松岡茉優「自分のことを疑わなくてよかった」子役時代からの夢叶える<蜜蜂と遠雷>
2019.09.23 18:13
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女優の松岡茉優と俳優の松坂桃李が、23日に都内で開催された映画「蜜蜂と遠雷」音楽を楽しむ親子試写会に出席した。
松岡茉優、2分の1成人式で発表した夢を叶える
恩田陸による同名小説を映像化した本作は、とあるコンクールを舞台にピアニストたちが織りなす人間模様を描く。当日は会場に詰めかけた子どもたちが二人に質問を行うコーナーがあり、小さいころに自分の将来が予想できていたかを聞かれた松岡は「8歳の頃から子役をやっていまして、なんとなく芸能界、ないしは女優さんになりたいなと思っていたんです」としたうえで、自身の1/2成人式に言及。そこでは、夢を発表する一幕があったそうで「『私は将来、女優さんになって、大人からも子供からも愛される女優さんになって、将来はレッドカーペットを歩きます!』って言ったんですよ」と振り返り、これを聞いた松坂は「すごい。叶ってるんじゃないですか?」と尋ね、松岡は「えへ。まあね」とニッコリ。続けて松岡は「そしたら、隅の方にいた教師陣がね、ちょっと笑ったんですよ。失笑ですね。『あ、恥ずかしい』みたいな。『10歳にもなって…』みたいな感じで笑われたんですよ」と回想する。
松岡茉優「自分だけはその夢を疑わないで」 子供たちにエール
未来を信じない教師陣に腹を立て「『見てろよ!』って思った」という松岡は「それは私の中ではいい思い出ではなかったけど、無事というか、レッドカーペットを歩かせていただいたんですね。昨年、初めて。その時に『見返してやったぞ!』という気持ちよさよりは、自分のことを疑わなくてよかったなって思いました。だから、周りが信じてくれない夢があっても、自分だけはその夢を疑わないで、信じてあげてほしいなって思います」と、子供たちにエールを送っていた。「蜜蜂と遠雷」は、史上初の快挙となる<直木賞>(第156回)と<本屋大賞>(2017年)のW受賞を果たし、恩田陸の新たな代表作となった傑作。
10月5日、松岡茉優・松坂桃李・森崎ウィン・鈴鹿央士らをキャストに迎え実写映画として公開予定。
本作は、国際ピアノコンクールを舞台に、世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、才能、運命、そして成長を描いた物語。かつて国内外のジュニアコンクールを制覇するも、13歳のときに母を亡くし、「ピアニスト」になることから長らく逃げてきた元天才少女・栄伝亜夜を松岡、社会人となり妻子を持ちながらも夢を諦めきれず、最後のチャンスと決意してコンクールにエントリーした高島明石を松坂、音楽エリートとして超名門音楽院に在籍し、優勝候補最有力の重圧に挑むマサルを森崎、そして、今は亡き世界最高のピアニストが遺した謎の少年・風間塵を鈴鹿が演じる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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