モデルプレスのインタビューに応じたウォン・ジアン、パク・ソジュン(提供写真)

悩むより動く、心に抱き続ける――パク・ソジュン&ウォン・ジアンの“夢を叶える秘訣”【「明日はきっと」インタビュー】

2025.12.10 17:00

韓国ドラマ「明日はきっと」(Prime Videoで12月7日より独占配信)で主演を務めるパク・ソジュン(36)とウォン・ジアン(26)にモデルプレスがインタビュー。ラブストーリーを演じる上で大切にしていることや夢を叶える秘訣などを語ってもらった。

パク・ソジュン&ウォン・ジアン主演「明日はきっと」

パク・ソジュン、ウォン・ジアン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
パク・ソジュン、ウォン・ジアン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
本作の主人公は、ごく普通の家庭に育った優しくて誠実な青年イ・キョンド(ソジュン)と、アパレル会社を経営する裕福な家庭に生まれた大胆で自由奔放な性格のソ・ジウ(ジアン)。20歳で出会い恋に落ちた2人は、二度の別れを経験する。

ウォン・ジアン、パク・ソジュン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ウォン・ジアン、パク・ソジュン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
月日が経って30代後半になり、新聞社で芸能ニュースを追うジャーナリストとして忙しい日々を送っていたキョンドは、とある人気芸能人の不倫スキャンダルの記事を執筆する。実はそのスキャンダルの渦中にいた男性は、一途に想い続けていた初恋相手・ジウの夫だったのだ。ジウの夫の不倫スキャンダルをキョンドが報じるという、予期せぬ運命で引き寄せられ衝撃的な“三度目の再会”を果たした2人の行き着く先とは。

パク・ソジュン、ウォン・ジアンとの対面「ジウが来た」

パク・ソジュン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
パク・ソジュン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
― まずはお互いの第一印象、また撮影中にどのように印象が変化したかを教えてください。

ソジュン:最初「ジウ役は一体誰になるんだろう」と期待も持っていたんですが、(ジアンを)見た瞬間「『明日はきっと』のジウが来た」と感じました。長期間撮影していくにつれて、親しくなってお話もいっぱいすることになって。印象が変わったというよりは、もっと頼ることができるようになっていきました。

ウォン・ジアン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ウォン・ジアン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ジアン:最初にお会いしたときは本当にかっこいいなと感じましたし、これから一緒に息を合わせていく上でたくさん成長できるだろうな、たくさん学ぶことがあるだろうなとも思いました。そしてご一緒できること自体に感謝もしていて、すごくいろいろな感情があったんです。緊張もしましたし、プレッシャーも感じていました。ですが現場ではすごく多くの部分において配慮をしてくださいました。私も先輩に頼りながら撮影することができましたし、その部分においてはこの先もずっと感謝し続けるだろうなと思っています。

パク・ソジュン&ウォン・ジアン、ラブストーリーで意識したこと

ウォン・ジアン、パク・ソジュン(提供写真)
ウォン・ジアン、パク・ソジュン(提供写真)
ウォン・ジアン、パク・ソジュン(提供写真)
ウォン・ジアン、パク・ソジュン(提供写真)
― 韓国ドラマのラブストーリーはカップルシーンの美しさが特徴で、日本の俳優さんでも韓国ドラマのキスシーンを参考に演じられているという声も聞きます。お二人がラブストーリーにおけるカップルの関係性をより深く表現するために大切だと思うこと・心がけていることはありますか?

ソジュン:そういうふうに思ってくださってすごくありがたいんですが、僕は韓国ドラマは韓国ドラマ、日本ドラマは日本ドラマならではの感性と魅力があって、色が違ってどちらも長所を持っていると思っています。そして2人の関係づくりについて、これは最も基本的なことが最も特別なことになると思いますが、その関係性に集中して演技をしていると自然にそういったことが表現でき、だんだんとその基本的なことが「特別」に近づいていくと思います。

ジアン:愛の物語において、その作品性や内容に重点を置いています。今回の「明日はきっと」に関しても、キョンドとジウの関係性にすごく重点があるなと感じていて、この2人は3回以上の再会と別れを繰り返す関係なので、時期ごとに関係がどのように変化し、ジウはキョンドに対してどのように接するのか、どのように考えるのかについて長い間悩みながら作り上げていきました。その時期ごとの感情の変化を意識して演じています。

