上白石萌音に杉野遥亮が壁ドン!(C)「2019 L・DK」製作委員会

上白石萌音、“身長差33cm”杉野遥亮との壁ドンに苦労「目の前が胸板」 横浜流星は“かき乱す”ポジションを満喫

2019.01.04 19:45

3月21日(木)公開の映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(・はハートマーク)に出演する上白石萌音(20)、杉野遥亮(23)、横浜流星(22)が2017年12月下旬、同作の撮影現場でモデルプレスなどの取材に応じ、壁ドンやキスなど“胸きゅんてんこ盛り”の撮影エピソードや、2014年に公開された前作との差別化について語った。


“壁ドン”の「L・DK」キャスト一新で再び実写化

コミックス累計発行部数が1000万部を突破する渡辺あゆ氏の人気少女漫画「L・DK」の実写映画化第2弾。前作では主人公の西森葵役を剛力彩芽、久我山柊聖役を山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が演じ、“壁ドン”が同年の「ユーキャン新語・流行語大賞」トップ10に選ばれるなどブームに。今作は原作の中でも人気の「玲苑編」を実写化するにあたりキャストを一新、葵役を上白石、柊聖役を杉野、柊聖の従兄弟・久我山玲苑役を横浜が演じる。

葵&柊聖カップルは幸せオーラ全開!横浜流星「それをぶち壊すのも楽しい(笑)」

(C)「2019 L・DK」製作委員会
(C)「2019 L・DK」製作委員会
ヒロイン・葵が、大好きな彼氏(柊聖)と彼氏の従兄弟(玲苑)、2人のイケメンに迫られるラブストーリー。取材が行われた日は、葵の部屋で同居する3人が川の字になって眠る夜のシーンを撮影。柊聖と玲苑が寝る布団と葵の布団はカーテンで区切られていて、玲苑と葵がそのカーテン越しに会話を繰り広げる。

狭い部屋のセットで文字通り“超至近距離”の撮影を終えた3人に、感想を問うと「楽しいです!」と第一声。上白石は「セットに入ると“L・DK感”が出てきましたね。カーテンで仕切ったのは今日が初めてだったんですけど『あっ、見たことあるやつだ!』って(笑)」とテンションを上げながら「すごくキャラのバランスが取れている3人だなって。会話劇みたいなところではそれぞれのキャラが立っていて、見ている人からしたら『変な人達だなぁ』って感じかもしれませんが(笑)、楽しそうな空気感が伝わればいいなと思っています」とコンビネーションに手応えをのぞかせる。

(C)「2019 L・DK」製作委員会
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現場での関係づくりにおいては、葵と柊聖がカップル同士という設定がキモになったようで、上白石が「ラブコメの王道のひとつの型として、ある男女が惹かれ合い、付き合ってハッピーエンド…みたいな形が多いじゃないですか。前作はそうだったんですが、今回は主人公とヒロインが付き合った状態から始まるというのが結構、新しいなって」と話すと、杉野も「うん。役作りも結構、そこを意識したよね」と頷き、顔合わせの段階から積極的にコミュニケーションを取るように心がけたと明かす。

(C)「2019 L・DK」製作委員会
(C)「2019 L・DK」製作委員会
一方、そんな葵&柊聖カップルを“かき乱す”役どころとなる横浜は「2人がすごく幸せオーラ全開なので…」とうらやみつつも「それをぶち壊すのもまた楽しいなと思って(笑)」とニヤリ。「玲苑が来たことによってハチャメチャになるという展開は、見ている方も飽きずに楽しめるのかなと思います。玲苑は最初こそ憎たらしいことをたくさん言ってしまいますが、本当は嫌な奴ではなく、不器用でまっすぐな男。負けず嫌いで、柊聖に対する劣等感を抱きながら、徐々に葵にも心を開いて成長していく姿を全力で演じきりたいです」と今作のキーマンとして見どころを語る。

上白石萌音、初めての壁ドンは“思ってたのと違う”景色に

同作を象徴する“壁ドン”はさらにパワーアップ。女性の片足を持ち上げる“持ち上げドン”、行く手を阻む“通せんぼドン”、さらには“あごクイ”や“腰抱き”の仕草を組み合わせた“ハイブリッド壁ドン”なる新技(?!)も多数登場。

