファーをいただいたので、ひとつの経験としてチャレンジしました。タイミング的に、今どういう仕事をするのかって考えて「じゃあやってみようか」ってなったんです。
― 約4ヶ月間、台湾に滞在していたんですよね?
長澤:そうですね。マネージャーさんと2人で向こうにいました。
― 全編中国語にチャレンジしたということですが、言語なども向こうで学ばれたんですか?
長澤:実は事前に学ぶ時間があまりとれなくて、台詞の量も多かったので、暗記している部分も多いんです。発音の練習はしましたけど、それで精一杯。撮影は毎日あったので。ただ、通訳さんがついていてくれたので、共演者の方やスタッフさんとのコミュニケーションは困らなかったですね。できるところは向こうの言葉でしゃべったりもして、通訳さんを介さずに直接コミュニケーションをとれることもあったんです。
恋愛観&憧れの女性像を明かす
― ドラマでは、徐々に惹かれていく千恵とシーウーの恋模様が描かれていたましたよね。2人の恋愛観に共感できるところはありますか?長澤:私は千恵みたいに自分から強くアプローチしたり出来ないので、そこはあまり共感できませんが、すごいなって思うことのほうが多かったかな。千恵はすごく頑張っているし、前向きに進んでる。負けないで自分を信じて、ちゃんと相手にぶつかっていく。「私といれば大丈夫なのよ!」って言い切れる強さは見ていて憧れるなって思いました。
― 世の中の女性からすれば、長澤さんこそ憧れの的というか理想の女性だと思います。そんな長澤さんが憧れるほど、千恵は魅力的な女性だったということですよね。
長澤:やっぱり千恵みたいに自分の目で物事を見ている女性には憧れますよね。かっこよくて、素敵だと思います。
― なるほど。長澤さんはここ数年でぐっと大人の色気が増しているように思いますが、なにか秘訣みたいなものはありますか?
長澤:最近、運動を始めました!身体を動かすのが今は本当に気持ち良くて、とてもリフレッシュ出来ます。あとはやっぱりまわりに綺麗で素敵な先輩方がいらっしゃるので、それも大きいかと。年を重ねても内側から美しくいられるよう、人との出会いも大切にしていきたいです。
― では、最後になりますが「ショコラ」をどんな方々に観ていただきたいですか?
長澤:台湾の方って食事とか、何かをしながら、ドラマを観るのが好きなんですって。向こうでは、1本90分なので。このドラマも、そういう気持ちで変に気負わずに観れるのかなって思っているんです。なので、ぜひゆるい気持ちで楽しんでほしいです。
― ありがとうございました。
ピュアなイメージは残しつつ、大人の色香を漂わせる“女優・長澤まさみ”。インタビュー中には、飾らない姿が印象的でときには大きな口を開けて笑う。そんな素顔も、長きに渡り活躍し続ける彼女の魅力のひとつだろう。今作では約4ヶ月台湾に滞在し、全編中国語で撮影を行うなど、初挑戦の山積み…この作品も彼女にとって大きな節目となったはずだ。(modelpress編集部)
■長澤まさみ プロフィール
生年月日:1987年6月3日
出身地:静岡県
身長:168cm
血液型:A型
趣味:読書、鑑賞全般
2000年、第5回「東宝シンデレラ」グランプリ受賞。2003年映画『ロボコン』で初主演、同作で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。さらに2004年には『世界の中心で、愛をさけぶ』で第28回日本アカデミー賞
最優秀助演女優賞・話題賞など数々の賞を受賞。その後は、2005年映画『タッチ』、ドラマ「優しい時間」(フジテレビ系)、「ドラゴン桜」(TBS系)、2006年大河ドラマ「功名が辻」(NHK)、「セーラー服と機関銃」(TBS系)、映画『ラフ』などの話題作に出演。『涙そうそう』においては第30回日本アカデミー賞
優秀主演女優賞を受賞した。2013年には台湾ドラマ「ショコラ」で初の海外進出。また2015年6月13日、映画『海街diary』が公開となる。
■台湾ドラマ「ショコラ」
<ストーリー>刑期を終え仮出所したが、慕っていた組長・松奇(ソンチー)が極道を辞め何故かケーキ店に転身したのを知り呆然とする是吾(シーウー)。そこへ亡き姐さん・瑪亜(マヤ)の面影を持った千恵という少女が「今日からここで暮らしてあげる」と、突然現れる。こうして元ヤクザがはじめたケーキ店で奇妙な生活が始まる。
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