ちゃんえな、彼氏と「一緒に行きたい」にぺえ共感 将来の自分たちを大胆予想<インタビュー>
2018.04.04 20:30
モデルの“ちゃんえな”こと中野恵那と、原宿アパレルショップのカリスマ店員でおネエタレントのぺえがモデルプレスのインタビューに応じた。この日初めて会って話したという二人だが、男性の好みなど意外な共通点が発覚し、まるで昔からの友人のような盛り上がりとなった。
今回、二人は対談前に「レディ・プレイヤー1」の試写に参加。「神映画の予感」「なんか色々出てる」とSNSではすでに話題となっており、キティちゃんやアメコミのハーレイ・クイン、さらにはガンダムに至るまで様々なキャラクターが登場する。ちゃんえなも好きな映画キャラクターが登場していたと興奮気味に語った。
4月20日(金)に公開される「レディ・プレイヤー1」は、スティーブン・スピルバーグ監督が描く27年後の世界が舞台。誰もが理想の人生を楽しむことができるVRワールド「オアシス」は、荒廃した街で暮らす若者たちの希望だった。そんな「オアシス」で繰り広げられる壮大なアドベンチャーを、最先端テクノロジーで映像化。数々の映画シリーズを生み出してきたスピルバーグが、思い描く近い未来の姿とは。
ぺえ:もう、ずっとハラハラドキドキで。2時間20分ひっきりなしに臨場感がずーっとあって、本当にすごかったです。ちょっとまだ、気持ちがまとまらない。観てすぐに話し合えるような映画じゃないですね(笑)。
― (笑)。確かに見せ場もたくさんあって。
ぺえ:多かったですね!だからと言って、複雑な映画ではなくて。身構えずに観てても内容がすっと入ってくる映画が好きなんですけど、映像がすごいのはもちろんストーリーが面白すぎて、もうあっという間でした。10分くらい。それは嘘だね(笑)。でも、それくらいあっという間でした。
ちゃんえな:私もストーリーが難しいのかなって思ってたんですけど、観てみると全然違いました。自分の知っているキャラクターを見つけたらテンション上がるし、本当に面白かったです!こういう映画はあまり観ないんですけど。
ぺえ:アクション系の洋画?
ちゃんえな:そう。難しいのかなって不安も少しあったけど、映画の冒頭で説明される世界観が分かりやすくて。映像を観ているだけでも理解できて、私でも全然楽しめました。
ぺえ:ちゃんえなが楽しめるんだから、日本の10代女子はきっとみんな楽しめるね。
― ちゃんえなさんが仰っていたように映像を観てるだけでも楽しいですよね。今回は2Dで観ていただきましたが、3Dで観ることもできて。
ぺえ:ちょっと3Dはやばいよ!映像すごそう!
ちゃんえな:2Dでも迫力すごかったのに、3Dだとどうなっているのか観てみたいですね。
ぺえ:最初のシーンから衝撃がすごかったよね。「なにこれ?ありえるの?」みたいな。でも、27年後の世界なんですよね。本当にあんな世界になるのかもね。
ちゃんえな:チャッキー(※1)見つけました!私チャッキーが大好きだから、見つけた時「あ、チャッキーだ!」ってテンション上がりました。
ぺえ:そうだよね、若い女の子はチャッキーにテンション上がるかも。チャッキー好きだよね。
(※1)映画「チャイルド・プレイ」に登場する殺人鬼の魂が乗り移った人形。シリーズ化され、日本でも人気を集めた。
ちゃんえな:ちっちゃいけど、凶暴な感じがかわいい。
ぺえ:今の若い子は荒んでるのよ。だからああいう包丁振り回すのが好きなんだよ。乱れてるの、SNSやりすぎて(笑)。
ちゃんえな:でも、キティちゃんも出ているって聞いたんですけど、見つけられなくて…。
ぺえ:嘘!結構最初に出てたよ。たぶん、バッドばつ丸とけろけろけろっぴと一緒に3人で歩いてた。あと私、バイクにもキティちゃんがいたの見逃さなかった!シールかステッカーかな。
ちゃんえな:え!本当ですか?私、キティちゃんずっと探してたけど、おらへんと思って…、もう一回観ないと。でも、ハーレイ・クインは見つけましたよ!
