杉野遥亮、俳優は「向いていないと思うことの方が多い」“挫折経験”についても明かす<ばらかもん>
2023.06.30 17:00
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俳優の杉野遥亮が、フジテレビにて行われた同局系水10ドラマ「ばらかもん」(7月12日スタート/毎週水曜よる10時~)の取材会に出席。自身の仕事について語った。
杉野遥亮主演「ばらかもん」
本作の舞台は、日本一美しい海を擁するとも言われる五島列島。書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(杉野)が、五島列島で出会った琴石なる(宮崎莉里沙)ら島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。杉野遥亮、俳優は「向いていないと思うことの方が多い」
数多くの作品に出演している杉野に、仕事を頑張れるモチベーションについての質問がされると「『その作品やりたい』という気持ちしかない」と告白。俳優に向いていると思うかについては「向いていないなって思うことの方が正直多いです」と打ち明けた。しかし、「やっぱり喜びもあって、刺激的で、へこむことがどんなに続いても、最終的には絶対キラッとしたものになっているんです。それはすごくやりがいがあるし楽しいこと。頑張れる要因かもしれない」と明かした。そして清舟が都会で挫折して、五島列島へ行くというストーリー展開にちなみ、自身の挫折を聞かれた杉野は「挫折を経験していないかもしれない。マイナスに思うことも実はプラス」という考えを明かし「すごくへこむこともあれば、地の底まで落ちることもありますけど、何か成功があったら、それってもう全部プラスになっちゃうから」と自身が挫折という捉え方をしていないと語った。
さらに「代役が回ってくるのもプラスな出来事ですし、自分が作品をできなくなることも運命だと思っているので、それを挫折と捉えたりとか、深く沈み込んだりすることはあまりないです」と話した。
杉野遥亮、年下が多い現場での心構え
今までの作品では、共演者の中で後輩の立場であることが多かった杉野だが、本作では年下が多い。しかし「子供だからっていうのは関係ない。どういう形であれ俳優であると思っている」と対等でいることを心がけていると述べた。その中でも「何か協力はしていきたいなと思っています。それこそ一緒に本読みをするとか、空いた時間にできることからやっていきたいです。それをやることによって、心の距離が近くなり、本当の絆ができていくと思っています」と座長らしい一面を見せた。(modelpress編集部)
杉野遥亮(すぎの・ようすけ)プロフィール
1995年9月18日生まれ、千葉県出身。第12回 FINEBOYS 専属モデルオーディショングランプリを獲得し、映画「キセキ ―あの日のソビト―」(2017年)で俳優デビュー。その後、ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系/2021年)、「ユニコーンに乗って」(TBS系/2022年)、「罠の戦争」(カンテレ・フジテレビ系/1月期)、映画「東京リベンジャーズ」(2021年)シリーズ、「バイオレンスアクション」(2022年)など話題作に多数出演し、存在感を発揮している。現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)にも出演中。
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