岡田准一、ネトフリ「イクサガミ」プロデューサー務める意義とは 提示した“条件”明かす「絶対的に必要だって思った」【Next on Netflix】
2025.02.12 18:04
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Netflixは12日、2025年配信予定の実写タイトルを紹介するラインナップイベント「Next on Netflix」を都内で開催。2025年11月配信のNetflixシリーズ「イクサガミ」で主演・プロデューサー・アクションプランナーを務める岡田准一、藤井道人監督がトークパネルパートに登壇し、作品について語った。
岡田准一、プロデューサー受ける際に提示した条件とは
本作は、時代小説家・今村翔吾氏が武士の時代の終焉を迎えた明治を舞台に描いた同名小説「イクサガミ」シリーズが原作。明治11年を舞台に、各自に配られた木札を奪い合い、東京に辿り着いたものに莫大な賞金が与えられるゲームを描く。岡田演じる「人斬り刻舟」の異名を持つ主人公・嵯峨愁二郎は、妻と子を病から救うためゲームへの参加を決意するのだった。主演だけでなく、プロデューサーとして作品に参加しないかとNetflix側から話を受けた岡田は、オファーを快諾。ただ、1つ条件として「監督は藤井道人さんがいい」と提示したという。その真意について「藤井さんとなら新しい時代劇にチャレンジできると思って。時代劇を作るのにはハードルが高くなる。黒澤明監督は39歳で『羅生門』を作って40歳のとき公開された。その世代で作り上げたエネルギー、上の世代の知見を借りながら、30代40代で時代劇に向き合っていく。そういう意味では藤井監督の力が絶対的に必要だって思った」と説明した。
脚本は「相当難航して作った」と岡田。「命がけのゲーム性とそれだけでは終わらない人生背景を織り込んで、キャラクターをどう立てていくか…。時代ものはキャラクターをどう出すのか、封建社会で描くことはなかなか難しくて。主従があるので個性を消すことが美しさにつながっていくので、あまり描かれないことが多い。世界の人たちが『このキャラクターはこういう人だ』とわかるような人間性を構築していくことは、相当監督と話した。衣装や武器も、役者のトレーニング、シーンごとのコンセプトとか、話し合った」と語った。
岡田准一「イクサガミ」は「ものづくりの醍醐味を味わった作品」
キャストは約300人、スタッフ約600人を入れると1000人規模と大所帯。岡田は「Netflixならではの体験だった」としつつも、「300人をアクションで動かしていくのはアクションチームとしてプレッシャーがあったし、熱を全員に伝えられるのかも相当大変だった。けが人を出さないってことも、アクショントップとして一番大事なこと」と苦労を吐露した。プロデューサーとして参加する意義としては「無茶ができる。普段は止められてしまうアクションを『岡田がやりたいって言っているから』っていう逃げどころを作れる。あと、世界に日本産の作品を届けるって意味でも無茶をしないといけない。それをどう実現できるかってことでもプロデューサーとして入っている」と言及。また大規模な作品ゆえに「準備期間にスタッフ何人も泣いているのを見ましたし…。みんなで戦い抜いてものづくりの醍醐味を味わった作品になった」とした。
業界内では「この作品が大変らしいっていう情報が流れた」と岡田が苦笑いで明かし、「それでも、僕らはやりきった」と胸を張る。「メイドジャパンの時代劇を世界に向けてどう作るのか、世界に届いてかっこいいよねって言ってもらえることがテーマだった。それを叶えられるほどのクオリティの作品になった。めちゃくちゃいい感じになっているので、配信される11月までまだ先ですが、若い日本のクリエイターの才能を感じてほしい」と呼びかけた。(modelpress編集部)
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