橋本環奈、昭和の万博ガールに テレ朝開局65周年記念大型ドラマで主演<万博の太陽>
2023.12.19 05:00
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女優の橋本環奈が、2024年3月放送のテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』で主演を務めることが決定した。
テレ朝開局65周年記念大型ドラマ「万博の太陽」
1970(昭和45)年、アジアで初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博 EXPO’70)。“人類の進歩と調和”をテーマに当時史上最多の76カ国(その他4国際機構、1政庁、6州、3都市、2企業)が参加し、入場者数は国民の6割に相当する約6422万人を記録。空前絶後の熱気を生み、日本の高度経済成長を象徴する国民的イベントとなった。今なお伝説として語り継がれるその一大祭典を、“脚本・中園ミホ×主演・橋本環奈”というタッグでドラマ化。「世界中の人たちとつながりたい!」という思いを胸に万博で働くことを夢見たヒロインの青春と、その家族の物語を心温まるタッチで描き上げるヒューマン・ホームドラマが誕生。テレビ朝日開局65周年記念作品としてお届けする。
世界への憧れを胸に夢に邁進したヒロインと家族の物語
戦後復興を成し遂げ、高度経済成長期の真っ只中にあった昭和40年代。誰もが“より良い生活”を目指し邁進していたこの時代、主人公・朝野今日子は東京オリンピック(1964/昭和39年)の感動が忘れられず、“世界とつながる場所”への憧れを募らせ、大阪の親戚の家に居候しながら万博への思いをふくらませていく。居候先の家族に励まされたり、ぶつかりあったりしながら成長し、万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取っていくことに。そんなヒロイン・今日子をはじめ、さまざまな形で万博に携わった登場人物たちの情熱や、激動の昭和をたくましく生きた家族の姿をエネルギッシュに描写。彼らの姿をとおして、生きづらさを抱えがちな令和の視聴者の背中をやさしく押していく。
大阪万博では、多くの女性たちも活躍した。会場全体の案内を担当するコンパニオンのほかに、各パビリオンのコンパニオンや窓口乗務などを担った“エキスポフラワー”、警備隊の女性要員として汗を流した“エキスポシスター”など、さまざまな女性スタッフが尽力していた。
どんな状況下においても笑顔で来場者に対応したコンパニオンたちもまた、人々の感動を与えていた。本作では“LOOK UP!”の精神を携え、万博での仕事を夢見て、活躍した名もなき女性の奮闘にもスポットライトを当てながら、昭和をエネルギッシュにドラマ化する。
橋本環奈、夢に向かって突き進む“万博ガール”に
主演の橋本は圧倒的な透明感と確かな演技力で数々の映画、ドラマで活躍。初舞台『千と千尋の神隠し』でも堂々とした演技を見せ、女優として飛躍を続ける24歳。本作では、好奇心旺盛で猪突猛進だが、その明るさで周囲をやさしく照らす“太陽”のような主人公・朝野今日子をひたむきに演じる。もちろん、昭和ファッションに身を包む橋本のレトロキュートなスタイルも大きなみどころとなるだろう。このほど、クランクインを迎えた橋本は、作品の魅力について「いちばんのみどころは、万博に憧れて“世界中の人々と交流してみたい”と思っている前向きな女の子が、自分の夢に向かってひたむきに走って行くところですね。爽快感もあり、とてもキラキラした作品だと思います」と、瞳を輝かせながら熱弁。
夢に向かって一直線な今日子のキャラクターにも愛情をたっぷり注ぎ、「真っすぐで好奇心旺盛で熱意を持って進む女の子でありつつ、ちょっと変わっている部分を持つという、表現のバランスはたくさん考えて演じています」と、役柄に真摯に向き合っていることも明かした。
さらには「“こういう時代もあったな”と懐かしむ方もいれば、私と同世代やそれよりも下の世代のみなさんは“こういう日本の姿もあったんだ!”と歴史的感覚で見られる作品でもあります。何より、見れば必ず前向きになれる作品だと思います」と本作にこめた思いを熱く語っている。
中園ミホら最強の「ドクターX」チーム集結
脚本は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』『七人の秘書』(ともにテレビ朝日)、『ハケンの品格』(日本テレビ)などヒットドラマを手がけ、2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』の執筆も発表されている中園氏。強く生きる現代の女性たちを多く描いてきた中園氏が、昭和を舞台にどこまでも前向きな主人公と彼女を見守る家族の姿を生き生きと浮かび上がらせていく。また、演出は田村直己。『ドクターX~外科医・大門未知子~』『七人の秘書』で中園氏とがっつり組んだ史上最強の『ドクターX』チームが集結。令和を生きるすべての人々へのエールとなる本作を、丁寧に作り上げていく。(modelpress編集部)
主な登場人物
朝野今日子(あさの・きょうこ/21歳)…橋本環奈東京・下町出身。高校卒業後、家業の畳店を手伝っている。明るくて器量もよいため見合い話は次々舞い込むも、何かに夢中になるとブレーキがきかなくなる猪突猛進な性格が災いして惨敗中。
東京オリンピックを見て世界とつながる仕事に心ひかれ、大阪万博に憧れを抱く。伯父・万田昭太朗が営む大阪の工場を手伝うこととなり、万田家に居候するうち、万博には“コンパニオン”という重要な仕事があると知って…。
橋本環奈(朝野今日子 役)コメント
― 本作のみどころを教えてください。いちばんのみどころは、万博に憧れて“世界中の人々と交流してみたい”と思っている前向きな女の子が、自分の夢に向かってひたむきに走って行くところですね。爽快感もあり、とてもキラキラした作品だと思います。
― 撮影を楽しみにしているシーンや注目してほしいポイントは?
