嵐・二宮和也主演「浅田家!」ワルシャワ&釜山国際映画祭出品決定<本人コメント>
2020.09.22 11:30
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嵐の二宮和也が主演をつとめる映画『浅田家!』(10月2日公開)が、第36回ワルシャワ国際映画祭と第25回釜山国際映画祭に出品されることが決定した。
ワルシャワ国際映画、国際コンペティション部門に出品
ワルシャワ国際映画祭は、1985年から、ポーランドの首都・ワルシャワで開催されている、世界15大映画祭の一つに数えられる映画祭。今年は10月9日~18日の10日間開催される。『浅田家!』は、14日にインターナショナルプレミアとして、<国際コンペティション部門>に出品されることが決定。
<国際コンペティション部門>は、ワルシャワ国際映画祭の最高賞(ワルシャワ・グランプリ)を選ぶ部門で、今年も世界各国から15作品が選出されており、『浅田家!』はこれまで邦画が受賞したことのない最高賞のワルシャワ・グランプリを狙う。
これまでも、2004年に『別離』でベルリンのグランプリ、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアスガー・ファルハディ監督の『美しい都市(まち)』(日本劇場未公開)や、2010年、『ブレードランナー2049』で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『灼熱の魂』、2013年、『COLD WAR あの歌、2つの心』のパヴェウ・パヴリコフスキのアカデミー賞外国語映画賞受賞作『イーダ』などが受賞しており、ワルシャワの国際コンペティション部門のグランプリは、後の巨匠監督の初期の作品が多く受賞しているという特徴がある。
釜山国際映画祭、オープンシネマ部門に正式招待
同じく10月に開催される第25回釜山国際映画祭<オープンシネマ部門>に正式招待されることも決定。釜山国際映画祭は1996年に創設された、韓国・釜山で開催されるアジア最大規模の映画祭。<オープンシネマ部門>は、人気、芸術性に富んだ新作や国際的に評価された作品が、6作品選出され、メイン会場である「映画の殿堂」の野外スクリーンにて釜山最大の座席数(6000席規模)で上映される釜山国際映画祭を代表する部門。
今年は10月21日~30日の開催期間で『浅田家!』は、<オープンシネマ部門>で唯一の邦画として上映される。
二宮和也「とれも嬉しく思う」
二宮の出演作が、海外の映画祭に選出されるのは『硫黄島からの手紙(2006年)』での、第57回ベルリン国際映画祭、第79回アカデミー賞のノミネート、『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~(2017年)』での第2回マカオ国際映画祭での公式上映、『検察側の罪人(2018年)』の第38回ハワイ国際映画祭への出品以来となる。二宮は「映画『浅田家!』が、ワルシャワと釜山、2つの国際映画祭への出品が決定したこと、とても嬉しく思います。本来ならば僕も参加してそれぞれの国の皆さんと一緒に観たかったのですが、コロナの影響で今回それが叶わず残念です。“家族の絆”、“写真のチカラ”と、とても普遍的なテーマのある作品なので、きっと楽しんで頂けると思います!こんな今だからこそ、この作品の持つ温かさと優しさが、海を越えて世界中に広がっていくことを祈っています」とコメントしている。
「観ている人がポジティブになれるような映画を上映したいという理由で選出」
海外映画祭への出品について、本作を企画した小川真司プロデューサーは「ワルシャワ国際映画祭に関しては、コロナ禍で世界が混乱している中なので、 観ている人がポジティブになれるような映画を上映したいという理由で選出されたそうです。さらに、アジアとヨーロッパという二つの市場で勝負したいと考えていた際に、釜山国際映画祭からもオープンシネマ部門という非常に大きなキャパシティを誇る代表的な部門でのご招待をいただいた」と話した。二宮和也主演「浅田家!」
写真家・浅田政志氏の2つの写真集「浅田家」「アルバムのチカラ」を原案に、中野量太監督が独自の視点と脚本で、実在する家族の物語に挑む同作。4人家族の次男坊として育ち、幼い頃から写真を撮ることが好きで、写真家になった浅田政志を主人公に、家族の「愛の絆」「過去と今」をユーモアを交えながら描き、“家族とは何か?”を深く問いかける。主演の二宮は、実在の人物に初挑戦。無茶で自由奔放ながらどこか許せてしまう人間味溢れるキャラクター・政志を、圧倒的な存在感と演技力で魅せる。
共演の妻夫木聡は、やんちゃな弟・政志を温かく見守る心優しい兄・幸宏を演じる。(modelpress編集部)
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