Travis Japan・松田元太はキックベースで、水上恒司はベースボールで大“ヒット”を祈願＜たべっ子どうぶつ THE MOVIE＞

2025.04.22 10:49

松田元太(Travis Japan)と水上恒司が、4月21日に都内で行われた映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」“ヒット”祈願イベントに登壇した。

水上恒司「26の歳でこのピチッとしたパンツを履くのは...」

1978年に発売された国民的人気のおかし「たべっ子どうぶつ」が映画化。おなじみの動物たちがフル3DCGアニメーションとなって命が吹き込まれた。個性豊かでモフモフな動物たちがスクリーンで大暴れ。笑いあり、感動ありの癒し系エンターテインメント大作が完成した。

喜怒哀楽激しめの不動のクセ強リーダー「らいおんくん」の声を担当するのは松田。そして、包容力のある頼れる頭脳派「ぞうくん」の声を水上が担当する。松田はサッカーのユニフォーム姿で、水上は野球のユニフォーム姿で現れた。

水上は「まだ報道陣の皆さんから何のイジリもないので恥ずかしい」と言って、「4〜5年前に、とある番組で野球の格好をしたことはありましたけど、26の歳でこのピチッとしたパンツを履くのは...いい年になりそうだなと思います(笑)」」と照れながら語り、松田は「皆さんにも機会があれば着てほしいくらい着心地がいいです」とお薦めした。

イベントにはらいおんくん、ぞうくんの他に、わにくん、ねこちゃん、かばちゃん、ぺがさすちゃん、さるくん、うさぎちゃん、きりんちゃん、ひよこちゃんも登場。

水上恒司「高校時代は全然バットにボールが当たらなかったので...」

今回のヒット祈願は、サッカー経験者の松田はらいおんくんとのコンビでキックベースを、野球経験者の水上はぞうくんとのコンビでベースボールでチャレンジ。それぞれボールを「大ヒット」と描かれたボードに当てる(ヒットさせる)と成功というルールになっている。

まずは水上＆ぞうくんコンビが挑戦。水上がバッティング指導を行うが、腕の短いぞうくんは残念ながらうまくヒットさせることはできずチャレンジ失敗。ぞうくんの代打で挑戦することになった水上は「高校時代は全然バットにボールが当たらなかったので、今日はこんなに大きなボールで。とても制作の方々の優しさを感じています」と感謝。

見事、一度目でボードに当てたが、当たった位置が低かったため納得できず、再度挑戦。今度はボードを越える大きな当たりとなり、MCから「ホームラン！」と認定され、成功となった。

松田がシャビをイメージして蹴ったボールが水上に直撃

松田＆らいおんくんコンビは、松田がボールを転がすピッチャー役を務め、らいおんくんが足で蹴飛ばすバッター役。すると、野球でキャッチャーをしていた水上がプロテクターを装着した姿で登場し、キャッチャー役を買って出た。

一投目、らいおんくんは足に当たるがボールは真横に飛んでいき、二投目も空振りとうまくヒットさせることはできず。松田に「大丈夫、大丈夫」と励まされたらいおんくんは、三投目はボールが前に転がり、ボードにヒットさせた。

松田も「素晴らしかったですね！」とらいおんくんを褒めるが、MCから「でも、ゴロでしたからね」と言われ、松田も代打として挑戦することとなった。ピッチャーを務めるのは水上。

松田は「バルセロナが好きだったんです。その当時のシャビ(・エルナンデス)ですね。正確なシュートを打ちます」とイメージトレーニングはバッチリ。そしてボードにもヒットさせ、大成功。

しかしMCから「水上さんはホームランを打ってるんですよ」と言われ、再度チャレンジすると松田が蹴ったボールが水上を直撃。松田の「避けてたら絶対に(ホームランに)行ってた！」という主張に水上は「ふざけんな！」と返すが、MCから「これはある意味“大ヒット”ですね」と称賛。

しかし、グダグダになりそうだったのでラスト1回チャレンジすることとなり、今度はバシッと決めてスッキリした様子。

松田は「いろんな感情になって、温かくて素敵な作品」と太鼓判

チャレンジを終えて、松田は「水上くんとぞうくんとの協力プレイもすばらしかった。らいおんくんとのペアもいいなと。いつかTravis Japanにもらいおんくんが来て助けてもらったり、一緒に歌ったり踊ったりできたらいいなと夢がまた一つ見つかりました。楽しかったです」と満足げな表情を見せた。

映画に関して、子供だけでなく大人に見てほしいポイントを聞かれると、水上は「普遍的なところですかね。子どもが見てハッとさせられるようなことって、大人が見ても通じる部分があると思うので、お子さんと一緒に大人の方にも楽しんで見てもらいたいなと思います」と答えた。

松田は「たべっ子たちは『武器なし、策なし、意気地なし』って言われてるんですけど、セリフの一つ一つというか、しゃべってることが大人の方にもグサッと来たりするので、きっといい時間が過ごせると思います」と話し、「本当に本当に楽しめて、クスッと笑えたり、涙がポロッと出たり、いろんな感情になって、温かくて素敵な作品になっていますので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいなと思います」というメッセージで締めくくった。

◆取材・文＝田中隆信