豆原一成がJO1メンバーへの感謝を告白「仲間が自分を強くしてくれた」

2025.05.04 17:51

JO1・豆原一成が5月4日、都内で開催された映画「BADBOYS -THE MOVIE-」完成披露上映会に、INI・池崎理人、兵頭功海、西川達郎監督と共に登壇した。

JO1とINIのメンバーが映画初共演の話題作

同作品は、シリーズ累計発行部数5500万部を誇る田中宏による伝説的不良漫画を映画化したもので、仲間の存在が自分を強くし、仲間を守るため拳を交わす、真っすぐな男たちの友情を描く青春物語。映画初主演となる豆原が桐木司を、映画初出演となる池崎が司と一生の絆を築く川中陽二をそれぞれ演じる。JO1のメンバーとINIのメンバーが初めて同一映画作品に出演することでも話題に。

裕福な家の一人息子だった桐木司(豆原)は、幼いころから自分を助けてくれた伝説の不良・村越に憧れ、家出。族の戦国時代において最強チームの「卑威巣斗(BEAST)」に仲間入りを志願するも追い返され、逃げる途中で川中陽二(池崎)に出会う。陽二は、中村寿雄(山中柔太朗)、岩見エイジ(井上想良)とともに司に不良になるための心構えを教え、いつしか4人は仲間になっていく。そんな4人に、弱小チーム「極楽蝶」七代目・トシは、「廣島Night's(ナイツ)」との抗争のためメンバーに加わってほしいと頼む。元ナイツの幹部である寿雄は、抗争を避けようと、ナイツのトップ・ヒロに会いに行き、けがを負ってしまう。憤る司らは覚悟を決め、ナイツと極楽蝶の闘いがはじまる――。

観客を前にして主演であることを改めて実感

登壇した豆原は「めちゃくちゃ緊張してます。ちょうど1年前に撮影していたんですけど、ここに立ってようやく自分がこの映画の主演を務めたんだというのを改めて実感していて…。本当にありがとうございます」と感無量で語り、「みんなのおかげなので、これから『BADBOYS』を盛り上げられるように(宣伝活動を)頑張りたいと思います」と述懐。

また、初主演について「人見知りなもので、『座長という形で現場を盛り上げるには、どうやってやればいいんだろう？』みたいな部分があったんですけど、理人だったり『極楽蝶』のメンバーに助けられながら、監督にもアドバイスを頂いて、僕らしく務めることができたんじゃないかと思います」と回顧。

すると、西川監督が「豆ちゃん(豆原)が人に声をかけてくれるようになってから、現場の熱も上がってすごく良くなった」と明かした。

豆原一成が西川達郎監督の暴露にはにかむ

そんな中、アクションシーンの話題に。豆原は「筋トレばっかしてました。まあ、今もなんですけど(笑)。本当に撮影の合間にトレーニングに行って、撮影が終わったらトレーニングに行って、撮影前のトレーニングに行って…」と打ち明ける。

すると、西川監督が「この2人(豆原、池崎)は、本番が始まる直前まで腕立て伏せして、(2人の)『はい、できました』で、『よーい、スタート』みたいな」と裏話を披露。西川監督の暴露に豆原は苦笑しながら、「ちょっとでも(胸筋を)デカく…」とはにかみ、会場を沸かせた。

ほか、登壇者たちが作品の内容にちなみ「自分を強くしたもの」を明かす一幕も。豆原は「これは確実にJO1じゃないですかね。ここに立たせていただいているのも、主演をさせていただいているのもJO1のおかげですし、いろんな活動も、皆さんがここに来てくださっているのもJO1があってこその自分だと思っているので。だからこそ、僕以外のメンバー10人には感謝ですし、仲間が自分を強くしてくれたというのは、この作品ともすごく通ずるものがあります」とコメントし、会場内には万雷の拍手が降り注いだ。

◆取材・文＝原田健

※池崎理人の「崎」は立つさき、卑威巣斗の「卑」はこざとへんに卑、「巣」はあなかんむりに果が正式表記