稲垣吾郎、SMAP時代からの変化語る「一番はじっこで大人しくしていて」<窓辺にて>
2022.11.17 20:47
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俳優の稲垣吾郎が17日、都内で行われた主演映画『窓辺にて』舞台挨拶に、共演の中村ゆり、今泉力哉監督と登壇。SMAP時代からの変化を明かした。
稲垣吾郎主演「窓辺にて」
本作は、妻についてある悩みを持つ主人公のフリーライター・市川茂巳(稲垣)、市川の妻・紗衣(中村)、高校生作家・久保留亜(玉城ティナ)らが織りなす大人のラブストーリー。『愛がなんだ』『街の上で』『猫は逃げた』など次々と話題作を連発する稀代の映画監督・今泉が務めた。稲垣吾郎、SMAP時代からの変化明かす
5日に行われた公開記念舞台挨拶を、新型コロナウイルスに感染したことによる療養のため欠席した稲垣は、「公開の時はまさかのタイミングで新型コロナウイルスに感染してしまいましたが、見ての通り元気になりました。本当にご心配とご迷惑をおかけしました」と頭を下げ、「楽しい時間を過ごせたらなと思います」と意気込んだ。
本作を映画館でも鑑賞したという稲垣は、「不思議ですよね。自分がいる感じが…。映画館でみなさんの後頭部を見ながら映画を観るのが特別な時間でした」と振り返り、冒頭でMCがフリーライター役をフリーター役と間違えたことから「バレなかったですね。フリーターみたいな雰囲気で変装していったんで」と話して、会場の笑いを誘った。
近年、ラジオのパーソナリティーやMC、対談の仕事も多く「うれしい」と喜ぶ稲垣は、「昔はMCの仕事が今ほどなくて、5人グループの一番はじっこで大人しくしていて、前髪をいつも気にしていてミステリアスな感じだったんですけど、最近は意外とよくしゃべるなと思います」とSMAP時代からの変化を伝えると同時に、「本当に自分を見ているようだなという場面がいっぱいありました。『演じてないんじゃないの?』と言われることも多いですが、最高の誉め言葉でもあったりします」と自分とリンクした役との出会いに感激していた。
そんな稲垣について、知られざるエピソードを披露する今泉監督。パフェを食べるシーンでは稲垣が静かに揺れているそうで、今泉監督は「ダンサブル吾郎」と命名。さらに、留亜が米津玄師の「Lemon」を口ずさむシーンでも、稲垣の手がリズムを刻んでいたという。稲垣は無意識だったようで、「踊り大好きなんで」と体が自然と動いた理由を推測した。また、同じパフェのシーンで「『パフェを押さえながらしゃべっていた』と香取慎吾くんが指摘してくれた。『あれ、吾郎ちゃんじゃん!』って(言われた)」と明かし、“素の自分”が出ていることに照れ笑いを浮かべた。(modelpress編集部)
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