鈴鹿央士、川口春奈/「silent」第5話より(C)フジテレビ

「silent」脚本家・生方美久氏、最もこだわったこと語る「1番嫌だと思うのは“当て馬”」

2022.12.18 13:06

22日に最終回を迎えるフジテレビ系ドラマ『silent』(毎週木曜よる10時~)の脚本家・生方美久氏が、18日放送の同局系『ボクらの時代』(毎週日曜あさ7時~)に出演。同ドラマでこだわった部分を明かした。


生方美久氏「silent」のこだわりを告白

鈴鹿央士、川口春奈/「silent」第4話より(C)フジテレビ
鈴鹿央士、川口春奈/「silent」第4話より(C)フジテレビ
オリジナル作品となる本作は、主人公の紬(川口春奈)がかつて本気で愛した恋人である想(Snow Man目黒蓮)と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。

「ラブストーリー自体にそんなに興味がなかった」と打ち明けた生方氏。同作の脚本を書くにあたって、「恋愛だけを描かないようにした」ところをこだわったそうで、「11話かけて描くなら、メイン2人の恋愛だけってもったいない」とその理由を明かした。

夏帆/「silent」第8話より(C)フジテレビ
夏帆/「silent」第8話より(C)フジテレビ
さらに、「自分がラブストーリーを見てて1番嫌だなと思うのが“当て馬”っていうポジション」とも語り、「恋が実らない子を当て馬だとかかわいそうな子みたいな、ありがちな“反発して結果身を引く”っていうだけの子にしないっていうのは1番こだわりました」と脚本のこだわりを告白した。

生方美久氏「日本語じゃないと意味がないものをすごく使っている」

鈴鹿央士、夏帆/「silent」第10話より(C)フジテレビ
鈴鹿央士、夏帆/「silent」第10話より(C)フジテレビ
また、生方氏は「日本語が好きだから、韓国ドラマや洋画にそんなにハマらない」とも口に。「日本語じゃないと繋がらないものあるじゃないですか?同じ言葉だけど違う意味で使うとか、人によって違う意味で捉えられる言葉とか、日本語じゃないと意味がないものを私は(脚本の中で)すごく使っていて」とドラマ内の言葉ひとつひとつに対しての考えを打ち明け、「日本のドラマとして、日本語の良さとか面白さ、ある意味残酷さみたいなものを書きたい」と日本語への強い思いを明かした。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連ドラマ

  1. silent

    silent

    2022年10月06日(木)スタート

    毎週木曜22:00 / フジテレビ系

    詳しく見る

関連記事

  1. 「silent」鈴鹿央士、10テイク重ねたシーンに苦戦 Snow Man目黒蓮と喜ぶ姿も
    「silent」鈴鹿央士、10テイク重ねたシーンに苦戦 Snow Man目黒蓮と喜ぶ姿も
    モデルプレス
  2. 「silent」奈々(夏帆)の手紙のナレーションが春尾(風間俊介)だった理由「徹底した演出」と注目集まる
    「silent」奈々(夏帆)の手紙のナレーションが春尾(風間俊介)だった理由「徹底した演出」と注目集まる
    モデルプレス
  3. 「silent」想(目黒蓮)、第3話ラストシーンの回収・湊斗(鈴鹿央士)の報われた想いに「心打たれた」「見事なリンク」の声
    「silent」想(目黒蓮)、第3話ラストシーンの回収・湊斗(鈴鹿央士)の報われた想いに「心打たれた」「見事なリンク」の声
    モデルプレス
  4. 「silent」湊斗(鈴鹿央士)、想(目黒蓮)に隠した“ある行動”が話題「もしかして」「胸が痛い」考察巡らす声続々
    「silent」湊斗(鈴鹿央士)、想(目黒蓮)に隠した“ある行動”が話題「もしかして」「胸が痛い」考察巡らす声続々
    モデルプレス
  5. 2022年下半期「国宝級イケメンランキング」全順位発表 各部門首位は目黒蓮・鈴鹿央士・山田裕貴
    2022年下半期「国宝級イケメンランキング」全順位発表 各部門首位は目黒蓮・鈴鹿央士・山田裕貴
    モデルプレス
  6. Snow Man目黒蓮&鈴鹿央士「国宝級イケメン」各部門1位獲得「silent」“親友コンビ”の快挙に反響
    Snow Man目黒蓮&鈴鹿央士「国宝級イケメン」各部門1位獲得「silent」“親友コンビ”の快挙に反響
    モデルプレス

「ドラマニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 大河「べらぼう」謎の少年・唐丸(渡邉斗翔)に衝撃展開「まさか」「伏線であってほしい」の声
    大河「べらぼう」謎の少年・唐丸(渡邉斗翔)に衝撃展開「まさか」「伏線であってほしい」の声
    モデルプレス
  2. 朝ドラ「おむすび」前週から一気に6年経過、結(橋本環奈)&娘の現在・新キャラ続々のスピード展開が話題に「すごい」「大きくなった」
    朝ドラ「おむすび」前週から一気に6年経過、結(橋本環奈)&娘の現在・新キャラ続々のスピード展開が話題に「すごい」「大きくなった」
    モデルプレス
  3. 「御上先生」に「君の花になる」当時の役名入り小物登場が話題「エモすぎる」「本人がいるなんて奇跡」
    「御上先生」に「君の花になる」当時の役名入り小物登場が話題「エモすぎる」「本人がいるなんて奇跡」
    モデルプレス
  4. 「ホットスポット」泥水すすった強盗犯役は誰?思わぬ伏線回収に視聴者唸る「お見事」「最高にスカッとした」
    「ホットスポット」泥水すすった強盗犯役は誰?思わぬ伏線回収に視聴者唸る「お見事」「最高にスカッとした」
    モデルプレス
  5. 「ホットスポット」ラスト10秒で新キャラ登場 イメチェン姿披露&高橋(角田晃広)とのリンクに考察浮上「引っかかる」「一瞬誰か分からなかった」
    「ホットスポット」ラスト10秒で新キャラ登場 イメチェン姿披露&高橋(角田晃広)とのリンクに考察浮上「引っかかる」「一瞬誰か分からなかった」
    モデルプレス
  6. 【おむすび 第87話あらすじ】結、外科医の蒲田から指示受ける 翔也は理容店手伝う
    【おむすび 第87話あらすじ】結、外科医の蒲田から指示受ける 翔也は理容店手伝う
    モデルプレス
  7. 【朝ドラ「おむすび」】橋本環奈、逆プロポーズシーン本番前に涙 佐野勇斗との秘話&母親役への思い語る
    【朝ドラ「おむすび」】橋本環奈、逆プロポーズシーン本番前に涙 佐野勇斗との秘話&母親役への思い語る
    モデルプレス
  8. 松村沙友理、テレ東ドラマ初主演 “溺愛胸キュンラブコメ”「やぶさかではございません」実写化決定・共演は駒木根葵汰
    松村沙友理、テレ東ドラマ初主演 “溺愛胸キュンラブコメ”「やぶさかではございません」実写化決定・共演は駒木根葵汰
    モデルプレス
  9. 「ホットスポット」波乱の第2章開幕 「月曜から夜ふかし」がドラマに登場・スタッフ役も解禁
    「ホットスポット」波乱の第2章開幕 「月曜から夜ふかし」がドラマに登場・スタッフ役も解禁
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事