ぺえ:え、わかんなかった!どこにいたの?
ちゃんえな:クラブのソファーに座ってて、悪役に「どけ」って言われた中の1人に。
ぺえ:私キレイな女性見ると目が霞んじゃうから、見えなかったのかもしれない(笑)。キャラクターじゃないけど、悪役のフナーレ(※2)は、超キレイじゃない?悪役だけどキレイすぎて、なりたいと思った。もしこの映画やるとしたら、フナーレかな。
(※2)ハナ・ジョン=カーメン演じる巨大企業IOIの女性幹部。上司相手にも臆すること無く自分の意見を言う。
ちゃんえな:えー、私誰やろう。主人公とか。
ぺえ:主人公のウェイドいくの(笑)!?メンズいくんだ。そこヒロインとか言わないんだね(笑)。
ちゃんえな:あ、でもバイクに乗っていたアルテミス(※3)も好き。レースの時に自分から率先していく感じやし。
ぺえ:そうだね。ちなみにトシロウ(※4)はイケメン。付き合うならトシロウかな(笑)。
(※3)ヒロインであるサマンサのアバター。日本の漫画『AKIRA』に登場する金田のバイクを乗りこなす。
(※4)音楽ユニットPrizmaXのメンバー・森崎ウィン演じる主人公ウェイドの仲間。トシロウのアバター・ダイトウは三船敏郎がモデルとなっている。
ぺえ:謎解きしていくストーリーですが、型にはまるのが正解じゃないっていうメッセージはすごく響きましたね。あと、私はラブ要素があるとは思わなくて。戦い続けてバババババッて終わるのかなと思ったら、…ねえ。最後がすごく良くて恋愛したくなりました。キスしたくなった。あなたは困ってないでしょうけど、こっちは乾ききってるから(笑)。
ちゃんえな:(笑)。主人公のウェイドは最初サマンサとライバルじゃないですか。だから最後はどうなるんだろうって、先が読めなくて。でもすごく気持ちいい終わり方でよかったです。
― 映画の中で登場したVRワールド「オアシス」にもし行けるとしたら、どんなアバターにしてみたいですか?
ぺえ:女性アイドルになってみたいですね。私、アイドルグループに入りたくて応募したこともあるんです。アイドルの子ってすごくキレイで充実してて、私にはできないことをしていて。きっとその裏ではめちゃめちゃ苦労していることもあると思うから、自分の目で見て「こんなに苦労してたんだ」っていうのを感じてみたいです。
― 理想の自分になれるのもVR世界の良さですね。ちゃんえなさんありますか?
ちゃんえな:いっぱいあります。とりあえず世界で一番大きくて強い人になりたい。筋肉がムキムキで、運動神経もいいし、頭もいい。とりあえず一番強い人。私は身長も低いから。
ぺえ:男になりたいの?
ちゃんえな:男の子になってみたい。
ぺえ:どういうこと?銭湯とか入ってみたいの?
ちゃんえな:違います(笑)。男性はメイクをしなくていいから、起きて5分位で家出れるじゃないですか。なんかいつも楽しそうだし。
― お二人とも自分とは真逆のキャラクターになってみたいんですね。映画の中では80年代の音楽や映画もたくさん出てきましたが、80年代はどのようなイメージがありますか?
ぺえ:J-POPも含めて、長く聴き続けられてる曲が多いなとはすごく感じていて。生まれてないのに聴いたことがあるんですよね。80年代に活躍されてた方は、長いこと下積みをして、何年も何年もやって満を持してデビューしているから、ここまで耳に残るんじゃないかなと思います。私みたいにぽっと出じゃないから(笑)。
― 確かに今はSNSがきっかけで一気にブレイクすることもありますね。
ぺえ:チャンスが多いのはいいなと思いますけど。あと気持ちの面でも今より豊かだったんじゃないかなって思いますね。今ネットとかSNSが発達して便利だけど、面と向かって話す機会が少なくなっている気がする。
― 今にはない豊かさみたいなのがあった?
ぺえ:そう。あと、男性がしっかりしていたような気がする。昔のトレンディドラマを観てても、常に男性がリードしてるじゃないですか。現代に生きてますけど、そういう昭和気質な男性の方が好きですもん。
ちゃんえな:めっちゃわかります。私も一緒です。
ぺえ:彼(※5)もそういうタイプ?
