長谷川博己(C)TBS

日曜劇場「アンチヒーロー」“本来繋がらないシーン”制作陣の挑戦・VFX(視覚効果)メイキング映像公開 飯田Pがドラマのヒントも明かす

2024.04.19 15:19

俳優の長谷川博己が主演を務めるTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」(毎週日曜よる9時~)より、日曜劇場ならではの制作陣のこだわりが詰まったVFX(視覚効果)メイキング映像が公開された。


「アンチヒーロー」VFX(視覚効果)メイキング映像公開

「アンチヒーロー」(C)TBS
「アンチヒーロー」(C)TBS
14日に初回放送がスタートし、初回の世帯視聴率が『VIVANT』と同値の11.5%を記録し、個人視聴率も7.0%と好発進をきった本作。司法の世界をかつてない視点で描いており、「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく。長谷川演じる弁護士は、たとえ犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る“アンチ”な弁護士で、ヒーローとは言い難い、限りなくダークで危険な人物だ。

岩田剛典演じる緋山は本当に無罪なのか、それとも有罪なのか、町工場の社長殺害事件が結審する注目の第2話放送の前に、番組公式SNSでは第1話見返し“追いアンチ”ポイントとして、日曜劇場ならではの制作陣のこだわりがつまったVFX(視覚効果)のメイキングが公開されている。

裁判所でのシーンは、廊下は静岡県庁にて撮影が行われ、法廷はセットが組まれている。そのため、廊下と法廷では撮影場所が異なるため、本来であれば絶対に画は繋がらないわけだが、放送ではワンカットで繋がっている。また別のシーンでは、北村匠海演じる赤峰が、外出先から「明墨法律事務所」に戻ってくるシーンも同様にCGが駆使されている。ロケで撮影された廊下と、セットが組まれている法律事務所内がワンカットで繋がっている。

これらがどのように撮影されワンカットに繋げられたのか、VFX(視覚効果)のメイキングが公開されている。“本来繋がらないシーンをどう繋げるのか”。これはドラマ制作陣の挑戦だそうで、何気ないシーン1つとっても細部までこだわって制作されていることがわかる。物語だけでなく、こうした制作陣のこだわりも日曜劇場ならでは見どころの1つだ。

なお第1話は、TVer、TBS FREE、U-NEXT Paraviコーナー、Netflixにて配信中。そして、21日放送の第2話について、飯田プロデューサーは「1話と2話はある意味、“スタート地点”という位置付けになっています。また、1話のエピソードタイトルである『接点』。これは、ドラマをみる上でのヒントになりますので、そういったところにも注目して、1話を見返してもらい、緋山の事件が結審する2話を楽しんでいただければと思います」と話した。

長谷川博己主演「アンチヒーロー」

本作は、長谷川演じる「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士が視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?」を問いかけ、常識を覆していく。日常の小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう逆転パラドックスエンターテインメントとなっている。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連ドラマ

