成田凌&前田敦子、映画再共演 “異世界”で出会う恋描く<コンビニエンス・ストーリー>
2022.04.13 08:00
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俳優の成田凌が主演を務め、女優の前田敦子が出演する映画『コンビニエンス・ストーリー』が、8月5日に公開されることが決定した。
成田凌&前田敦子が再共演「コンビニエンス・ストーリー」
主演で、スランプ中の若手脚本家・加藤役に扮するのは成田。『ビブリア古書堂の事件手帖』『スマホを落としただけなのに』(18)の演技で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。映画初主演を飾った周防正行監督作『カツベン!』のほか、『チワワちゃん』『愛がなんだ』(19)、『糸』(20)など話題作への出演が相次ぎ、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)では第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、今の日本映画界に欠かせない存在の成田が、とあることから異世界を彷徨うことになった若き脚本家(もしくは若き青年)を演じる。そして不思議なコンビニ・リソーマートで働く惠子を演じるのは前田。アーティスト、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍し、『もらとりあむタマ子』(13)では第23回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞を受賞、他『イニシエーション・ラブ』(15)、『モヒカン故郷に帰る』(16)、『旅のおわり世界のはじまり』『葬式の名人』(ともに19)など作品ごとに演技の幅を拡げ続けている前田が、本作では妖艶な人妻を演じる。『くれなずめ』(21)で初共演、息ぴったりの成田と前田が、本作では異世界で出会い恋をする不思議な距離感のキャラクターで再共演。
そして監督・脚本はテレビドラマ「時効警察」シリーズ(06~)や『インスタント沼』(09)、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(18)、『大怪獣のあとしまつ』(22)と、その独特なオフビート感で熱烈なファンを持つ三木聡。本作ではコンビニが入口のちょっとした異世界へ、我々を誘う。
企画は、ジャパンタイムズで日本映画の批評を行う映画評論家でプロデューサーのマーク・シリング。イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭の日本映画のコンサルタントも務めるマークが三木監督の才能にほれ込みに本作をオファー、5年間ふたりで企画を温め、ようやく本作が誕生した。(modelpress編集部)
成田凌コメント
念願の三木組。デビュー前からご一緒したかった三木聡監督、ご一緒できて嬉しいです。脚本を初めて読ませて頂いたときに、これだー。とガッツポーズしました。不思議な世界へ皆様をお連れします。ぜひ映画館でニヤニヤ見ていただけたらと思います。前田敦子コメント
コンビニの店員ですが異世界の方の店員。なんだか普通では当たり前にいられない三木さんの世界観を思う存分味わえた撮影期間は終始夢見心地でした。本作の三角関係はほんとに奇妙です(笑)。どんな映画になっているのか、私も楽しみです。三木聡(監督・脚本)コメント
「謎は謎だから謎であり、全ての謎は解けてしまえば謎ではない」。エレクトリックソウルマンの有名なセリフですが、その通りだと思います。突然、現れる不可解な薬による不可解な眩暈と不可解な不倫の男女関係。それは、成田凌、前田敦子はじめ濃密な俳優達との濃密な時間の中で醸成されて行きました。果たして、この映画はどこに行こうとしているのか?今となっては監督の私にすら判らないのです。お願いです、探さないで下さい。
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