ちゃんえな:どちらかと言えばそうですね。だからすごく気が合うというか。私も年上感のある男性に惹かれるんです。
(※5)K-1ファイターの平本蓮との真剣交際を昨年11月1日に発表した。
ちゃんえな:顔が見えないのはSNSもそうですもんね。知らない人と連絡取り合って、そこで出会って。
ぺえ:今の若い子はSNSで友達作るの普通なんでしょ?
ちゃんえな:そうらしいですね。TwitterでDMを送って友達になることが多いって聞きます。地元が大阪なんですけど、私はそういうことできないから東京に友達が一向にできません(笑)。
ぺえ:今モデルっていう職業やってるじゃない。だからそうなってるのかな。ちゃんえなが普通の女の子だったらどう?
ちゃんえな:今まではありえないと思ってたんですけど、思い返すと小6でブログが流行った時にブログで出会った女の子と友だちになりました。
ぺえ:あるじゃん(笑)。
― (笑)。顔を知らない友達は「オアシス」と近いですね。
ぺえ:今は加工アプリも進化してるから、写真送られてきても、会ったけど違うことってありそうだよね。映画の中でもアバターと本人のイメージが違うこともあったし。
― ありましたね。会ってみたら性別が違うみたいなことはあるかもしれないですよね。
ぺえ:だってもし「オアシス」があったら、私は絶対女として登録する。ややこしくなるし、実際に会うとなると色んな問題がでてくるよね。結構、この映画で共感するのってSNSやってる若い子かもしれない。もっとVRが発達して、安全に出会いとか恋愛とかを始めるきっかけになるんだったらいいかなとは思うけど。
ぺえ:27年後って私、52歳か。ちゃんえな何歳?
ちゃんえな:今17歳なんで、44歳ですね。
ぺえ:そっか。私、いろんな占い師から50歳で死ぬって言われてるんですよ。だから、その頃いないですね(笑)。
― (笑)。もし、いるとしたらどんな技術が実現しているように思いますか?
ぺえ:自動運転はできてる気がする。今は運転席に人が乗ってなきゃいけないけど、もう運転席にも乗らなくていいようになってると思う。
ちゃんえな:自動運転のバスも研究されてますよね。この前乗せてもらったんです、自動運転のバスに。自動的に「次、止まります」って。
ぺえ:すごい!実験段階で乗せてもらったのね。あと空は飛んでみたい。画的にもキレイな翼とかで、虹を目の前で見てみたい!…近くじゃ見えないのかな、虹って。
― 近づいていくと消えると聞きますね。
ぺえ:…深いですね(笑)。あとネイルのオフとかだるいからさ、手をつっこんだらバーンって一気に落ちるみたいな。あと脱毛時間かかりすぎるから、一発で終わる脱毛。秒で終わる脱毛器具が欲しい。私ヒゲの脱毛一生終わらないので。
― (笑)。ちゃんえなさんが仰っていた男性になってみたい理由の一つで、メイクも一瞬でできたり。
ぺえ:それいいじゃん!
ちゃんえな:顔を機械に乗せるとサッとメイクをしてくれるのがあったらいいですね!
ぺえ:今モデルだから頑張れてもさ、44歳になったらそんな気力ないんじゃないの(笑)?
ちゃんえな:そうかも。 44歳になったら何してるんやろな?主婦になってるといいな。
ぺえ:今の仕事してたいとは思わない?
ちゃんえな:続けられるなら続けたいです。演技をしてみるのも私の夢で。やっぱり芸能関係で活躍していたらいいなとは思いますね。
ぺえ:あ、あと絶対に太らない食べ物とか。欲しいでしょ?
ちゃんえな:いいですね!でもそうなったら、全員太らなくなってみんなモデルみたいになりますね。
― 確かにそうですね。モデルという職業が無くなる可能性も。
ぺえ:そしたら「太らない食べ物」は本気で熱意のある人しか食べれないことにしよう。
― 高額とかではなくて?
