「私のこと忘れてない?」に丸一日後届いた返事は「電池切れてた。」眠れなかった私の反撃
金曜夜から始まった沈黙
金曜の夜21時、私は彼に「今日仕事どうだった?」とメッセージを送りました。普段なら30分以内に返信が来るのですが、その夜はいつまで経っても既読がつきませんでした。 彼は実家に帰っていると言っていました。たまにスマホを見ない時間があるのも知っているので、最初は「明日には返ってくるかな」と思っていました。仕事で疲れているのかもしれない、寝てしまったのかもしれない。そう自分に言い聞かせて、私は早めにベッドに入りました。 それでも、布団の中で何度も画面を確認している自分がいました。
眠れないまま迎えた朝
土曜の朝、目を覚ましてすぐにスマホを見ました。既読はついていません。「忙しい?」とだけ追加で送ってみましたが、それも未読のまま昼を迎えました。 夕方になっても何の動きもない画面を見て、不安が膨らんでいきました。
事故にあったのかもしれない、それとも、私のことが嫌になったのかもしれない。SNSで彼の名前を検索しても、新しい投稿は何もありません。 夜の21時、私は思い切って「私のこと忘れてない?」とメッセージを送りました。冗談めかした言葉でしたが、本当はもう怖くて仕方なかったのです。返信は来ませんでした。その夜、私はほとんど眠れませんでした。
丸一日後に届いた「電池切れてた」
日曜の朝9時。やっと、画面に通知が光りました。とっさに開いたメッセージは、たったひとことでした。「電池切れてた」。 それだけでした。一晩眠れなかった私への返事が、そのひとことだけだったのです。 「それ昨日の返信?」と打ちました。「うん」とだけ返ってきました。「丸一日?」「充電器忘れた」。短いやりとりが続きます。「心配したんだけど」と送ると、「ごめん」とひとこと。 何かが、すとんと落ちました。私が一晩中描いていた最悪の想像と、彼の「電池切れてた」のあいだにある温度差。それが私たちの距離なのかもしれない、と思いました。
そして...
私はしばらく考えてから、ひとつの通販サイトを開きました。モバイルバッテリー、充電器、ケーブル。3つをまとめてカートに入れて、彼の住所に届くよう注文しました。 そして最後に、こうメッセージを送りました。「もういい。充電器2つ持って」。 怒っている自分も、それを少し笑っている自分も、両方いました。
彼は明日「ありがとう」と言うかもしれないし、「重い」と感じるかもしれません。それでも、私は同じ夜をもう一度過ごしたくありませんでした。 電池が切れても、私の不安までは切らせない。そのくらいは、お互いに必要なんじゃないかと思っています。
(30代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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