「虎に翼」多岐川(滝藤賢一)が飾った1枚の絵に「感動」「全部が繋がった」の声
2024.06.14 11:34
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女優の伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)の第55話が、14日に放送された。家庭裁判所誕生シーンに反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
「虎に翼」家庭裁判所が誕生
昭和23年(1948年)12月、直明(三山凌輝)が家事審判所と少年審判所の合併を説得し、寅子(伊藤)たち家庭裁判所設立準備室の面々は、年明け1月1日の家庭裁判所設立に向けて本格的に動き出した。大晦日、多岐川(滝藤賢一)が「最後の仕上げだ」と事務所の壁に大きな1枚の絵を飾る。そこにはチョコレートを分け合う3つの手が描かれていた。これは闇市の食べ物を拒否して栄養失調で亡くなった花岡(岩田剛典)の妻・奈津子(古畑奈和)が描いた絵を、多岐川が桂場(松山ケンイチ)に頼んで買っておいてもらったもの。寅子は花岡にチョコレートを分けた日のことを思い出して涙を浮かべた。
多岐川は正しさを貫いて亡くなった花岡を思いながら「人間生きてこそだ。国や法、人間が定めたもんはあっという間にひっくり返る。ひっくり返るもんのために死んじゃあならんのだ。法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない。人が幸せになるためにあるんだよ。幸せになることを諦めた時点で矛盾が生じる」と声を震わせる。「彼がどんなに立派だろうが、法を司る我々は彼の死を非難して怒り続けねばならん。その戒めにこの絵を飾るんだ」と花岡の死を悔やみながら寅子たちに訴えかけた。
「虎に翼」多岐川(滝藤賢一)の真意&チョコレートの絵に感動の声
第52話(11日放送)で花岡のことを「バカたれ判事」「大バカたれ野郎」呼ばわりしていた多岐川。また、第54話(13日放送)では奈津子が寅子へチョコレートのおかげで久しぶりに家族が笑顔になれたと感謝する場面もあり、チョコレートはキーアイテムとして描かれていた。今回そのチョコレートが絵画になり、さらに多岐川の真意も明かされ、視聴者からは「ここに想いが集約してる」「涙が止まらない」「全部繋がった」「感動」「こんなにも温かい絵を戒めのために飾るのか…泣けるよ…」「多岐川さんは愛情深い人だった」「希望が詰まった回」「救われた」と多くの反響が寄せられている。
伊藤沙莉ヒロイン朝ドラ「虎に翼」
第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士である三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに描くリーガルエンターテインメント。主人公の寅子(ともこ)、通称・トラコを伊藤が演じる。(modelpress編集部)情報:NHK
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