(C)「2019 L・DK」製作委員会
(C)「2019 L・DK」製作委員会
上白石は152cm、杉野は185cmで、身長差は偶然にも原作と同じ「33cm」となったが、壁ドンにおいては「(身長差のせいで)カッコよく見えなくなっちゃう。プロデューサーや監督と、一番カッコよく見える方法を試行錯誤しています」(杉野)、「初めて壁ドンされた時、顔が至近距離に来てきゅん!っていうイメージがあったのに、身長差がありすぎて(目の前が)胸板でした(笑)。何も見えなくて!」(上白石)と苦労が尽きなかったそう。脚をめいっぱい広げて腰を落とし、顔の高さを合わせるなど無理な体勢を取ることになった杉野に、上白石が「腰を傷めないか心配。この身長差で壁ドンやハグをするので、本当に大変だろうなと思って。ご迷惑をおかけしています…」と詫びると、杉野も「いやいや(笑)。萌音ちゃんもつま先で立ってくれたりね」と感謝。互いを思いやりながら「イケメンは大変ですねぇ…」(上白石)、「大変なんだなぁ…」(杉野)としみじみ語る2人に笑いが起こる。

(C)「2019 L・DK」製作委員会
(C)「2019 L・DK」製作委員会
横浜も「僕はナンパのシーンで色んな壁ドンに挑戦させてもらっているのですが、普段壁ドンなんてする機会がないので(笑)、イメージ通りにいかず、すごく難しかったです。映像を見ながら『もうちょっと手が上にあったほうがいいかな?』と“いい壁ドン”を探りました」と振り返り「やっと“いい壁ドン”を見つけた!って時には、もう壁ドン(の撮影)は終わっちゃっていました(笑)」と笑わせた。

(C)「2019 L・DK」製作委員会
(C)「2019 L・DK」製作委員会
人気漫画の実写化、さらに別のキャストから役を引き継ぐという二重のプレッシャーも。上白石は、ラブストーリー初挑戦にして“100点満点の女の子”である葵を演じることが「すごく高いハードルだと毎秒、感じています」とコメント。「私は今まで演じて来た役が、恋を応援するか、邪魔をするか、我関せずか…。(恋の)当事者になるのが初めてなので、その純粋な感じは、葵とちょっとだけ通ずる部分があるのかなと。葵が感じる照れや戸惑いを、自分の感情から足していったらいいのかなと思います」とリアルな感情を武器に、上白石ならではのヒロイン像を作り上げた。

杉野遥亮「自分史上一番、彼氏っぽい(笑)」

 (C)「2019 L・DK」製作委員会
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柊聖として“学校一のイケメン”という称号を背負う杉野も「僕の中で柊聖=クールというイメージが先行してしまっていたんですけど、葵と柊聖は付き合っていて、そこに玲苑も来て…っていう関係性の中で、当初よりも普通の男の子に近いイメージが出来上がっていきました。ぶっきらぼうに見えるけれど、2人と絡んでいる時は無邪気なところもあったりして、そこは可愛らしく伝わればいいなと思っています」と今作ならではの柊聖の魅力を紹介。「僕、自分史上一番、彼氏っぽいことしてるなぁって(笑)」と語る杉野に、上白石と横浜も思わず「あははは!」と爆笑。

(C)「2019 L・DK」製作委員会
(C)「2019 L・DK」製作委員会
最後に、上白石は「キャラクターが高校3年生なので、それぞれが将来についてすっごく悩んでいて。そこはこれから進路を選んだり、どういう大人になるのかなあ?と考えている同世代の方々にとってはすごく共感できる、リアルなものになっていると思います。あとは本当にどのシーンでも『どうやったらきゅんきゅんしてもらえるか』というのを考えながら、アクションのように(笑)壁ドンなど色々とやりましたので、思う存分きゅんきゅんしていただければと思います!」とメッセージを送った。(modelpress編集部)

(C)「2019 L・DK」製作委員会
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映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』

映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』 (C)「2019 L・DK」製作委員会
映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』 (C)「2019 L・DK」製作委員会
原作:渡辺あゆ『L・DK』(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:川村泰祐
脚本:江頭美智留
出演:上白石萌音 杉野遥亮 横浜流星 町田啓太 ほか
【ストーリー】
高校3年生の西森葵(上白石萌音)には、学校のみんなには言えないある秘密があった。それは学校一のイケメン・久我山柊聖(杉野遥亮)とナイショで付き合って、さらには同居をしていること。葵が柊聖の家で起こしてしまったボヤ騒ぎで、部屋をダメにしてしまい、柊聖はなんと葵の家で暮らすことに!最初はからかったり、ちょっかいばかりかけてくる嫌なやつ。と思っていたけど、次第に惹かれあい、ついにふたりは付き合うことに!恋人同士になり、ふたりの同居生活もますますラブラブに…!と思っていたら、柊聖のいとこ・久我山玲苑(横浜流星)が突然アメリカからやってきた!同居の秘密を必死に隠そうとするもあっさり秘密はバレてしまい、葵と柊聖のふたりを引き離そうとする玲苑とまさかの3人同居がスタート!?
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