パク・ソジュン&ウォン・ジアンの夢を叶える秘訣

パク・ソジュン(提供写真)
パク・ソジュン(提供写真)
― モデルプレスの読者には今、夢を追いかけている方がたくさんいます。その読者に向けて、お二人の夢を叶える秘訣を教えてください。ちなみにソジュンさんには「コンクリート・ユートピア」(2024)のインタビューでもお伺いしていて、そのときは「一番大切にしているのは現在に忠実な生き方をしながらも、そこにとどまらないこと」とおっしゃっていました。そこから時間が経って、新たに「これも大事だな」と思ったことがあればお伺いしたいです。

ソジュン:夢というのは、常に目標を持つということですよね。目標ができればそのやりたいことをすればいいのですが、やりたいことがないときは、何をすべきだろうかとまず悩むと思うんです。自分が本当にやりたいことが何なのか真剣に考えなければならないし、やりたいことが何なのかわからなければ、とりあえず外に出なければならない。何かしているうちにやりたいことができそうだし、やりたいことができたら上手くなりたいと考える。

でも上手くやろうとすると数多くの苦難を経験することになるじゃないですか。僕はそういうときはそのままやればいいと思います。「こうしてはいけない」「ああしてはいけない」と悩むより、それを何か動く時間にすることが一番重要で、実際僕も思い返してみると、悩んだからといって解決したことは何もありませんでした。動いたときに解決できる。だから1人で長い時間悩むよりは、決めたらただ一生懸命そのためにやっていけば夢が叶うと思います。これからもそうやっていくと思いますし、以前話したときと同じ想いも持っています。

ウォン・ジアン(提供写真)
ウォン・ジアン(提供写真)
ジアン:夢を叶える秘訣を知るには、私もまだ足りない部分がありますし、もっと経験しなければならないことも多いと思います。そんな中でも私が忘れないようにしているのは、夢への気持ちを持ち続けることです。

自分がやりたいことや望むこと、夢と言えることがあれば、それを「今すぐに成し遂げよう」と焦らずに、心に抱いたまま生きていく。そうするといつか自分も知らないうちに叶っていたり、新しいものも見えてきたりすると思います。なので私が重要だと思っているのは、その何かを叶えたいという気持ちを常に持ち続けることです。

― 貴重なお話をありがとうございました。

(modelpress編集部)

パク・ソジュン プロフィール

パク・ソジュン(提供写真)
パク・ソジュン(提供写真)
1988年12月16日生まれ。2011年に映画「パーフェクト・ゲーム」で俳優デビューし、ドラマ「ドリームハイ2」から本格的に演技活動を開始。映画「ミッドナイト・ランナー」(2017)で新人賞をはじめ、多くの映画賞を受賞。ドラマ「梨泰院クラス」(2020)で主演を務めたことで広く人気を博す。マーベル・スタジオ作品「マーベルズ」(2023)でハリウッドデビュー。そのほかドラマ「彼女はキレイだった」(2015)「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」(2017)「キム秘書はいったい、なぜ?」(2018)など、多くの人気作に出演している。

パク・ソジュン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
パク・ソジュン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.

ウォン・ジアン プロフィール

ウォン・ジアン(提供写真)
ウォン・ジアン(提供写真)
1999年8月17日生まれ。2021年にNetflixヒットシリーズ「D.P. -脱走兵追跡官-」で俳優デビューし、2022年にドラマ「少年非行」で初主演を務める。主な出演作は映画「ハッピーニューイヤー」(2021)、ドラマ「ハートビート」(2023)など。2024年「イカゲーム シーズン2」でセミ役を演じ、“セミ姉”の愛称で一躍注目を浴びた。2025年もドラマ「北極星」「メイド・イン・コリア」など、話題作に立て続けに出演している。

ウォン・ジアン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ウォン・ジアン「明日はきっと」(C)SLL Joongang Co.,Ltd. All Rights Reserved.
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. “パク・ソジュンが演じた中で好きな役”トップ10を発表【モデルプレスランキング】
    “パク・ソジュンが演じた中で好きな役”トップ10を発表【モデルプレスランキング】
    モデルプレス
  2. パク・ソジュン、新ドラマは「すごく自分にとってチャレンジ」出演の決め手告白【明日はきっと】
    パク・ソジュン、新ドラマは「すごく自分にとってチャレンジ」出演の決め手告白【明日はきっと】
    モデルプレス
  3. パク・ソジュン&ウォン・ジアン、日本の女性歌手に感謝「普段から好きだったアーティスト」【明日はきっと】
    パク・ソジュン&ウォン・ジアン、日本の女性歌手に感謝「普段から好きだったアーティスト」【明日はきっと】
    モデルプレス
  4. SixTONESジェシー&パク・ソジュン、奇跡の日韓美男2ショットが話題「異次元のスタイル」「眼福」
    SixTONESジェシー&パク・ソジュン、奇跡の日韓美男2ショットが話題「異次元のスタイル」「眼福」
    モデルプレス
  5. <終了>パク・ソジュンが演じた中で1番好きな役は?【モデルプレスランキング】
    <終了>パク・ソジュンが演じた中で1番好きな役は?【モデルプレスランキング】
    モデルプレス
  6. パク・ソジュン&ウォン・ジアン、来日決定「明日はきっと」Prime Videoで12月7日より世界配信
    パク・ソジュン&ウォン・ジアン、来日決定「明日はきっと」Prime Videoで12月7日より世界配信
    モデルプレス

