「マッカージュ」 春夏物を本格販売、常設店も視野に
2021.08.04 10:59
提供:繊研plus
ジオン商事の子会社、ジェイプラスインターナショナルが販売する高級アウターウェア「マッカージュ」22年春夏は、シティーパフォーマンス、アウトドア、サステイナブル(持続可能な)をテーマとする。ダウンウェアのイメージが強いマッカージュの本格的な春夏物の日本での販売は初めて。秋冬物同様に期間限定店を開く予定で、22年以降はオールシーズンに対応した常設店の開店を視野に入れる。
(津田茂樹)
秋冬にはあまり見られなかったピンクやライトブルーといった色を多用する。アウトドアのテーマでは、ロゴが見え隠れするカムフラージュ柄がジャケット(本体8万3000円など)やレインウェア(7万9000円)などに使う。また生産時に出た端材も長袖プルオーバー(3万9000円)やTシャツ(2万8000円)のロゴ刺繍に再利用している。ベビーピンクのライトダウン(6万8000円)は袖が着脱できる。
サステイナブルの取り組みとして全商品の原材料、付属品を「エコテックス」の認証を受けたものにしている。鮮やかなコンボトラックスーツのアップサイクルカプセルコレクションは、廃棄予定だった残布やストック素材を組み合わせたもの。大量生産ができないため、日本では30枚前後の販売となる。このほかにも古着や漁網から作られた再生サテンなども使う。
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