伊藤健太郎、筧美和子から絶賛され報道陣にアピール「ここ使ってください」<静かなるドン>
2023.04.19 14:52
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俳優の伊藤健太郎が19日、都内で行われた映画「静かなるドン」(前編:5月12日~18日、後編:5月19日~25日に上映)の完成報告会見に、出演・総合プロデュースの本宮泰風、共演の筧美和子とともに出席。筧からの絶賛を受け、報道陣にアピールする場面があった。
伊藤健太郎主演映画「静かなるドン」
関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子だが、「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている近藤静也(伊藤)。仕事ができないと怒られながらも、同僚の秋野明美(筧)に淡い恋心を抱き、普通に働く毎日。それが静也の幸せだったが、生活が一変する事件が起きてしまい…。普通に生きたいだけなのに、新鮮組の危機に直面した静也。いったいその危機とは?そして新鮮組の行く末は…というストーリーが展開される。
伊藤健太郎、人気作主演に喜び
人気作の主演を務めた心境を聞かれた伊藤は「『静かなるドン』という作品は、名前は知っていて実際に触れたことはなかったんですけど、そんな世代ではない僕も知っているような有名作品に、そして静也役として出させていただけるとお聞きしたときは素直に嬉しかったですし、すごく気合を入れて現場に向かいましたね」とコメント。デザイン会社で働く“昼” 静也と、新鮮組での“夜”静也というギャップのある役を演じているそうで、そのギャップをどのように演じたのか尋ねられると「デザイン会社で働いているシーンはまとめて撮らせてもらったんですよ。夜の静也をバーっと撮らせてもらって、3日・4日間くらいでギュッとまとめてデザイン会社のシーンを撮るときは、まったくテンションも違いますし別の作品にインするくらいの気持ちで現場に行きました」と告白。
「1番意識したのは姿勢と言いますか、ちょっと猫背っぽい感じとか、ビジュアルにギャップがあればあるほど面白いんじゃないかなと思ったので、あとはテンションMAXで自分がやれる最大のテンションで演じさせていただきました」と語った。
伊藤健太郎、筧美和子から絶賛受ける
伊藤と共演しての感想を聞かれた筧は「本当に撮影がハードだったんですけど、いつも元気に『おはようございます』って入ってきてくれて、スタッフのみなさんのことも元気付けて盛り上げていて、お芝居も“昼” 静也、“夜”静也を完璧にこなしていて、何をしても安心して投げ返してくださったので、座長として頼れる安心感がありました」と絶賛。「そういう安心感の中でやらせてもらって、明美という役も静也に引っ張ってもらいながら演じることができたなって感謝しています」と微笑むと、これに伊藤は「ここ使ってください!」と報道陣にお願いをして笑いを誘った。
伊藤健太郎、“あえて原作を読み込まない”役作り語る
続けて、“夜”静也のスタイルを初めて着た際の心境を聞かれた伊藤は「やっぱりサングラスのインパクトってすごく強いんだなというのは改めて思ったというか、夜の街であのサングラスをかけて、スーツをバシッと決めていると、『静かなるドン』の中にいる静也の感じがして、ふと鏡に映った自分を見て“静也やってるな”って思いましたね。それだけでもテンションが上がりました」と目を輝かせた。事前に静也のイメージを膨らませていたのかと質問されると「何かからエッセンスをもらうみたいなことはあえてせずに、自分の中で生まれてくるものと、監督と話し合いをするものと、令和版の『静かなるドン』の台本の中身を1番大事にしようと思ったので、あえて原作を読み込むこともしませんでしたし、前作に実写されたものを見ずに現場に入ったので、新しい令和ならではのものができたんじゃないかなと思っていますね」と自信を覗かせた。
筧美和子、回答の変化に伊藤健太郎から「何かあったんですか?」
そんな伊藤が演じた“昼” 静也と“夜”静也のどちらが個人的に好みか質問された筧は「撮影時にも聞かれて、そのときは“夜”静也って答えたんです。“夜”静也のほうが刺激的な気がして『“夜”静也です』って言ったんですけど、今は“昼” 静也だなって(笑)」と回答。伊藤から「何かあったんですか?(笑)」と突っ込まれると、筧は「どっちにも魅力があるなと思うんですけど、“昼” 静也はかわいいですね。一生懸命でいつも真っ直ぐでピュアでかわいいなって。この数か月で変わりました(笑)」と吐露した。
伊藤健太郎、寺島進からビンタ
さらに、印象的な共演者を聞かれた伊藤は、静也と対立する鬼州組の組長・坂本健役を演じた寺島進の名前を挙げ「いろんな作品で見させていただいていたので(共演が)すごく嬉しくて、現場で初めてお会いして本当にフランクな方というか、僕に対してもすごく物腰柔らかく受け入れてくださいました」としみじみ。「ただ、芝居の中で寺島さんが(伊藤に)ビンタをするシーンがあったんですよ。そのシーンがテイクを重ねるごとにどんどん強くなっていくという(笑)。本宮さんが『まだいけるって言ってます』って言って、(伊藤は)言ってないのに(笑)。終わる頃、ここ(頬)が赤くなってるみたいな。でも画で見たときに迫力もあるし、すごく素敵だなって思いましたね」と声を弾ませた。
これに、本宮から「撮影後に寺島さんの食事のお誘い断ったよね」と暴露されると、伊藤は「いやっ、違うんです。本当にごめんなさい…(笑)。タイミング的に行けなくて」と慌て、本宮は「また誘うって言ってました」と明かした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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