夫婦旅行についてくる義姉家族「数人増えたって変わんないよ」→旅行先で姿を消してみた
突然の「私たちも行く」宣言
今年の旅行先は、前々から二人で行きたいと話していた温泉地。半年前から宿を予約し、どこを観光しようかと計画を立てていました。
ところが出発の2週間前、義姉から突然連絡が入りました。「その旅行、私たちも一緒に行っていい?子どもたちも連れて行きたいの」と。義姉家族は義姉夫婦と小学生の子ども2人の4人家族。
私はすぐに「二人で計画した旅行なので……」とやんわりお断りしたのですが、義姉は「大丈夫大丈夫、数人増えたって変わんないよ」と軽い調子で押し切ってきます。夫に相談しても「姉さんがそこまで言うなら……」と煮え切らない態度。結局、私の意見は聞き入れられないまま、義姉家族の同行が決まってしまいました。
旅行初日から崩れていく計画
迎えた旅行当日。集合場所に現れた義姉家族を見て、私は目を疑いました。なんと義姉の両親、つまり義父母まで一緒にいたのです。「お義父さんたちも温泉行きたいって言うから連れてきちゃった」と悪びれる様子もありません。
2人の旅行が、気づけば8人の大所帯に。私が予約していた宿は当然キャパオーバーで、急遽別の宿を手配する羽目になりました。移動も私たちの車1台では足りず、レンタカーを追加で借りることに。追加費用は当然のように私たち夫婦が負担させられました。
「細かいことは気にしないで楽しもうよ」という義姉の言葉が、どこか他人事のように響きます。夫は家族の対応に追われ、二人で過ごす時間など一切ありませんでした。
決意した翌朝
旅行2日目の朝、私は早くに目が覚めました。隣で眠る夫の寝顔を見ながら、じっと考えを巡らせます。
朝食の時間、義姉が「今日は遊園地に予定変更ね」と当たり前のように言い出しました。もともと予定していた観光スポットは、夫と二人で何度も話し合って決めた場所。それを簡単に変えられることに、限界を感じたのです。
私は夫の手を取り、小声で言いました。「私たちだけで行こう」と。夫は少し驚いた顔をしましたが、私の真剣な表情を見て、そっとうなずいてくれました。
朝食後、義姉たちが部屋に戻ったすきに、私たちは宿を出発。誰にも告げず、本来の計画どおりの場所へと車を走らせたのです。
そして...
義姉からは何度も電話がかかってきましたが、その日はそのまま過ごしました。久しぶりに夫と二人きりで歩く観光地は、想像以上に心地よいものでした。
帰宅後、義姉からは「ひどい」と文句を言われましたが、夫が毅然とした態度で「元々二人の旅行だったんだ」と伝えてくれました。義姉は不満そうでしたが、それ以上は何も言ってきません。
あの旅行をきっかけに、夫は義家族との距離感を考え直してくれるようになりました。「来年は絶対に二人だけで行こう」と笑う夫の横顔を見て、私は穏やかな気持ちになれたのです。自分の気持ちを伝えることの大切さを、改めて感じた旅行となりました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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