ぺえ:高額とかではなくて、もう神がいるの。「モデルなんですけど」「私本気だから」みたいな。多分私にはくれないと思う。本気で言っても「からかってるでしょ?」って言われて終わり(笑)。
― それはもう神のさじ加減ですね(笑)。
ぺえ:スピルバーグ監督の映画だから広い層の人が楽しめると思うんですけど、やっぱりSNS世代で生きてる子達に観てもらいたいなって。最後のシーンに込められたメッセージは今の若い子に響くと思うので。
ちゃんえな:彼はゲームが好きで、こういう映画も好きだと思うから一緒に行きたいです。カップルで観に行くのも楽しめると思うし、誰と観ても楽しめるエンターテイメント作品だと思います。
ぺえ:私も彼氏と映画を観たいなって思いました。公開が4月20日じゃないですか。私、4月22日が誕生日なんですよ。あと1ヶ月もないけど彼氏作って観たいと思います!
― ありがとうございました。
二人も絶賛した「レディ・プレイヤー1」は4月20日公開。舞台は2045年の近未来。多くの人々は荒廃した街に暮らす現実を送っていたが、若者たちには希望があった。それはVR世界、「オアシス」。そこに入れば、誰もが理想の人生を楽しむことができる。
ある日、そのオアシスの創設者、ジェームズ・ハリデーが亡くなり、彼の遺言が発表された。“全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう”。突然の宣告に世界中が湧き立ち、莫大な遺産を懸けた壮大な争奪戦が始まる。現実でパッとしない日々を送り、オアシスに自分の世界を求めていた本作の主人公ウェイドも参加者の一人。
オアシスで出会った仲間たち、そして謎めいた美女アルテミスと協力し、争奪戦を勝ち残ろうとするウェイド。しかしそこに世界支配のため、すべてを手に入れようとする巨大企業、IOI社も出現する。3つの謎に隠されたメッセージの秘密とは?アルテミスとの恋の運命や仲間との絆も試されるウェイドは、謎を解き、IOI社の陰謀を阻止することができるのか?
現実の世界とオアシス。その両方で繰り広げられる冒険は、信じがたい次元へと発展していく。(modelpress編集部)[PR]提供元:ワーナー・ブラザース
4月20日(金)に公開される「レディ・プレイヤー1」は、スティーブン・スピルバーグ監督が描く27年後の世界が舞台。誰もが理想の人生を楽しむことができるVRワールド「オアシス」は、荒廃した街で暮らす若者たちの希望だった。そんな「オアシス」で繰り広げられる壮大なアドベンチャーを、最先端テクノロジーで映像化。数々の映画シリーズを生み出してきたスピルバーグが、思い描く近い未来の姿とは。
目次
ぺえ&ちゃんえな、最新の映像技術に興奮
― 今回、スティーブン・スピルバーグ監督作品の「レディ・プレイヤー1」をご覧いただきましたが、いかがでしたか?ぺえ:もう、ずっとハラハラドキドキで。2時間20分ひっきりなしに臨場感がずーっとあって、本当にすごかったです。ちょっとまだ、気持ちがまとまらない。観てすぐに話し合えるような映画じゃないですね(笑)。
― (笑)。確かに見せ場もたくさんあって。
ぺえ:多かったですね!だからと言って、複雑な映画ではなくて。身構えずに観てても内容がすっと入ってくる映画が好きなんですけど、映像がすごいのはもちろんストーリーが面白すぎて、もうあっという間でした。10分くらい。それは嘘だね(笑)。でも、それくらいあっという間でした。
ちゃんえな:私もストーリーが難しいのかなって思ってたんですけど、観てみると全然違いました。自分の知っているキャラクターを見つけたらテンション上がるし、本当に面白かったです!こういう映画はあまり観ないんですけど。
ぺえ:アクション系の洋画?
ちゃんえな:そう。難しいのかなって不安も少しあったけど、映画の冒頭で説明される世界観が分かりやすくて。映像を観ているだけでも理解できて、私でも全然楽しめました。
ぺえ:ちゃんえなが楽しめるんだから、日本の10代女子はきっとみんな楽しめるね。
― ちゃんえなさんが仰っていたように映像を観てるだけでも楽しいですよね。今回は2Dで観ていただきましたが、3Dで観ることもできて。
ぺえ:ちょっと3Dはやばいよ!映像すごそう!
