SixTONES松村北斗「10年くらい秘めていた」“大泉洋マニア”な夢明かす 本人驚き「それは素晴らしい」【ディア・ファミリー】
2024.06.14 21:31
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SixTONESの松村北斗が14日、都内で行われた映画「ディア・ファミリー」初日舞台挨拶に、主演の大泉洋、共演の福本莉子、菅野美穂、川栄李奈、新井美羽、メガホンをとった月川翔監督とともに登壇した。
大泉洋、家族への思い語るも脱線
本作は、世界で17万人もの命を救うことになる「IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテル」が誕生するまでの日々と、家族の関係を感動的に紡ぐ物語。生まれつき心臓病疾患を持ち“余命10年”と宣告を受けた娘・佳美(福本)の命を救いたい一心で、小さな町工場を経営する宣政(大泉)が奮闘する姿を描く。本作を通して改めて感じた“家族への想い”を尋ねられると、大泉は「私は両親に『映画というのは公開になって週末3日間が大事』だと。この3日間の間に必ず映画に行けと」と脱線しはじめ、高齢の両親から「年寄りが3日間のうちに行けって言われても大変なんだよ。私たち2人が行って何かが変わるのか」と言われても、「いいから行け!」などとやり取りをしたことを明かして会場の笑いを誘い、「私は一体何を言いたいのか」と我に返っていた。
続けて、菅野は「私の母は今度の火曜日に行くと(言っていた)」と打ち明けると、大泉は「ちょっと遅いですね。火曜じゃダメ。電話番号教えてください。私が言います。(今週末に)『行け』と」とダメ出しをし、流れで菅野から「週末が大事なんです!」と強めに声をかけられた松村は「怒られてますよ、僕…。もちろん映画もCDも全部そうですよ」と言い返した。
そして、福本は「大阪出身なので、高校を卒業して上京してからはなかなか家族が一堂に会することがなくなってしまったんですけど、この映画を見て“家族に会いたいな”という気持ちになりましたし、毎日が永遠に続くわけではないから、気恥ずかしいけど家族には感謝を伝えられるときは伝えなきゃなと思いました」としみじみと語り、大泉は「こういうことです」と反省すると、福本は「でも初動は大事です。姉は休みを取って行くって言っていました。絶対泣いて目が腫れちゃうから、休みを取って見に行くねって。『明日、明後日に行って』って言っておきます」と大泉に賛同した。
さらに、新井と川栄も家族への感謝を語ると、大泉は「親に電話して、『今週末じゃなくていい』って伝えます。(娘役)3人の話を聞いて、感謝が足りなかったなと…。心が汚れていました、僕。親への感謝の気持ちを伝えないといけないですね」と猛省した。
松村北斗「10年くらい秘めていた」夢とは
坪井家の5人が一通り答えて場を盛り上げたのち、研究医時代に宣政と出会い、後に研究を手伝うことになる医師役を演じた松村は同じ質問を聞かれると「喋りづらいって」と苦笑して笑わせつつ、「この作品は親から子への無償の愛(が描かれている)というか、僕が主である家族はないわけで、3姉妹に近い感覚というか、実は子どもたちも同じくらいの気持ちで親には生きていてほしいというか、そういう思いがあるよなと僕は最終的に行き着いて、そういう思いって教えられないと見失っちゃうので、僕みたいにまだ息子、娘の立場である人には、そういう思いを探して見てもらいたいし、自分が主である人は、子どもはそう思っているんだと知りながら、逆も然りだよという風に見てほしいなと思いますし、僕は親にそんな思いを馳せていましたね」と熱く語った。また、次に叶えたい夢を聞かれると、松村は「僕は大泉さんのかねてからのファンというかマニアで、大泉さんがやられてきた舞台とか、大泉さんが作ってきた舞台とかありますが、どれか1つリメイク的にいつかできたら」と目を輝かせると、大泉は「えっ!? それは素晴らしい!」と目を丸くし、「SixTONESで下荒井兄弟をしようよ」と提案すると、松村は「大泉さんが脚本を書かれて演出もされたTEAM NACSさんの5人の家族の話で、SixTONESでやってみたいんですけど、仲間があと5人いまして、1人多いんですけど」と説明。
これに、大泉が「じゃあ1人辞めさせて」とコメントすると、松村は「バカを言うんじゃないです。うちは1人でも欠けたら意味がないんです。(大泉の作品のために1人辞めたら)一生恨みます」と大泉を叱りつつ、「なんとか下荒井を6人でやれたら、僕はこの人生クリアだと思います。10年くらい秘めていた思いです」と吐露。大泉が「じゃあSixTONESにやってもらえるように6人バージョンで書き下ろしますわ。これは台本料、だいぶ入るね」と声を弾ませると、松村は「小さい劇場でやってやろうかな」と返して笑わせた。
最後に、締めのコメントを求められた大泉は「大泉洋に泣かされるのは悔しいと思う方もいるかもわかりませんが、どうぞ見てください。大泉洋は嫌いでも『ディア・ファミリー』は嫌わないでください」と前田敦子の名言を引用してコメントすると、前田の後輩である川栄は「それちょっと…ダメです。大泉さんのじゃないです(笑)」と突っ込んで会場を沸かせた。(modelpress編集部)
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