息子夫婦の食事中に息子が嫁のお皿と交換→一口食べた息子の表情を見て私は全身が固まるような感覚を覚えた
嫁への料理、「少しくらい」と思っていた
息子夫婦が訪問するたびに、私は腕を振るって料理を作ってきました。夫も息子も「美味しい」と笑顔で食べてくれる。その光景が、私にとっての喜びでした。
ただ、お嫁さんのお皿だけは、少し違いました。煮物の味付けを変えたり、ハンバーグに十分に火を通さなかったり。「これくらいのことは大したことではない」と心のどこかで言い訳をしながら、毎回続けてしまっていたのです。
お嫁さんが私の視線に気づいていることはわかっていました。息子を取られたような寂しさを、どこにぶつければいいかわからないまま、食卓という場所で小さな意地悪を繰り返していました。
息子に相談されても「そんなことない」と押し通した
ある日、お嫁さんが息子に何かを打ち明けているようでした。「私の料理だけおかしい気がするの」という内容だったようです。息子は私のところへ確認には来ませんでしたが、「母さんがそんなことするわけないだろ」と言ってくれているのが聞こえました。
息子が私の味方をしてくれている。その事実に、罪悪感よりも安堵を感じてしまった自分がいます。お嫁さんが「私の勘違いかもしれない」と引き下がった様子を横目に、私は何食わぬ顔で台所に戻りました。
お皿が交換されたあの瞬間
いつものように食事が始まり、私はそれぞれのお皿を並べました。お嫁さんのものだけ、また少し塩を多く入れました。 するとお嫁さんが、何気ない様子で「ねえ、今日はあなたのお皿と交換してみない?」と息子に言ったのです。
息子は「別にいいけど」とお皿を受け取りました。 一口食べた息子の箸が、止まりました。「なんだこれ…しょっぱすぎる」。息子の視線がこちらに向く前に、「あら、味付け間違えたかしら」と取り繕いましたが、声が上ずっていたと思います。お嫁さんは何も言わず、ただ黙ったままでした。
そして…
息子夫婦が帰ったあと、私はしばらく食卓の前に座っていました。息子があの場で何も言わなかったのは、帰りの車の中でお嫁さんに謝るためだったのだと、後から気がつきました。
嫁への嫉妬や寂しさは、本物の気持ちだったかもしれません。でもそれを、食卓という場所で、料理という形で向けてしまったことは、どう言い訳しても間違いでした。息子が変わってくれたように、私自身も変わらなければならない。あの日のお皿が、私にそう教えてくれた気がしています。
(60代女性・主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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