塩こしょう派はきれい好き？「目玉焼きにかける調味料」人気ベスト5！醤油、ソースを超えた派閥対決

目玉焼きは醤油派？ソース派？それとも…

macaroni 調査企画、第2弾！初回のテーマ「クリームシチューをごはんにかけるのはありか、なしか」に引き続き、今回は「目玉焼きになにをかけるか」のアンケートを実施しました。

定番の醤油、ソース、塩コショウのなかで一番多いのはどれなのでしょう！はたまた、別の派閥も盛り上がっているようで……？

クリームシチューをごはんにかけるのはあり？なし？最新調査で多数派だったのは…

ベスト5を公開！一番多かったのは…王道の醤油

調査概要：対象／macaroni読者（20〜60歳までの男女）　調査期間／2020年11月26日〜12月1日　方法／macaroni記事で募集　回答者数／247名

結果をベスト5にランク付けしてみました！第1位は「醤油」、2位「塩こしょう」、3位「ソース」、4位「ケチャップ」、5位「マヨネーズ」の順。6位以下の少数派はそのほかとしています。

一番多かったのは、やはり王道の醤油。編集部の予想ではソースが次いで多いのかと思っていたのですが、塩こしょう派が勢力を増してきているんですね。

それぞれの派閥に好きな理由を聞いてみたら、納得の意見と新たな傾向が見えてきましたよ。ひとつずつ、ご紹介していきましょう♪

1位：THE 日本！ごはんとの相性を重視する「醤油派」

83名と一番の多数派は、醤油。とくに多かったのが「白いごはんによく合う」という声です。「醤油一択、それしかないでしょ」「醤油は日本人の心です」と醤油一筋な姿が見受けられました。なかには「ソース派なんているんですか？」と挑戦的な声も！（笑）

「黄身の甘みと旨みが引き立つ」「トロトロの黄身と醤油の一体感が好き」と、醤油の完璧な引き立て役っぷりを褒めている人も。たしかにクセが少なく、日本人の舌に馴染んだ醤油は合わないわけがないですよね。

「鹿児島の甘い醤油は、目玉焼きとの相性が抜群」「ソース派でも九州醤油を試してみて」というコメントも発見しました。関東出身の筆者にとっては目からうろこでしたが、これは確実においしいはず。ぜひとも試してみたいですね。

2位：きれい好きが多い？「塩こしょう派」

調査時は醤油かソースかに分かれることを想定していましたが、塩こしょう派がソース派を上回りました！

「卵本来のうまみを一番感じられる」「素材が引き立つ」「さっぱりと食べられる」と、素材本来の味を楽しみたい人が多い印象。濃い味が好きな筆者からすると、みなさん大人に思えます……。

好きな理由に「お皿が汚くならない」「見た目がきれいだから」という点をあげている人も複数。なるほど、この視点はなかった！塩派には “几帳面できれい好き” が多い傾向があることも考えられるかも……？

3位：卵臭さを消す。意外に合理的な「ソース派」

ソース派に一番多かったのは「コクが増す」というコメント。「黄身のねっとり感と甘みがよく合う」「味が濃く、食べている感が強い」と濃厚な味わいが好まれているようです。マヨネーズと合わせて、お好み焼き風に楽しむ人も。

実はほか派閥からの否定意見が多かったのがソース。「ソースだけはありえない！卵の味が負けてしまってもったいない」「邪道、ごはんと合わない」「味が濃すぎ」と、個性的なだけに賛否両論あるようです。

それでもソース派の意見で納得したのが「ソースは卵臭さを消してくれる」というもの。ソースに含まれる、たくさんの香辛料や野菜が旨みを加え、独特の臭みをやわらげてくれるんですよね。そこには意外と合理的な理由がありました。

4位：とにかく好きなの！「ケチャップ派」

全体的には少数ですが、調味料に対する愛を感じたのがケチャップ派。「ケチャップが好き」というシンプルな理由が圧倒的に多かったんです。

「ケチャップは食べる瞬間まで垂れることがない」「しっかり卵の上にいてくれる」と、調味料を余すことなく口に含みたい気持ちが現れています。

「醤油？塩？別にそれでもいいけど、ただ単にケチャップを食べたいの」というケチャッパーの集団がうっすらと見えてきました。かくいう筆者もケチャッパーなので、この気持ちよくわかりますね（笑）

5位：卵 on 卵。背徳感を楽しむ「マヨネーズ派」

マヨネーズの原料は卵ですから、目玉焼きも合わないわけはありませんよね。「カロリーは高くなるけど、ついやってしまう」「こってり感が倍増！」「たまごサンドの具だけを食べているみたい」とその背徳感を楽しんでいる様子。

ポン酢マヨ、こしょうマヨ、醤油マヨとほかの調味料とのかけ合わせを楽しむことも多いようですよ。

ここから先はランク外となりましたが、少数派の興味深い意見をご紹介していきます♪

卵があればそれでいいじゃない…「なにもつけない派」

「卵が大好きだから」「卵本来の味を噛みしめろ！」と力強く卵好きを主張する派閥も存在。「なにもつけないのが、一番素材を感じられる」と塩こしょう派の上をいく、素材主義ですね。

「卵があれば、それでいいじゃない」という、タマゴアントワネット様も出現（伝わって）。究極の卵愛を感じてグッときます。ただ、真似をするには修行が必要そう……。

グルメっぷり爆発！「変わりダネ調味料派」

ポルチーニ塩やシラチャーソース、柚子胡椒ソースを使う美食家な人たちも。「それだけで、立派な一品料理になる」「ごはんやパンによって調味料を変える」とグルメ上級者なコメントがそろいました。

たとえば同じ醤油でも、牡蠣醤油、みりん醤油、だし醤油とひと工夫されたものが好きなようですよ。

ちなみに筆者は「ナンプラー＋七味」が最近の推し。多めの油でカリッカリに焼いたところに、ナンプラーをジュッとかけるのがたまりません……。

孤高の「メープルシロップ派」

最後に「塩気だけでは、卵料理は語れない」と断言する、たった1名のメープルシロップ派を発見。いやあ、かっこいいです。

「カリカリのベーコンとトーストにとても合う。目玉焼きをのせたパンケーキにも」というアイデアを教えてくれました。メープルシロップ×塩気の組み合わせは、海外でよく見かけるので、意外と違和感なく食べられるかも？

まだまだ知らない、食のこだわりがある

目玉焼きにかける調味料ひとつとっても、こんなに派閥が分かれる。食のこだわりって本当におもしろいですよね。あなたの定番調味料は多数派でしたか？少数派でしたか？

これからも macaroni 編集部では、食のこだわりに関する調査を続けていきます。みなさんも気になるテーマがありましたら、下記のご意見箱でお知らせください♪ もしかしたら、次のテーマに選ばれるかも？

次回、乞うご期待！

〈macaroni 調査〉ご意見箱

調査・文：倉持 美香（ macaroni 編集部）