ディーン・フジオカ、松坂桃李のパートナー役に決定 寺尾聰の歌唱シーン入り予告も解禁【父と僕の終わらない歌】
2025.03.08 12:00
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俳優のディーン・フジオカが、映画『父と僕の終わらない歌』(5月23日全国公開)に出演決定。あわせて、予告映像も解禁された。
寺尾聰が歌唱「父と僕の終わらない歌」予告映像解禁
出演者の1人である、佐藤栞里が優しい声音でナレーションを務める今回の予告映像。寺尾演じる間宮哲太が小さな車内で高らかに歌を歌う姿や、本格的な衣装を着たサンバダンサーに囲まれ楽し気に踊る姿、パブで「乾杯!」と大声で音頭を取る姿など「歌が大好きで、破天荒な父」というナレーションをまさに体現するような、明るいシーンの連続から始まる。しかし直後、自宅の場所がわからなくなってしまったことをきっかけに、アルツハイマー型認知症と診断されてしまう哲太。そんな父のかつての夢だった「歌手になること」を再び叶えようと動き出す雄太や、周りを取り巻く温かな横須賀の仲間たち。だが少しずつ記憶が薄れていく哲太はついに息子である雄太に「知らないか?うちの息子のこと」と問いかける…。“記憶をなくしても、愛は残るー” 世界中を感動させた奇跡の実話をもとにした極上の感動大作の幕が、この春上がる。
そして、今回解禁された予告映像では実際に寺尾が歌っている「Volare」を聴くことも。デビュー以来歌手としても活躍し、日本レコード大賞と日本アカデミー賞をどちらも受賞した経験のある芸能界唯一の“二刀流”である寺尾。俳優と歌手人生が初めて交わる本作では、劇中に登場する楽曲の選曲、アレンジも自ら手がけ、演奏も長年音楽活動を一緒にしてきたバンドメンバーと担当するなど音楽面でも映画に命を吹き込んだ。哲太の人生を背負って歌う、芝居と音楽が融合する姿も見どころとなっている。
ディーン・フジオカ「父と僕の終わらない歌」出演決定
さらに、本作の新キャストとしてディーンの出演も解禁。今回ディーンが演じる亮一は、松坂演じる雄太のパートナーであり、父のアルツハイマー型認知症の発覚により実家に帰ることとなる雄太の背中を優しく押す、温かな雰囲気のあるミュージシャンという役柄だ。2016年放送のNHKドラマ『喧騒の街、静かな海』で寺尾が父、ディーンが息子役で共演しており、本作のオファーについてディーンは「“親父”に久しぶりに会いにいくか!という感じでした。コロナもあり、寺尾さんとはだいぶご無沙汰になってしまっていたので、この映画があったお陰ですごくいい機会をもらったなと思いました」と喜びを溢れさせた。寺尾もディーンの出演が決まった直後に連絡を入れたそうで「“息子へ”というタイトルで熱いメールをいただきました。『会えるのを楽しみにしている』、『今回出てくれてありがとう』と親父からメールが来て、自分も本当に心から、久しぶりにお会い出来るのを楽しみにしていたので、現場で久しぶりに再会して嬉しかったです」と撮影に入るまでの裏話を明かした。
「父と僕の終わらない歌」奇跡の実話が映画化
2016年、イギリスでYouTubeに投稿された1本の動画が、世界中を感動させた。ドライブの車中で楽しそうに歌う父と息子。助手席に座り、抜群の歌唱力で伸びやかに歌い上げる父テッド・マクダーモットは、アルツハイマー型認知症を患っている。この動画は同じ境遇にある世界中の家族に感動と希望を与え、再生回数は6000万回以上を記録。さらにこれがきっかけとなり、父テッドは80歳にしてCDデビューを果たし、イギリス最高齢の新人歌手となった。この奇跡の実話をもとに映画化が決定。日本を舞台に、横須賀に生きる父と息子に置き換え、それぞれの愛と葛藤、家族や友人たちに支えられながら、アルツハイマーの父が若き日に諦めたレコードデビューの夢を、再び叶えようとするまでの感動の物語を描く。(modelpress編集部)
ディーン・フジオカコメント
オファーをいただいた時は、“親父”に久しぶりに会いにいくか!という感じでした。コロナもあり、寺尾さんとはだいぶご無沙汰になってしまっていたので、この映画があったお陰ですごくいい機会をもらったなと思いました。出演が決まった後すぐに、“息子へ”というタイトルで熱いメールをいただきました。『会えるのを楽しみにしている』、『今回出てくれてありがとう』と親父からメールが来て、自分も本当に心から、久しぶりにお会い出来るのを楽しみにしていたので、現場で久しぶりに再会して嬉しかったです。前回の共演以来、食事に連れていってもらったり寺尾さんのライブにお邪魔したり、メールのやりとりをさせてもらったり。毎回すごく色々なことを教えてもらっていて、『かっこいいなぁ』と、いつも親父の背中を見ているような感じです。今回も楽屋で俳優部みんなを包むような包容力や、久しぶりに親父のでっかいハートを、大きな包み込むような愛を感じました。人生を込めたこの作品、ご家族と、お友達と、是非劇場でご覧ください。
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