ちゃんえな:2Dでも迫力すごかったのに、3Dだとどうなっているのか観てみたいですね。
ぺえ:最初のシーンから衝撃がすごかったよね。「なにこれ?ありえるの?」みたいな。でも、27年後の世界なんですよね。本当にあんな世界になるのかもね。
ちゃんえな「ちっちゃいけど、凶暴な感じがかわいい」
― 今作の見所の一つとして、有名なキャラクターがたくさん登場します。お二人はどんなキャラクターを見つけることができましたか?ちゃんえな:チャッキー(※1)見つけました!私チャッキーが大好きだから、見つけた時「あ、チャッキーだ!」ってテンション上がりました。
ぺえ:そうだよね、若い女の子はチャッキーにテンション上がるかも。チャッキー好きだよね。
(※1)映画「チャイルド・プレイ」に登場する殺人鬼の魂が乗り移った人形。シリーズ化され、日本でも人気を集めた。
ちゃんえな:ちっちゃいけど、凶暴な感じがかわいい。
ぺえ:今の若い子は荒んでるのよ。だからああいう包丁振り回すのが好きなんだよ。乱れてるの、SNSやりすぎて(笑)。
ちゃんえな:でも、キティちゃんも出ているって聞いたんですけど、見つけられなくて…。
ぺえ:嘘!結構最初に出てたよ。たぶん、バッドばつ丸とけろけろけろっぴと一緒に3人で歩いてた。あと私、バイクにもキティちゃんがいたの見逃さなかった!シールかステッカーかな。
ちゃんえな:え!本当ですか?私、キティちゃんずっと探してたけど、おらへんと思って…、もう一回観ないと。でも、ハーレイ・クインは見つけましたよ!
ぺえ:え、わかんなかった!どこにいたの?
ちゃんえな:クラブのソファーに座ってて、悪役に「どけ」って言われた中の1人に。
ぺえ:私キレイな女性見ると目が霞んじゃうから、見えなかったのかもしれない(笑)。キャラクターじゃないけど、悪役のフナーレ(※2)は、超キレイじゃない?悪役だけどキレイすぎて、なりたいと思った。もしこの映画やるとしたら、フナーレかな。
(※2)ハナ・ジョン=カーメン演じる巨大企業IOIの女性幹部。上司相手にも臆すること無く自分の意見を言う。
ちゃんえな:えー、私誰やろう。主人公とか。
ぺえ:主人公のウェイドいくの(笑)!?メンズいくんだ。そこヒロインとか言わないんだね(笑)。
ちゃんえな:あ、でもバイクに乗っていたアルテミス(※3)も好き。レースの時に自分から率先していく感じやし。
ぺえ:そうだね。ちなみにトシロウ(※4)はイケメン。付き合うならトシロウかな(笑)。
(※3)ヒロインであるサマンサのアバター。日本の漫画『AKIRA』に登場する金田のバイクを乗りこなす。
(※4)音楽ユニットPrizmaXのメンバー・森崎ウィン演じる主人公ウェイドの仲間。トシロウのアバター・ダイトウは三船敏郎がモデルとなっている。
ちゃんえな&ぺえ、意外な共通点も
― 先程もストーリーが面白かったと仰っていましたが、お二人の見所は?ぺえ:謎解きしていくストーリーですが、型にはまるのが正解じゃないっていうメッセージはすごく響きましたね。あと、私はラブ要素があるとは思わなくて。戦い続けてバババババッて終わるのかなと思ったら、…ねえ。最後がすごく良くて恋愛したくなりました。キスしたくなった。あなたは困ってないでしょうけど、こっちは乾ききってるから(笑)。
ちゃんえな:(笑)。主人公のウェイドは最初サマンサとライバルじゃないですか。だから最後はどうなるんだろうって、先が読めなくて。でもすごく気持ちいい終わり方でよかったです。
― 映画の中で登場したVRワールド「オアシス」にもし行けるとしたら、どんなアバターにしてみたいですか?
