バカリズム、ドラマ現場で1番テンション上がるフレーズは?「子どもがいたりするので」<イップス>
2024.04.09 15:09
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お笑いタレントのバカリズムが9日、都内で行われたフジテレビ系金9ドラマ「イップス」(4月12日より毎週金曜よる9時〜)の制作発表に、W主演の篠原涼子、共演の染谷将太とともに出席。ドラマの撮影現場でテンションの上がるフレーズを明かした。
篠原涼子&バカリズムW主演「イップス」
本作は「心理的葛藤やプレッシャーが原因で今までできていたことが急にできなくなってしまうこと=イップス」を抱えた“絶不調”なバディが主人公。“書けなくなった”ミステリー小説家と“解けなくなった”刑事の2人が、事件を解決していくミステリーコメディーとなっている。バカリズム、1番テンションが上がるフレーズとは
篠原演じるミステリー作家の黒羽ミコの弟で、人権派弁護士の黒羽慧役を演じる染谷から「お二方ともまだ謎が多いので、現場で1番テンションが上がることはなんですか?」と質問されると、バカリズムは「言っちゃっていいのかな、これ。現場で1番テンションが上がるフレーズは『今の時点で1時間巻きです』。よっしゃがんばるぞーって(笑)」と声を弾ませた。MCを務めた伊藤利尋アナウンサーから「早く帰りたいですもんね」と声をかけられると、バカリズムは「そうなんですよ。子どもがいたりするので」と吐露。2019年12月に元でんぱ組.incの夢眠ねむさん(2019年3月に芸能界引退)と結婚、2023年10月に第1子となる男児が誕生したバカリズムは、篠原らから「おめでとうございます」と祝福された。
同じ質問に、篠原は「もちろん巻くのも嬉しいですけど、ミコのお部屋の中がいい空間で、そこでお香を炊くんですけど、私も家でお香を炊いたり、香りを置いたりするのが好きなんですけど、それを嗅ぐとスタッフの方々もみんな癒されていて、リセットするのでそれは大きいなと感じました」と語った。
そして、イップスにならないためには脳のリラックスが大事だそうで、リラックスするためにしていることを聞かれると、篠原は「十何年前からやっていて、最近はちょっと停滞していたんですけど、またヨガを始めようと思っています」と答え、「ヨガをやっていたとき、すごくよかったんですよ。心の安定、リラックス、リセット、全部によかったので、もう1回復活させようかなって思っています」と目を輝かせた。
篠原涼子、役作りで作家研究も「必要なかったなって感じ」
ミコ役を演じる篠原は、役の紹介を求められると「すごく面白い作品だから、宣伝し甲斐があるんじゃないかなという感じで、今日はみなさんが何て書いてくださるか、どれくらいやってくださるかを楽しみにしています。ミステリーとコメディの両方が合わさった、なかなかない作品ですからね」と強くアピールすると、バカリズムが「どんな役かを説明してください」とツッコみ、笑いを誘った。篠原は「今回初めて、ミステリー小説家の役なんですけど、ミステリー小説家の中でも私が最初にもらったイメージとは違ったやり方でやっていて、ちょっとクールでミステリアスなイメージを抱いていたんですけど、本を覗いてみたら“ちょっと違うな”、“こういうやり方のほうが面白いかな”と思って、監督やプロデューサーさんを交えて、いろんな方の意見をいただきながらやらせていただいています」と告白した。
事前に役作りのために作家について研究もしたそうだが「必要なかったなって感じです」と吐露して笑わせ、「自分の中にこういうキャラはいなかったなって感じでやり甲斐があって、“ミコ像”が愛くるしくなってきて、回を重ねて大切にこの人を愛してやりたいなという気持ちでやらせてもらっています」とにっこり。ミコは心に何かを抱えているものがあるそうで「はしゃいでいるだけじゃなくて、中に密かなものを抱えているので、そういうところもそのうち表に出せたらいいなと思います」と語った。
バカリズム&篠原涼子、役の共通点は「内に何かを抱えている」
一方、バカリズムが演じる警視庁捜査一課の刑事・森野徹役も内に何かを抱えているそうで、バカリズムが「まだ途中までしか台本をいただいていないので、具体的に何を抱えているかはまだぼんやりしているので、僕も楽しみにしています」と打ち明けると、篠原は「実はですね。取材だからできる人っぽく『(内に)抱えています』って言ったんですけど、何が何だか分かってないです」とぶっちゃけて会場を沸かせ、「楽しみってのもありますから、何が出てくるか想像しながらやっています」とコメント。続けて、篠原は「『(何を抱えているか)知らないです』って私の言い方も語弊があると思うんですけど、なんとなくは分かっていますよ。こいつ何も考えてないじゃんって感じにはしないでください。本当に真剣に頑張っていて、毎日朝起きてここに来ているので。そういうのじゃないんです。ちゃんと考えて仕事をしています」と記者に必死に訴えると、バカリズムは「めちゃめちゃ言い訳しゃべる(笑)」と笑い、篠原は「大丈夫な人間ぽく書いてください」とお願いした。(modelpress編集部)
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