今日子が居候することになった万田家の家族とのシーンです。万博を夢見る今日子にとって、万博会場のある大阪で暮らすことはもちろん、自分の夢に向かって奮闘したり、家族団らんがあったり、人生のターニングポイントともいうべき出来事が万田家でたくさん起きるので、そのシーンはいろいろと楽しみです。温かい空気感みたいなものもたっぷり詰まっていると思います。
また、素晴らしく豪華な俳優さんが多数出演されているので、どなたが登場するかも注目ポイントです。ものスゴイ方々を一日だけお呼びして撮影するなんて、本当に贅沢なことをさせていただいています。
― ご自身から見て今日子はどんな女の子だと思いますか?
私が演じる今日子はとてもかわいらしく、亡きお父さんに似て、真っすぐで猪突猛進な性格です。でも、元気な女の子でありながらも“不思議ちゃん”のようにはしたくないなと思っているんです。物語の冒頭に「ガガーリンが死んじゃったの…」というセリフがあるのですが、インパクトがあるそのシーンでは、ちょっと変わった子に見せたかったんです。
でも、“手に負えないほど変わっている子”にはしたくなかった…。真っすぐで好奇心旺盛で熱意を持って進む女の子でありつつ、ちょっと変わっている部分を持つという、表現のバランスはたくさん考えて演じています。
― レトロなファッションも登場しますが、衣装はいかがですか?
衣装合わせのとき、いろいろなパターンを着させていただいたのですが、その時代を生きていなかったにもかかわらず、“知っている昔の日本”という感じがしました。ミニスカートが流行っていたり、髪型もくるくる巻いていたり、一周まわってレトロでかわいらしい洋服も多いので、ファッションも見ていて楽しいんじゃないかなと思います。
コンパニオンの制服も、スタッフのみなさんが資料を見て再現してくださっているのですが、こんなにかわいらしいお洋服を着ていたなんて、コンパニオンって本当に女の子たちの憧れのお仕事だったんだろうなと改めて認識させてくれました。
― 視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
“こういう時代もあったな”と懐かしむ方もいれば、私と同世代やそれよりも下の世代のみなさんは“こういう日本の姿もあったんだ!”と歴史的感覚で見られる作品でもあります。何より、見れば必ず前向きになれる作品だと思います。ぜひ、3月の放送を楽しみにしていてください!
内山聖子(テレビ朝日エグゼクティブプロデューサー)コメント
戦争をしていた日本が復興して、世界と手をつなごうとした象徴が、1970年の万博です。女性にとっていい結婚をするのが花道とされていた時代に、その常識をひっくり返すエネルギーを持った女子とその家族の物語。今の日本に笑いと涙と感動をお届けします!あらすじ
1968年、東京の下町で育った朝野今日子(橋本環奈)は高校卒業後、家業の畳店を手伝っていた。早世した父にかわって畳店を切り盛りする母・陽子のために少しでもいい結婚をして安心させてあげたいと思ってはいるものの、好奇心旺盛で猪突猛進な性格が災いして断られてばかり。今日子の最近の頭の中は再来年、大阪で開催される万国博覧会のことでいっぱい。東京オリンピック(1964年)に感動した日々を忘れられず、大阪万博への期待に胸を高鳴らせていたのだ。その日も見合いの席で「私の夢は万国博覧会で世界中の人たちとつながることです!」と熱弁をふるって惨敗してしまう。
しょんぼりする今日子のもとに舞い込んだのは、大阪行きの話だった。陽子の兄、つまり今日子の伯父・万田昭太朗の工場が人手不足で困っているというのだ。しかも、工場は万博会場のすぐ近く。今日子は建設中の万博会場を見てみたい一心で、大阪に旅立つ。
今日子が暮らすことになった万田家は地元の大手電機メーカーの下請け工場を営んでおり、昭太朗の妻・和世と、従妹にあたる女子大生の千夏、小学生の博士の4人暮らしだった。千夏は地元の女子大学で学んでいたが、女性の幸せは早く結婚して子どもを生むことだと信じる昭太朗は娘のために取引先の重役に頼み込んで見合い話を持ち帰ってくる。相手は、世界的建築家・丹下健三の設計事務所に勤める倉本鉄平だった。エリートだが、まったく気取ったところのない鉄平に、千夏は好感を抱いた様子で…。
そんなとき、千夏は大学の教授から万博のパビリオンで働くコンパニオンに推薦される。しかし、頭の固い昭太朗はもちろん大反対。「女は世界なんか知らなくていい。早く結婚して子どもを生め」と頭ごなしに否定する昭太朗に、今日子は「なんで伯父さんが千夏の生き方を決めるの!?」と爆発。文句があるなら出ていけと怒鳴られてしまい…。
やがて東京に戻ることを決意した今日子。すると、千夏がどうせ帰るなら記念に挑戦してみようと、コンパニオンの応募書類をもらってくる。しかし、コンパニオンは関西の女子大生を中心に推薦で決まってしまうことが多く、今日子にとっては夢のまた夢で…!?
【Not Sponsored 記事】
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