「惣菜は手抜きすぎる」妻にそう言い続けた俺→全部惣菜の日に爆食して夜に気づいたこと
「手抜き」という言葉
妻と同じ時間に帰宅する日が多いにもかかわらず、夕食の準備は妻に任せきりでした。キッチンに立つ妻の背中を見ながら、自分はソファでくつろいでいる。そんな日々が、いつの間にか定着していたのです。
惣菜が食卓に並ぶと、つい「また惣菜?手抜きすぎる」と口にしていました。笑いながら言っていたつもりで、深く考えてはいなかったのです。その言葉が妻にどう届いているかを、想像しようとすらしていませんでした。疲れた体で準備してくれている相手に対して、なんと無神経だったのか。当時の自分には、まるでわかっていませんでした。
全部惣菜だった日
ある夜の食卓に、いつもより品数の多いおかずが並んでいました。唐揚げ、煮物、サラダ。どれもおいしくて、気がつけばいつもより多く食べていたほどです。
食事も終わりかけたころ、妻がぽつりと「今日のおかず、全部惣菜なんだけど」と言いました。自分ではまったく気づいていなかったのです。お皿に盛りつけられ、ちゃんと食卓に並んでいる。それだけで十分においしく、何の不満もありませんでした。
妻の毎日を初めて考えた
その夜、布団の中でずっと考えていました。妻は仕事を終えてから、毎日何かを考えながら夕食を用意していたのです。惣菜を選ぶときも、何を買えば喜ぶか、栄養のバランスはどうかと考えていたかもしれない。それなのに自分は、出てきたものに文句をつけていた。
惣菜だろうと手料理だろうと、疲れた日に食卓を整えてくれることそのものが、どれだけありがたいことか。気づくまでに時間がかかりすぎました。謝っても足りないとわかりながら、それでも妻に素直に「ごめん」と伝えたのは、あの夜のことです。
そして...
それからは、買い物を買って出る日をつくるようにしました。週末にキッチンに立ってみると、段取りを考えること、火加減を見ながら別の作業をすること、どれも思った以上に気力のいる作業でした。妻が毎日当たり前にこなしていたことが、少しだけ体でわかるようになったのです。
惣菜を選ぶことも、料理をすることも、どちらも家族のために考えた結果。どちらが上でも下でもありません。二人でやれることを少しずつ分け合うようになってから、食卓がずいぶん穏やかになったように感じています。
(30代男性・IT)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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