ぺえ:女性アイドルになってみたいですね。私、アイドルグループに入りたくて応募したこともあるんです。アイドルの子ってすごくキレイで充実してて、私にはできないことをしていて。きっとその裏ではめちゃめちゃ苦労していることもあると思うから、自分の目で見て「こんなに苦労してたんだ」っていうのを感じてみたいです。
― 理想の自分になれるのもVR世界の良さですね。ちゃんえなさんありますか?
ちゃんえな:いっぱいあります。とりあえず世界で一番大きくて強い人になりたい。筋肉がムキムキで、運動神経もいいし、頭もいい。とりあえず一番強い人。私は身長も低いから。
ぺえ:男になりたいの?
ちゃんえな:男の子になってみたい。
ぺえ:どういうこと?銭湯とか入ってみたいの?
ちゃんえな:違います(笑)。男性はメイクをしなくていいから、起きて5分位で家出れるじゃないですか。なんかいつも楽しそうだし。
― お二人とも自分とは真逆のキャラクターになってみたいんですね。映画の中では80年代の音楽や映画もたくさん出てきましたが、80年代はどのようなイメージがありますか?
ぺえ:J-POPも含めて、長く聴き続けられてる曲が多いなとはすごく感じていて。生まれてないのに聴いたことがあるんですよね。80年代に活躍されてた方は、長いこと下積みをして、何年も何年もやって満を持してデビューしているから、ここまで耳に残るんじゃないかなと思います。私みたいにぽっと出じゃないから(笑)。
― 確かに今はSNSがきっかけで一気にブレイクすることもありますね。
ぺえ:チャンスが多いのはいいなと思いますけど。あと気持ちの面でも今より豊かだったんじゃないかなって思いますね。今ネットとかSNSが発達して便利だけど、面と向かって話す機会が少なくなっている気がする。
― 今にはない豊かさみたいなのがあった?
ぺえ:そう。あと、男性がしっかりしていたような気がする。昔のトレンディドラマを観てても、常に男性がリードしてるじゃないですか。現代に生きてますけど、そういう昭和気質な男性の方が好きですもん。
ちゃんえな:めっちゃわかります。私も一緒です。
ぺえ:彼(※5)もそういうタイプ?
ちゃんえな:どちらかと言えばそうですね。だからすごく気が合うというか。私も年上感のある男性に惹かれるんです。
(※5)K-1ファイターの平本蓮との真剣交際を昨年11月1日に発表した。
「オアシス」とSNSは近い?
― 「オアシス」の世界はお互いの顔を知らなかったり、本名を明かさないなど、SNSに似ている部分もありましたね。ちゃんえな:顔が見えないのはSNSもそうですもんね。知らない人と連絡取り合って、そこで出会って。
ぺえ:今の若い子はSNSで友達作るの普通なんでしょ?
ちゃんえな:そうらしいですね。TwitterでDMを送って友達になることが多いって聞きます。地元が大阪なんですけど、私はそういうことできないから東京に友達が一向にできません(笑)。
ぺえ:今モデルっていう職業やってるじゃない。だからそうなってるのかな。ちゃんえなが普通の女の子だったらどう?
ちゃんえな:今まではありえないと思ってたんですけど、思い返すと小6でブログが流行った時にブログで出会った女の子と友だちになりました。
ぺえ:あるじゃん(笑)。
― (笑)。顔を知らない友達は「オアシス」と近いですね。
ぺえ:今は加工アプリも進化してるから、写真送られてきても、会ったけど違うことってありそうだよね。映画の中でもアバターと本人のイメージが違うこともあったし。
― ありましたね。会ってみたら性別が違うみたいなことはあるかもしれないですよね。
ぺえ:だってもし「オアシス」があったら、私は絶対女として登録する。ややこしくなるし、実際に会うとなると色んな問題がでてくるよね。結構、この映画で共感するのってSNSやってる若い子かもしれない。もっとVRが発達して、安全に出会いとか恋愛とかを始めるきっかけになるんだったらいいかなとは思うけど。
ぺえが27年後を大胆予想
― 映画の舞台である27年後の2045年はどんな世界になっていると思いますか?ぺえ:27年後って私、52歳か。ちゃんえな何歳?
ちゃんえな:今17歳なんで、44歳ですね。
ぺえ:そっか。私、いろんな占い師から50歳で死ぬって言われてるんですよ。だから、その頃いないですね(笑)。
― (笑)。もし、いるとしたらどんな技術が実現しているように思いますか?
