嵐・二宮和也主演「浅田家!」邦画史上初の快挙
2020.10.19 11:05
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嵐の二宮和也が主演を務める映画『浅田家!』が、「第36回ワルシャワ国際映画祭」で最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を受賞。これは邦画史上初の快挙となった。
二宮和也主演「浅田家!」が「第36回ワルシャワ国際映画祭」最優秀アジア映画賞受賞
今月10月9日~18日の間、開催されていた「第36回ワルシャワ国際映画祭」の国際コンペティション部門に出品にされていた今作。現地時間10月17日16時30分(日本時間23時30分)からワルシャワ市内の映画館マルチキノにて授賞式が行われ、最優秀アジア映画賞を獲得。「ワルシャワ国際映画祭」においての最優秀アジア映画賞は、邦画作品では初の受賞となった。
二宮和也主演「浅田家!」受賞理由
今作のプレミア上映は、現地時間10月14日に、ワルシャワ市内の映画館マルチキノ(キャパ366席)で上映され、観客の反応は非常にポジティブであり、中には、「中野(量太)監督にお礼を伝えてください」という観客もおり、多くのシーンで笑いが起こった。また、今回の授賞理由についてある審査委員は、「今作は、現在の混沌とした時代にこそ必要とされる希望に満ちた、非常に感動で楽しい作品でした。誰もが大きな心を持ち、純粋な夢を決して諦めない、ユニークなある家族の悲しみと喜びの描写が素晴らしく、私たちは最優秀アジア賞(NETPAC賞)を授与いたします」と述べており、「ワルシャワ国際映画祭国際」コンペティション部門グランプリでは、これまでも2004年に『別離』でベルリンのグランプリ、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアスガー・ファルハディ監督の『美しい都市(まち)』(日本劇場未公開)や、2010年、『ブレードランナー2049』で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『灼熱の魂』、2013年、『COLD WAR あの歌、2つの心』のパヴェウ・パヴリコフスキのアカデミー賞外国語映画賞受賞作『イーダ』などが受賞しており、後の巨匠監督の初期の作品が多く受賞しているという特徴があり、今後中野監督、二宮のさらなる飛躍が期待される。
なお、ワルシャワ国際映画祭での邦画作品の受賞は、2007年『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(吉田大八監督)のフリースピリットコンペティション部門大賞受賞以来となる。(最優秀アジア映画賞は、コンペティション部門に関わらず、今年のワルシャワ国際映画祭で対象になったアジア映画12本の中から今回『浅田家!』が選ばれた)
二宮和也、受賞に歓喜「大変驚きました」
二宮の出演作が、海外の映画祭に選出されるのは『硫黄島からの手紙(2006年)』での、第57回ベルリン国際映画祭、第79回アカデミー賞のノミネート、『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~(17年)』での第2回マカオ国際映画祭での公式上映、『検察側の罪人(18年)』の第38回ハワイ国際映画祭への出品以来となる。また今月21日から開催の第25回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門にも正式招待されており、日本のみならず世界中へ広がっていく。今回、新型コロナウィルスの影響で残念ながら渡欧し、映画祭に出席できなった二宮と中野監督は、この吉報を耳にし、喜びのコメントを発表。二宮は「まずは監督、受賞おめでとうございます!朝起きて、『最優秀アジア賞を受賞しました』という知らせが深夜に来ていたことを知り、大変驚きました。人から人へ気持ちが伝わったことが嬉しいです。それだけでも嬉しいです」と心境を明かし、「最初から賞を目的として、作品に参加したわけではありませんが、こういった映画祭があるからこそ、世界の人に観ていただく機会があり、世界中にある“家族というものの一つの形”を感じて頂くことができたのかなと思います」とコメントした。
二宮和也主演映画「浅田家!」
父、母、兄、自分の4人家族を被写体に、“家族がなりたかったもの”“家族でやってみたいこと”をテーマに様々なシチュエーションでコスプレして撮影、ユニークな家族写真を世に送り出した写真家・浅田政志。そんな彼が撮影した2冊の写真集を原案に、『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)でその年の映画賞を総なめにした中野監督が、実話に基づき、独自の目線でオリジナルストーリーとして映画化。二宮は、無茶で自由奔放ながらどこか許せてしまう人間味溢れるキャラクター・政志を演じる。(modelpress編集部)
二宮和也コメント全文
まずは監督、受賞おめでとうございます!朝起きて、「最優秀アジア賞を受賞しました」という知らせが深夜に来ていたことを知り、大変驚きました。人から人へ気持ちが伝わったことが嬉しいです。それだけでも嬉しいです。最初から賞を目的として、作品に参加したわけではありませんが、こういった映画祭があるからこそ、世界の人に観ていただく機会があり、世界中にある“家族というものの一つの形”を感じて頂くことができたのかなと思います。賞をいただけたことはもちろん光栄ですが、映画を観た皆さんの感想で、たくさんの方が久しぶりに映画館に行ったきっかけが『浅田家!』だと言ってくれているのを知り、すごく嬉しかったです。色々な価値観の人が集まって一つのスクリーンで同じものを共有できる映画館という場所に人が戻ってきて、お客さんが「よかった」と言ってくれる作品を作れたことが何より素晴らしいと思います。中野量太監督コメント全文
この映画が言葉の壁や国境も超えて海外の人にも受け入れられたということがとても嬉しいです。国際コンペティション部門に選ばれた理由も「この苦しい時代だからこそ、こういう映画が必要だ」というものだったのですが、受賞理由も同じだったと聞いて嬉しかったです。この映画は家族の話なので、世界共通だと思いました。東日本大震災の中で苦難にぶつかっても、希望を見つけて乗り越え、前に進むという話なので、世界の方々にも理解をして頂けたんだと思います。日本の映画ファンの方々が、この作品で映画館に帰ってきてくれたというお話を聞いて、世界の映画ファンも帰ってきてくれるきっかけの映画になってくれたらいいなと。受賞理由を聞いて、もしかしたらそういう役目をもった作品なのかもと感じたので、今、上映できていることが嬉しいです。
【Not Sponsored 記事】
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