それ運命じゃない。腐れ縁の正体
ヒドイ目にあっているのに憎めない。…迷惑ばかりかけられるのに、ときに魅力的に見えてしまう。…キライ、でも好き。好き? ううん、キライ。そんな彼との間柄を「腐れ縁」なんて諦めてますか?それとも「運命の恋」だと信じてる? 「前世からの因縁」だから別れられない?だけど…彼と続けていてほんとにいいですか?いつか幸せになれると思いますか?実は"キライで好き"には心理学的なカラクリがあるんです。今回は、"キライで好き"な彼との関係をどうすればいいのかを考えてみましょう!
その「好き」は本物の好き? それとも矛盾?

筆者が周囲を取材してみたところ、そういう面倒臭い(失礼!)彼氏のことで悩んでる女子ってみんな口を揃えて「もう別れたい」って言うんです。
でもそのあとで、「別れようと思うたびに逆の気持ちも湧いてきて…」とかなんとかムニャムニャおまけがね、くっついてる。
2番手扱いされてるのに「彼にも事情があるから」とか、ひどいことされても「彼も孤独で苦しんでて、」なんて。
ま、ご本人がいいなら文句ないですが、もし悩んでいてそんな女子に相談されたとしたら…まず聞いてみたい。というか、自分の心に聞いてみて欲しい!
“その好きは「本物の好き」ですか?”
なぜかというと、「本物の好き」ではなく「気持ちの矛盾を解決するための好き」である可能性が高いから。
これが冒頭で述べた心理学的なカラクリで、迷惑な人や、キライで厄介な人なのに、なぜかその人といると親切に世話をしたり協力させられてしまう…そんな矛盾が起きた状態を”認知的不協和”といいます。
そして人間の心はその不協和を解消するのに1番手っ取り早い方法として、なんと(厄介な)相手を”好きだ”と錯覚させることがあるのです。
しかも相手から受ける心理的、物理的な報酬が少ない方が、より相手を持ち上げたりかばったりする気持ちが生じやすいとか、人間って不思議です。
「錯覚」にコントロールされてない?
矛盾について知ったところで、もう一度彼との関係を見つめ直してみましょう。
もし彼から尊重されていないと感じるとしたら…2人の間には無言の上下関係があるのではないでしょうか?
わがままを言われてもなぜかあなたは従ってしまう。…
相手は迷惑ばかりかけるくせに、何かというと偉そうに説教をしてくる。…
「お前は危なっかしい」「1人じゃなにもできないだろ」
みたいな言葉をありがたがって聞いたりしていないでしょうか。
それが元凶です。
「彼が好き。彼がいないとダメ」という錯覚にコントロールされちゃってるんです。
敢えて言います。
彼がダメすぎて、彼から貰える喜びが少なすぎて、その都度がっかりしたり、彼から貰える少しの報酬を求める気持ちを「恋」だと錯覚してるだけですよ!!
「お前とオレは離れられない」
なあんてセリフ、言われたら嬉しくなるのもわかりますが、実はいつのまにか”そうか、離れられないんだ…”なんて刷り込まれちゃってないですか?
こういうのって運命や愛を語っているようで、別の側面からみると呪文みたいなもの。そう考えると恐いでしょう?
おわりに

いかがでしょうか?
厄介なタイプの男性に限って、なぜか拒めない強いエネルギーを持っていたりします。でもね、それって負のエネルギーの可能性が高いんですよ。
相手を尊重していないときに人が発するエネルギーは「ディスパワー」といってこちらのパワーを奪われてしまいます。
もしも、彼への気持ちに対して、
「こんなの愛じゃない!」
「愛されない矛盾を埋めるための錯覚かも?」
と気づいたら、思い切った決断をするときかも。
「愛とは奪うもの」なんて言葉がありますが、同時に「与えられるもの」もなきゃやってられません。
参考文献
「恋愛ダメ子の診療所」 三吉野愛子 日経BP社
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