浮気旅行を「出張」と言い張る彼→SNSを辿って旅行中に鉢合わせた結果
繰り返される「出張」
彼との関係は、穏やかで安定したものだと思っていました。週末にはよく一緒に過ごし、将来の話をすることも増えてきた時期。だからこそ、月に何度もある「出張」を疑うことなど、考えたこともありませんでした。
けれど、ある日のこと。彼がシャワーを浴びている間、テーブルに置かれたスマートフォンが光り、見慣れない女性の名前が表示されたのです。画面に映ったメッセージには「週末楽しみだね」という言葉。胸がざわつきましたが、その場では何も言えず、平静を装うのが精一杯でした。
それからというもの、私は彼の言動を注意深く観察するようになりました。「出張」のたびに持っていく荷物、帰宅後の妙に上機嫌な様子。点と点が少しずつ線になっていく感覚に、心は重く沈んでいったのです。
SNSに残された決定的な痕跡
確証が欲しい。そう思った私は、彼のSNSアカウントを調べることにしました。普段はあまり投稿しない彼でしたが、タグ付けされた写真を辿っていくと、見知らぬ女性と一緒に写る姿を見つけてしまいました。
背景に映るのは、有名な温泉。投稿された日付は、まさに彼が「出張中」だと言っていた週末と一致していたのです。
さらに、出張で使用するらしい宿泊施設の情報も出てきました。これらを頼りに、当日向かおうと思ったのです。
旅館のロビーで訪れた対面の瞬間
当日、私は一人で旅館を訪れました。ロビーのソファに座り、本を読むふりをしながら待っていると、見覚えのある後ろ姿が現れたのです。隣には、写真で見た女性の姿がありました。
チェックイン手続きを終えた二人がこちらを向いた瞬間、彼と目が合いました。その表情は、驚きを通り越して凍りついたよう。女性は状況が理解できず戸惑っている様子です。
私はゆっくりと立ち上がり、彼の前に歩み寄りました。「出張、お疲れさま」。その一言だけを伝えると、彼は何も言い返すことができませんでした。言い訳の余地もない現実を前に、長い沈黙が続いたのです。
そして...
その後、私たちは別れを選びました。彼からは何度か連絡がありましたが、応じることはしませんでした。3年という時間を思うと胸が痛みましたが、あのまま何も知らずに結婚していたらと考えると、確かめに行った自分の判断は間違っていなかったと思えます。
今は少しずつ日常を取り戻しながら、自分自身の時間を大切に過ごしています。傷が完全に癒えたわけではありませんが、前を向いて歩いていこうという気持ちは、確かに芽生えています。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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