北村匠海、自身の“悪いところ”告白 朝ドラ「あんぱん」現場でも「相当顔が引きつっていたんじゃないかな…」【悪い夏】
2025.02.17 20:09
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俳優の北村匠海が17日、都内で行われた映画「悪い夏」(3月20日公開の)舞台挨拶付き完成披露上映会に、共演の河合優実、窪田正孝、木南晴夏、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜、メガホンをとった城定秀夫監督とともに出席。自身の悪いところを明かした。
北村匠海「悪い夏」出演は即快諾
第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだ染井為人の傑作小説を映画化した本作。真面目に働いていた市役所勤務の公務員・佐々木守(北村)が、ふとしたきっかけでとんでもない犯罪行為に巻き込まれていく姿を描くサスペンス・エンターテインメント。北村は、脚本を読んで即、出演を快諾したそうで「本にすごく力がありました。脚本自体にパワーを感じて、そのあとに原作を読んだんですけど、原作から改変されているところにも納得いくものがあったし、『悪い夏』という映画として世の中に発信する上でよさが詰まっているなと思いました」と語り、城定監督とも仕事がしたかったそうで「親友と呼べる磯村勇斗が『ビリーバーズ』という映画で、主演で城定さんとやられていて、それでずっとマネージャーさんともしゃべっていた最中、すぐお話がきたので二つ返事でといったところでした」と理由を明かした。
また、北村と河合は本作で初共演したそうで、共演した感想を聞かれると、色仕掛けで佐々木を犯罪へと巻き込んでゆく育児放棄寸前のシングルマザー・林野愛美役を演じる河合は「現場で一つひとつに対して真剣なところが伝わってきますし、お芝居とか作品を作ることが心から楽しいと思って現場に毎日きてる方だなと感じました」と北村の印象を語り、北村は「すごい人が出てきたなという印象だったんですけど(笑)、一緒にやっていく中で、芝居とかシーン一つひとつにおける、見ている角度が(自身と)近いなと感じて、河合さんと同じ目線でシーンを見ている感覚があったので、すごく気持ちのいい時間だなと思っていました」と吐露した。
さらに、自分が演じたキャラクター以外で好きなキャラクターを尋ねられると、北村は竹山ピストルが演じたドラッグの売人・山田を挙げ「非常にクズでしたね。でもピストルさんの人柄は、ものすごく腰も低いですし、気遣いだったり、にこやかに現場にいる柔らかさみたいなものも滲んでいて、憎めないんですけどクズなんですよね。それが憎たらしかったですね」とコメント。
河合は「チャンス大城さんが出られているんですけど、全カット探したほうがいいと思います。すごくチャーミングです」とおすすめすると、北村は「後日談で、チャンスさんと仕事をした友だちがいて、『悪い夏』のお話をされていたらしくて、ずっとバラエティのドッキリだと思って撮影していたんですって。僕のことを本物と思っていなかったらしくて、ドッキリだと思っていたら本当に映画だったっておっしゃられていて、“ウソだろ…”って。僕はそっくりさんだと思われていました。芸人さんって大変だなと思いました」と目を丸くしながら裏話を披露し、会場の笑いを誘った。
北村匠海「自分のワルいところ」語る
イベントでは、本作のタイトルにちなみ「自分のワルいところ」をフリップで発表する企画も行われ、「サプライズが苦手です」と答えた北村は「心は喜んでいるんですけど、まったく表に出せないので、頑張ってお芝居をするんですけどその芝居がド下手で(笑)、なかなかしんどい瞬間があったりしますね。ありがたいんですけど申し訳ないなって気持ちになっちゃうので、極力やめていただきたいです」とお願いして会場を沸かせ、現在撮影中だという朝ドラ『あんぱん』でも盛大にサプライズをやってもらったそうで「段取りで自分が想定していない芝居をしだして、どでかいあんぱんを渡されて、そこに『誕生日おめでとうございます』って書いてあって、すごく嬉しかったんですけど多分、相当顔が引きつっていたんじゃないかなって思います(笑)」と苦笑した。同じ質問に「方向音痴」と答えた河合は「悪意とかはないんですけど、生まれてからずっと方向音痴です。道はまだケータイでマップが使えるのでいいんですけど、こういう建物が1番わからないですね。ドアを開けたらどっちに行けばいいかわからないし、トイレに入って出たらどっちに行けばわからないみたいな毎日です」と頭を抱えた。(modelpress編集部)
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