マッチングアプリで意気投合した彼「誠実が取り柄」→初デートで発覚した“ある嘘”
「誠実さが取り柄です」という言葉に惹かれて
Mさんがマッチングアプリを始めたのは、仕事が落ち着いてきた頃のこと。友人の勧めもあり、「まずは気軽に」という気持ちで登録しました。
そんな中、Tさんという男性からメッセージが届きます。プロフィールには「誠実さが取り柄です。嘘のない関係を築きたいと思っています」と書かれていました。その言葉に好感を持ったMさんは、返信を送ることに。
やり取りを重ねるうちに、Tさんの丁寧な言葉遣いや、こちらの話に耳を傾けてくれる姿勢に安心感を覚えていきました。「この人となら、いい関係が築けるかもしれない」。Mさんの中で、少しずつ期待が膨らんでいったのです。
待ち合わせ場所で感じた小さな違和感
初デートの日、Mさんは約束の駅に少し早めに到着しました。緊張しながら周囲を見渡していると、一人の男性がこちらに向かって歩いてきます。
「Mさんですか?」
声をかけてきたその人を見て、Mさんは一瞬言葉を失いました。プロフィール写真とは明らかに印象が違っていたからです。写真では30代前半に見えた彼ですが、目の前にいるのはどう見ても40代後半ほどの男性。髪型も体型も、画面越しに見ていた姿とはかけ離れていました。
それでもMさんは、「写真写りの問題かもしれない」と自分に言い聞かせ、笑顔で挨拶を交わします。しかし、心のどこかでは「何かがおかしい」という思いが消えませんでした。
会話の中で明らかになった[
もうひとつの嘘"
カフェに入り、二人で向かい合って話し始めました。Mさんは気持ちを切り替えて、まずは会話を楽しもうと心がけます。
ところが、話を進めるうちに違和感は大きくなるばかり。アプリでは「会社員」と書いていた彼ですが、詳しく聞いてみると現在は無職とのこと。「転職活動中で」と説明する彼の目は、どこか泳いでいるように見えました。
さらに、年齢についても「実は少しサバを読んでいて…」と告白されます。プロフィールには34歳と記載されていましたが、実際は47歳だというのです。
「誠実が取り柄」と語っていた彼の言葉が、Mさんの頭の中で何度もこだましました。信じたかった気持ちと、裏切られた悲しさが複雑に入り混じります。
そして...
その日のデートは、予定より早く切り上げることになりました。帰り道、Mさんは自分の中にある気持ちを整理していきます。
「悲しい」「悔しい」。そんな感情はもちろんありました。けれど同時に、「早い段階で気づけてよかった」という思いも湧いてきたのです。
この経験を通じて、Mさんは改めて「自分が大切にしたいこと」を見つめ直すきっかけを得ました。誠実さとは、言葉だけでなく行動で示すもの。そのことを、身をもって学んだのかもしれません。
(30代女性・アパレル)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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