  1. アンチヒーロー

    アンチヒーロー

    2024年04月14日(日)スタート

    毎週日曜21:00 / TBS系

    詳しく見る

関連記事

  1. 日曜劇場「アンチヒーロー」は“戦隊モノ”?長谷川博己・北村匠海・堀田真由の役名に隠された“色の秘密”明らかに
    日曜劇場「アンチヒーロー」は“戦隊モノ”?長谷川博己・北村匠海・堀田真由の役名に隠された“色の秘密”明らかに
    モデルプレス
  2. 長谷川博己「THE TIME,」遅刻を生謝罪「人生終わると思いました」原因は二度寝<アンチヒーロー>
    長谷川博己「THE TIME,」遅刻を生謝罪「人生終わると思いました」原因は二度寝<アンチヒーロー>
    モデルプレス
  3. 日曜劇場「アンチヒーロー」初回、「ONE PIECE」声優2人がサプライズ出演 エンドロールに視聴者興奮&トレンド入りの反響「贅沢」
    日曜劇場「アンチヒーロー」初回、「ONE PIECE」声優2人がサプライズ出演 エンドロールに視聴者興奮&トレンド入りの反響「贅沢」
    モデルプレス
  4. 日曜劇場「アンチヒーロー」初回、サプライズキャスト2人登場「来ると思ってた」の声
    日曜劇場「アンチヒーロー」初回、サプライズキャスト2人登場「来ると思ってた」の声
    モデルプレス
  5. 【アンチヒーロー 第1話】殺人犯を無罪にする弁護士の逆転パラドックスエンターテインメント開幕
    【アンチヒーロー 第1話】殺人犯を無罪にする弁護士の逆転パラドックスエンターテインメント開幕
    モデルプレス
  6. 日曜劇場「アンチヒーロー」攻めの演出に込めた思い「世の中に蔓延っている毒の部分をしっかりと描かないことには伝わらない」<飯田和孝Pインタビュー>
    日曜劇場「アンチヒーロー」攻めの演出に込めた思い「世の中に蔓延っている毒の部分をしっかりと描かないことには伝わらない」<飯田和孝Pインタビュー>
    モデルプレス

「ドラマニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 「御上先生」に「半沢直樹」小ネタ登場?生徒の一言が話題「まさかの」「日曜劇場だからこそできること」
    「御上先生」に「半沢直樹」小ネタ登場?生徒の一言が話題「まさかの」「日曜劇場だからこそできること」
    モデルプレス
  2. <投票受付中>2025年冬ドラマ、あなたが思うネクストブレイク女優&俳優は?【モデルプレス国民的推しランキング】
    <投票受付中>2025年冬ドラマ、あなたが思うネクストブレイク女優&俳優は?【モデルプレス国民的推しランキング】
    モデルプレス
  3. 「御上先生」回想のボブヘア女子高生に再注目 冒頭1分での“答え合わせ”受け正体予想続々「もしかして…」
    「御上先生」回想のボブヘア女子高生に再注目 冒頭1分での“答え合わせ”受け正体予想続々「もしかして…」
    モデルプレス
  4. 「御上先生」御上(松坂桃李)の中学生時代役に視線集中 弱冠14歳&ドラマ初出演の俳優・小川冬晴【プロフィール】
    「御上先生」御上(松坂桃李)の中学生時代役に視線集中 弱冠14歳&ドラマ初出演の俳優・小川冬晴【プロフィール】
    モデルプレス
  5. 「クジャクのダンス」心麦(広瀬すず)=林川歌説が再浮上 回想シーンの“2つの違和感”に注目集まる「伏線になってそう」「すごい気になる」
    「クジャクのダンス」心麦(広瀬すず)=林川歌説が再浮上 回想シーンの“2つの違和感”に注目集まる「伏線になってそう」「すごい気になる」
    モデルプレス
  6. 「クジャクのダンス」初回から隠されていたモールス信号 提供クレジット画面の白線に考察飛び交う「仕掛けがハイレベルすぎる」「繋がってるのかな」
    「クジャクのダンス」初回から隠されていたモールス信号 提供クレジット画面の白線に考察飛び交う「仕掛けがハイレベルすぎる」「繋がってるのかな」
    モデルプレス
  7. ワンオクTaka×「御上先生」飯田P、異業種対談で語ったエンタメの役割と可能性「大切なのは抜本的な改革」【後編】
    ワンオクTaka×「御上先生」飯田P、異業種対談で語ったエンタメの役割と可能性「大切なのは抜本的な改革」【後編】
    モデルプレス
  8. ワンオクTaka×「御上先生」飯田P、“世代を超えて共鳴する2人が語る”音楽制作ポリシーとドラマへの思い【前編】
    ワンオクTaka×「御上先生」飯田P、“世代を超えて共鳴する2人が語る”音楽制作ポリシーとドラマへの思い【前編】
    モデルプレス
  9. 香取慎吾「日本一の最低男」子役・増田梨沙からのバレンタイン公開「可愛すぎる」「仲の良さが伝わる」と反響
    香取慎吾「日本一の最低男」子役・増田梨沙からのバレンタイン公開「可愛すぎる」「仲の良さが伝わる」と反響
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事