浮気のアリバイ工作を誤爆した彼→「送り先間違えてるよ?」と伝えてみたら
何気ない夜に届いた違和感
その日、私は仕事を終えて自宅でゆっくり過ごしていました。彼とは「友人の家で宅飲みしてくる」とやり取りしていたので、特に気にせず過ごしていたのです。夜10時頃、スマートフォンが鳴りました。彼からのメッセージかと思って開くと、そこには不思議な内容が表示されていました。
「ごめん、彼女にお前と飲んでるってことにしてるから、口裏合わせてくれない?」
読み返しても意味がわからず、しばらく画面を見つめていました。これは私に送るはずのメッセージではない。そう気づいたとき、胸の奥がすっと冷たくなりました。
冷静に返した一言
動揺しながらも、私は感情的にならないよう深呼吸をしました。問い詰めたい気持ちはありましたが、まずは事実を確認することが大切だと思ったのです。そこで、できるだけ落ち着いた文面で返信することにしました。
「送り先間違えてるよ?」
既読がついたのは数秒後でした。そこから彼の返信が来るまで、5分ほどの沈黙がありました。その間、私はスクリーンショットを撮り、冷静に状況を整理していました。ようやく届いた彼の返信は、予想通りの言い訳から始まっていたのです。
「ごめん、会社の先輩に頼まれて送った冗談だから」
苦しい言い訳だと思いました。けれど私は、ここで追及せずに「そうなんだ」とだけ返しました。この時点で、私の中では一つの決意が固まりつつあったのです。
集めた証拠
その後、私は彼の行動を注意深く観察するようになりました。残業と言っていた日に、SNSで別の場所にいる写真が投稿されていたこと。共通の友人から「最近誰かと会ってるみたいだよ」と聞いたこと。点と点がつながっていきました。
決定的だったのは、2週間後に届いた彼からのメッセージでした。
「来週の土曜、友達と飲み会だから会えない。ごめんね」
しかし私は、その日に彼が別の女性と会う約束をしていることを、すでに知っていました。共通の知人が偶然その会話を聞いており、教えてくれていたのです。証拠は十分でした。私は彼に連絡し、直接会って話がしたいと伝えました。
そして...
約束の日、私は彼に別れを告げました。最初の誤爆メッセージのスクリーンショットを見せると、彼は何も言えなくなりました。言い訳を重ねようとする彼に、私は「もう気持ちは決まっているから」と伝えました。
泣いたり怒鳴ったりはしませんでした。ただ、自分の選択に誇りを持てる別れ方をしたかったのです。帰り道、少しだけ涙がこぼれましたが、それは悲しみよりも安堵に近いものでした。
あれから数ヶ月が経ち、今は新しい仕事に挑戦しながら、自分の時間を大切に過ごしています。あの誤爆メッセージは辛い出来事でしたが、真実を知るきっかけをくれました。誠実でない関係に時間を費やさずに済んだことを、今では前向きに捉えています。信頼できる人との未来を、これからゆっくり築いていきたいと思います。
(20代女性・看護師)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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