「インタビュー」カテゴリーの最新記事

  1. 「ESCAPE」結木滉星、“普段と真逆の関係”演じた佐野勇斗と相談したこと「主人公の壁になる役」への思い明かす【モデルプレスインタビュー】
    「ESCAPE」結木滉星、“普段と真逆の関係”演じた佐野勇斗と相談したこと「主人公の壁になる役」への思い明かす【モデルプレスインタビュー】
    モデルプレス
  2. 志尊淳「今を生きる」を形にしたラスト写真集 最近は“冬眠モード”で自分を解放中【「final」WEB独占インタビュー】
    志尊淳「今を生きる」を形にしたラスト写真集 最近は“冬眠モード”で自分を解放中【「final」WEB独占インタビュー】
    モデルプレス
  3. 仲野太賀、小栗旬が織田信長役に"ぴったり"だと感じた理由「ものすごく覚悟を持って」兄役・池松壮亮と相談重ねた本作を作る意味【豊臣兄弟!】
    仲野太賀、小栗旬が織田信長役に"ぴったり"だと感じた理由「ものすごく覚悟を持って」兄役・池松壮亮と相談重ねた本作を作る意味【豊臣兄弟!】
    モデルプレス
  4. 仲野太賀、活動当初に“痛感”大河ドラマ主演までの遠い道のり 初恋相手役・白石聖に溢れる感謝「何度も心を動かされて」【「豊臣兄弟!」インタビュー前編】
    仲野太賀、活動当初に“痛感”大河ドラマ主演までの遠い道のり 初恋相手役・白石聖に溢れる感謝「何度も心を動かされて」【「豊臣兄弟!」インタビュー前編】
    モデルプレス
  5. Hey! Say! JUMP山田涼介、ディズニー作品初参加で「ズートピア史上1番難しいキャラ」演じた覚悟 21年間の芸能活動経て「全てのものはぶつけたつもり」【「ズートピア2」インタビュー後編】
    Hey! Say! JUMP山田涼介、ディズニー作品初参加で「ズートピア史上1番難しいキャラ」演じた覚悟 21年間の芸能活動経て「全てのものはぶつけたつもり」【「ズートピア2」インタビュー後編】
    モデルプレス
  6. Hey! Say! JUMP山田涼介「阿吽の呼吸でなんでもできる」最強の相棒とは メンバー内“推しコンビ”も告白「元々仲も悪いし口も聞かなかった」【「ズートピア2」インタビュー前編】
    Hey! Say! JUMP山田涼介「阿吽の呼吸でなんでもできる」最強の相棒とは メンバー内“推しコンビ”も告白「元々仲も悪いし口も聞かなかった」【「ズートピア2」インタビュー前編】
    モデルプレス
  7. 【日本一のイケメン高校生に直撃】楢崎悠亮くん、悔しさバネにした俳優業への決意 ストイックな食事制限も明かす<男子高生ミスターコン2025>
    【日本一のイケメン高校生に直撃】楢崎悠亮くん、悔しさバネにした俳優業への決意 ストイックな食事制限も明かす<男子高生ミスターコン2025>
    モデルプレス
  8. 日本一かわいい中学生・ほのさん、K-POPアイドルに憧れ芸能界に興味 後押しになった家族の言葉とは【JCミスコン2025】
    日本一かわいい中学生・ほのさん、K-POPアイドルに憧れ芸能界に興味 後押しになった家族の言葉とは【JCミスコン2025】
    モデルプレス
  9. 日本一かわいい高校生・なんりさん、3冠獲得で芸能界へ興味 夢は“バラエティ女子”「出川ガールになりたい」【女子高生ミスコン2025】
    日本一かわいい高校生・なんりさん、3冠獲得で芸能界へ興味 夢は“バラエティ女子”「出川ガールになりたい」【女子高生ミスコン2025】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事