「女子力高い!」はハラスメント⁉ 嫌がらせになる言動3選

2025.03.12 17:53
提供:恋学

「女子力が高い」という言葉、褒め言葉だと思ってあらゆるシーンで乱用していませんか? 気にせず女性へ伝えてしまうと、ハラスメント扱いされる危険性があります。そこで今回は、実際にあったエピソードを踏まえて女子力ハラスメントになる言動を男女別にまとめてみました。いい人間関係を築いていくために大切なことも押さえていきましょう。

【男性編】女子力ハラスメントになる言動

「女性なんだから華を出して」

「以前働いていた会社では、来客対応やお茶出しはすべて女性の役割。少し不愛想な後輩が、ある日上司に『もっと女性なんだから笑顔で接客して。女子力上げていこうよ。』と注意されていてとても嫌な気分になりました。」(30代/女性/フリーランス)

いまだにお茶出しや接客は女性の仕事と割り振っている会社は多いよう。

いくら上司でも男性から「女性が出た方が華がある」「笑顔で接客するだけでいい」なんて言われたら、バカにされている気分になりますよね。


気配りの強要
気配りの強要
恋学[Koi-Gaku]

「会社で飲み会があったとき、男性上司が頼み終わったあと毎回メニュー表を私に手渡してくるのです。『私、見ないです。』と言うと『女子なんだからこれくらい管理してよ。』と一言。意味が分かりませんでした。」(20代/女性/会社員)

「合コンでサラダが配膳されたとき、『結局ここでサッと取り分ける女子がやっぱいいわ。』と男性陣が大盛り上がり。女性陣は興ざめしてすぐ帰りました。」(20代/女性/会社員)

令和の時代も女性は気配りをして当然だと思っている男性は一定数生存しています。

サラダのとりわけやメニュー表の管理くらい大人なんだから自分でしてほしいものです。


「すっぴんはやめて」

「昔付き合っていた彼氏は、女性に夢見がちな部分がありました。できることは合わせてあげていたのですが、旅行へ行ったとき『お風呂上がりでも可愛い女子は、ナチュラルメイクしてるもんでしょ?』と言われて一気に冷めました。」(30代/アパレル関連)

こちらのエピソードは、雑誌やテレビで「すっぴんメイク」という言葉が流行った時代に言われた一言だったそう。

すっぴんや女性のムダ毛にやたら厳しい男性も女子力ハラスメントしていると言えるでしょう。


【女性編】女子力ハラスメントになる言動

おばさんの固定概念
おばさんの固定概念
恋学[Koi-Gaku]

「仕事でファイリングしていたとき、大雑把な私を見て『これくらい女子だったらきれいにまとめなきゃ。』と言われました。」(20代/女性/会社員)

「昔お局さんに『私の時代は男性が働きやすくするために動くのが当たり前だった』と熱弁されたときは、さすがにドン引きしました。」(30代/女性/事務関連)

昭和を生き抜いたおばさんたちは、女子力があることを当たり前だと思っています。

そのため、つい「女子なんだから」と注意してハラスメント行動を繰り返してしまうようです。


自ら女子力アピール

「会社の先輩は、会社のゴミを集めて回ったり、声掛けしたりと女子力アピールがかなり高めです。他の女性社員も比べられるのでやめてほしいです。」(30代/女性/IT関係)

女性の敵は女性と言いますが、異性の前でだけ女子力をアピールして周りを踏み台にする人は意外と多いです。

モテるために周りを巻き込まず自分の仕事に集中してほしいものです。


女子力ハラスメントと思われないために気を付けたいこと

性別での役割分担をやめる

ひと昔まえであれば、「男性が重い荷物を持つ」「女性は水回りや接客業務を行う」など、性別による役割分担があったかもしれませんが、令和の時代は全く通用しません。

そもそも、仕事や役割の適正は性別で決まるものではありません。

どんな雑用も人にやらせようとするのではなく、どんな立ち位置であっても自分が進んで行うことで自然と女子力ハラスメントを防止できるでしょう。


昔と今を比べない

昔は女子力が高いことは褒め言葉のように使われていましたが、現代では「女性らしい」というのは勝手な決めつけになってしまいます。

昔はよかったからと考えを改めずに行動していれば、女子力を無意識のうちに強要していることになりかねません。

やりづらいこともありますが、今の考えへ少しずつアップデートしていくことが大切です。


同性だからと強要しない

つい同じ女性だと「できて当たり前」を相手に強要してしまいますが、何気ない押しつけが女子力ハラスメントにつながります。

たとえ同性だとしても、考え方や価値観は人それぞれ。

「女性なんだからメイクくらいしたほうがいい」「もっと周りに気を配れるはず」など女性を理由にした固定概念は捨てましょう。

性別ではなく、1人1人個性が違うことを意識すれば、女子力ハラスメントを防止できます。


女子力ハラスメントは加害者にもなる!

実際にあった女子力ハラスメントエピソードから、被害者はもちろん加害者の立場になっていたことに気づいた方も多いのではないでしょうか?

何気ない一言で傷つけたり、女性に雑用や考え方を押し付けている可能性は誰しもあります。

女子力ハラスメントを他人事だと決めつけず、ぜひ仕事や私生活で気を付けてみてください。


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