ぺえ:自動運転はできてる気がする。今は運転席に人が乗ってなきゃいけないけど、もう運転席にも乗らなくていいようになってると思う。
ちゃんえな:自動運転のバスも研究されてますよね。この前乗せてもらったんです、自動運転のバスに。自動的に「次、止まります」って。
ぺえ:すごい!実験段階で乗せてもらったのね。あと空は飛んでみたい。画的にもキレイな翼とかで、虹を目の前で見てみたい!…近くじゃ見えないのかな、虹って。
― 近づいていくと消えると聞きますね。
ぺえ:…深いですね(笑)。あとネイルのオフとかだるいからさ、手をつっこんだらバーンって一気に落ちるみたいな。あと脱毛時間かかりすぎるから、一発で終わる脱毛。秒で終わる脱毛器具が欲しい。私ヒゲの脱毛一生終わらないので。
― (笑)。ちゃんえなさんが仰っていた男性になってみたい理由の一つで、メイクも一瞬でできたり。
ぺえ:それいいじゃん!
ちゃんえな:顔を機械に乗せるとサッとメイクをしてくれるのがあったらいいですね!
ぺえ:今モデルだから頑張れてもさ、44歳になったらそんな気力ないんじゃないの(笑)?
ちゃんえな:そうかも。 44歳になったら何してるんやろな?主婦になってるといいな。
ぺえ:今の仕事してたいとは思わない?
ちゃんえな:続けられるなら続けたいです。演技をしてみるのも私の夢で。やっぱり芸能関係で活躍していたらいいなとは思いますね。
ぺえ:あ、あと絶対に太らない食べ物とか。欲しいでしょ?
ちゃんえな:いいですね!でもそうなったら、全員太らなくなってみんなモデルみたいになりますね。
― 確かにそうですね。モデルという職業が無くなる可能性も。
ぺえ:そしたら「太らない食べ物」は本気で熱意のある人しか食べれないことにしよう。
― 高額とかではなくて?
ぺえ:高額とかではなくて、もう神がいるの。「モデルなんですけど」「私本気だから」みたいな。多分私にはくれないと思う。本気で言っても「からかってるでしょ?」って言われて終わり(笑)。
― それはもう神のさじ加減ですね(笑)。
ちゃんえな&ぺえ、カップルでもおすすめ
― それでは最後にこの映画はどんな方におすすめか教えて下さい。ぺえ:スピルバーグ監督の映画だから広い層の人が楽しめると思うんですけど、やっぱりSNS世代で生きてる子達に観てもらいたいなって。最後のシーンに込められたメッセージは今の若い子に響くと思うので。
ちゃんえな:彼はゲームが好きで、こういう映画も好きだと思うから一緒に行きたいです。カップルで観に行くのも楽しめると思うし、誰と観ても楽しめるエンターテイメント作品だと思います。
ぺえ:私も彼氏と映画を観たいなって思いました。公開が4月20日じゃないですか。私、4月22日が誕生日なんですよ。あと1ヶ月もないけど彼氏作って観たいと思います!
― ありがとうございました。
二人も絶賛した「レディ・プレイヤー1」は4月20日公開。舞台は2045年の近未来。多くの人々は荒廃した街に暮らす現実を送っていたが、若者たちには希望があった。それはVR世界、「オアシス」。そこに入れば、誰もが理想の人生を楽しむことができる。
ある日、そのオアシスの創設者、ジェームズ・ハリデーが亡くなり、彼の遺言が発表された。“全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう”。突然の宣告に世界中が湧き立ち、莫大な遺産を懸けた壮大な争奪戦が始まる。現実でパッとしない日々を送り、オアシスに自分の世界を求めていた本作の主人公ウェイドも参加者の一人。
オアシスで出会った仲間たち、そして謎めいた美女アルテミスと協力し、争奪戦を勝ち残ろうとするウェイド。しかしそこに世界支配のため、すべてを手に入れようとする巨大企業、IOI社も出現する。3つの謎に隠されたメッセージの秘密とは?アルテミスとの恋の運命や仲間との絆も試されるウェイドは、謎を解き、IOI社の陰謀を阻止することができるのか?
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